ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

中国新聞「フクシマとヒロシマ」

2011-10-31 | 放射能関連情報
 中国新聞で「フクシマとヒロシマ」という連載記事が掲載されています。
 現在まとめられて、「ヒロシマ平和メディアセンター」のHPでよむことができます。
 リンク先はこちらです。  


 同サイトの記事「事故25年 終わらぬ被曝」の中で
「ベラルーシ国内のスーパーでラベルに「放射性物質の排出を促進する」と書かれた商品を目にした。買ってみると、中身はリンゴの香りがする茶褐色の粉末。セシウムの排出を促すというが、科学的な裏付けはないらしい。サプリメントの感覚で買う人がいるそうだ。」

・・・という記述がありますが、これ粉末でしかもスーパーで売られている、というところからして、ペクチン配合セルロースのことですね。
 ペクチン配合セルロースについてはこちらをご覧ください。

 ペクチンが体内放射能排出を促進する働きがあることは、ベラルーシ保健省もウクライナ保健省もロシア保健省も認めています。(早く日本でも公式に認めてほしいです。)
 私はこれを飲んで体内の放射能がついにゼロ(不検出)になりました。詳しくは10月8日付の記事「自分で試してみます。10月3日の測定報告」をご覧ください。


チェルノブイリ原発事故・その10年後 NHK-BS「癒されぬ傷跡(スイスTSI制作1998)」

2011-10-29 | 放射能関連情報
この番組について教えてくださった方がいますので、このブログ上でもお知らせします。
ベルラド放射能安全研究所の創立者で、前所長だった故ワシーリイ・ネステレンコ教授が登場する部分は文字起こしされていますので、ぜひご覧ください。 
 もしネステレンコさんが今もご存命でしたら、福島第1原発の事故のことを何と言っていたでしょうか・・・。

それから書き起こし文中の
「私たちはペクチンをベースにした新しい薬(※ビタペクト2(Vitapect-2)のことか?)を見つけました。ウクライナで製造されているものです。」
 という部分ですが、これはビタペクトではなく、ヤブロペクトのことです。



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チェルノブイリ原発事故・その10年後 NHK-BS「癒されぬ傷跡(スイスTSI制作1998)」

 
http://www.youtube.com/watch?v=ybdALmiIWG0&list=PL8802979B19B18836&index=1


(原子力物理学者ワシーリー・ネステレンコ教授のパートの書き起こし)
 原発を保有している国々は、チェルノブイリの事故から何の教訓も得なかったように思えます。ベラルーシ共和国の人口はおよそ1000万。その四分の一はチェルノブイリの周辺地域に住んでいます。しかも子どもが50万人もいるんです。事故からもう10年以上経つのに、そういう人々の安全はいまだに確保されていません。そんなテクノロジーが存在していいものでしょうか。
あの事故の後、私は西側諸国の原発を見学しました。しかし彼らは、「あなたの国の原発と違って、我が国の施設は極めて安全です」と言うばかりでした。そして万が一のときの安全対策も、半径20、30キロの距離でしか考えられていませんでした。200キロ以上離れていてもまだ危険だというのに。
(ナレーション)
ネステレンコ教授はチェルノブイリ事故の直後から被害の拡大を少しでも抑えようと努力してきました。そして1990年から93年にかけてベラルーシ、ウクライナ、ロシアの三ヶ国にまたがる専門家独立委員会を組織しました。独立委員会は独自に調査を進め人々の受けた被害が国際原子力機関の公式発表より大きなものであることを訴えています。
(ネステレンコ)
チェルノブイリに隣接した地域から取れる作物は今後数十年間汚染されたままでしょう。ベラルーシには甲状腺ガンに侵された子どもが驚くほどたくさんいます。事故から10年以上もの間、放射線に汚染された食べ物を摂り続けているせいで、住民の免疫力は著しく低下しています。さまざまな感染症に対し、とても弱い状態になっているんです。私はそれを核によるエイズと呼んでいます。
(ナレーション)
ネステレンコは最も汚染のひどい地域にいくつもの食料放射線管理センターを設置。地元の医師や教師たちに専門知識を伝え、特に子どもたちの身を汚染から守るよう働きかけてきました。しかしそのような施設の多くは財政的な事情から閉鎖に追い込まれました。わずかに存続しているものもヨーロッパのNGOから受けている資金援助が頼りです。アイルランドから寄贈された救急車に乗り、放射線の量を測定する機器をたずさえて、ネステレンコは汚染地域を巡回しています。人体の汚染状況を調査し、改善するためです。
(ネステレンコ)
残念なことに多くの子どもたちの身体が今も放射能にむしばまれています。例えば事故現場から200キロ以上離れた村でも、子どもたちのうち23パーセントが白内障にかかったり、失明したりしています。その村では84パーセント以上の子どもたちに不整脈が見られました。まるで心筋梗塞の予備軍です。というより、すでに多くの若者が心筋梗塞にかかっているような状況です。
およそ80パーセントの子どもが、胃炎や潰瘍を患っています。特にひどいのは12歳から15歳の子どもたちです。胃の粘膜が萎縮し、まるで70過ぎの老人のようになっています。つまり放射線の影響を受けた子どもたちは、命の炎を急速に燃やし尽くし、将来病気になることが確定しているんです。
私自身、同じような状況にあります。体内でいくつかの酵素を作る能力が失われてしまったので、食べられるものがごく僅かしかありません。もう慣れてしまいましたけどねえ。科学者の放射線被曝許容量は、一般市民の十倍とされています。いろいろな自衛手段を知っているためです。普通の人より健康で、放射線に強いからじゃありません。
(画面が切り替わり診療所のような場所)
ネ「魚は調べたんですか?」
父「他の人に食べてもいいと言われましたけど…」
ネ「子どもは1キロあたり37ベクレル以上の放射能を含んだものを食べてはいけません。これは70ベクレルもありますよ。あなたは釣りを?」
父「はい。趣味で」
ネ「なるほど、それで合点がいきました。とにかく子どもに与えてはダメです」
父「子どもたちはそんなにたくさん食べてませんよ。ただ私が食べていると、ねだるのでちょっと味見させているだけです」
(ネステレンコ)
私たちはペクチンをベースにした新しい薬(※ビタペクト2(Vitapect-2)のことか?)を見つけました。ウクライナで製造されているものです。水に溶ける錠剤で、大人でも子どもでも、これを一ヶ月間服用すれば、30%から40%の放射性元素を体外に排出できると言われています。
ネ「以前の数値はどれくらいだった? 1キロ当たり471ベクレルもあったんだね。マリーナ、錠剤はちゃんと飲んでる?」
娘「はい」
ネ「どのぐらい?」
娘「あと3錠しか残ってません」
ネ「ちゃんと飲んでるようだね。私のポケットの中に少しあるから、それを持っていきなさい。ずっと飲み続けるんだよ。それにしてもなぜこんなに数値が高いんだろう。最近、森に生えているキノコを食べたりしなかった?」
娘「食べてません」
ネ「じゃあ、干しキノコのスープを食べたことは?」
娘「もう干しキノコはありません」
ネ「他に何か野生のものを食べたことは? 例えば野ウサギとか」
娘「食べてません」
助手「前にあった干しキノコを全部食べたんでは?」
ネ「前は干しキノコが?」
娘「ありました」
ネ「沢山あったんだね。それをいつ食べた?」
娘「四月ごろです」
ネ「四月に。そのせいか。マリーナ、君は今15歳、それとも16かな?」
娘「16です」
ネ「いいかい、マリーナ。君の歳だと、四月に食べたキノコの放射能を半分排出するのに八月の末までかかるんだよ。半分排出するだけで、三ヶ月以上かかるんだ。安全なレベルに達するには、この先ずっと汚染されてないものだけ食べ続けても一年はかかる。このまま放射性物質を体内に蓄積していると、健康に取り返しのつかない悪影響に及ぼすことになるよ」
助「現在のマリーナの数値ですが、セシウムが301ベクレル。ですから170ポイントも下がっています」
ネ「それは素晴らしい。あと三ヶ月下がってくれればいいんだが。さあ、今日はこれで終わりだ。健康には十分、気をつけてね」
(マリーナが去った後にネステレンコの呟き)
あの子は、家族に何か問題があるようだね。気をつけた方がいい。
(ネステレンコ)
子どもたちに錠剤を出し始めてから、二十日が過ぎました。一日に二回ずつ飲んでもらっています。多くの子どもが放射性物質を30%以上排出しました。一人だけですが完全に輩出してしまった子さえいます。子どもたちは最低でも年に一回は検査を受けるべきです。そして汚染地域に住んでいる子どもたちには年に三、四回この薬を与える必要があります。その場合の費用は、一人年間で28ドルになります。
(ナレーション)
一人の子どもを救うのに必要な費用は、一年にわずか28ドル。しかしそれを必要とする子は、ベラルーシだけでも50万人います。結果的には大きな金額となってしまうため、ネステレンコの計画が実現する目処はまだ立っていません。


東京23区の放射能測定に関する状況

2011-10-28 | 放射能関連情報
練馬区議会議員の加藤木桜子さんが、東京23区の放射能測定に関する状況をまとめてブログで報告しています。

http://sakurakohappysociety.blog56.fc2.com/blog-entry-580.html


一覧はPDFファイルになっています。

http://homepage2.nifty.com/sakurako_happy/housyasen.pdf


加藤木さんが調べてまとめていて、とてもよくできています。ご参考までに。

自分で試してみます。10月24日の測定報告

2011-10-27 | 放射能関連情報
 10月24日に自分の体内放射能値を測定しました。
 10月3日のホールボディカウンタで測定した結果では0ベクレル(不検出)でした。その後「自分と子どもを放射能から守るには」筆者のバベンコさんの通訳として10月11日から16日午前まで日本に滞在していました。14日には半日だけ福島市に滞在しました。
 もちろんその間は流通している日本の食品から作られた食事を普通に食べていましたし、これらの食事が放射能を排出する下準備がされていたとは思えません。
 ちなみに福島市訪問のときは食事が駅弁でした。
 また日本滞在中はビタペクトTやセルロースなどのサプリはいっさい摂っていません。また16日帰国後、測定の24日までの間もこのようなサプリは全く摂っていません。

 こうして再び体内放射能値の測定に行きました。
「もしかしたら、日本で被曝してしまったかも・・・。もしとんでもなく高い数値が出たらどうしよう・・・。」
と不安な気持ちでベルラド研究所のWBCに座りました。
 その結果は、0ベクレル(不検出)でした!
 よかった!

 もしとんでもなく高い数値が出てしまい、それを東京や福島の人が知ったら、
「たった5日間の日本滞在でこんな数値が・・・! ずっと同じところに住み続けている私たちはどうなっているの?!」
とものすごく不安になってしまうだろう・・・と心配していたのです。

 しかし不検出(体重1キロあたり5ベクレル以下。もしかすると3ベクレルや4ベクレルはあるのかもしれませんが、0として表示されます。)だったので、ほっとしました。

 けれど、これはあくまで5日間日本に滞在していた私個人自身の結果、しかもたった一人の結果であって、
「だから東京も福島も安全。日本人は被曝など誰もしていない。」
という証拠にはなりません。

 このようなニュースもあります。
「南相馬の小中学生から少量のセシウム 」

http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=j&id=4860758


 福島県南相馬市の市立総合病院で、内部被ばくの検査をした小中学生の半数、およそ270人から少量の放射性セシウムが検出されたことがわかりました。

 南相馬市の市立総合病院では、9月下旬から市内の小中学生527人に、ホールボディーカウンタで内部被ばく検査を行い、その結果、268人から少量の放射性セシウム137が検出されたということです。

 最も高かったのは、体重1キロあたり30~35ベクレルで1人、20~30ベクレルが3人、10~20ベクレルが65人、10ベクレル未満が199人でした。

 「この数字ですぐ病気などが出てくる量ではない。ただ、被ばくはできるだけ少なくするという基本原則からすればもっと減らしていく方法が必要」(京大原子炉実験所・今中哲二助教)

 市立総合病院では、事故直後に呼吸で取り込んだものか、飲食物を通じて取り続けたものか、わからないとしていて、今後、定期的に調査をしていきたいと話しています。(25日17:55)

・・・・・・・・・・

 この記事を読んだ私の率直な感想は
「SOS子ども村で出会っている子どもたちの測定結果とあまり差がない。」
です。
 体重1キロ当たり20ベクレル以下なら大丈夫、ということになっていますが、これも
「あくまでも今、現時点での数値」
なのですから、これ以上被曝量を増やさないようにしないといけませんし、やはりペクチンなどを摂ったり調理方法を工夫して、この数字が減るように努力してほしいと思います。


 画像は今回の測定結果です。(画像をクリックすると拡大します。)
 これまでの測定結果はこちらです。
6月20日付記事で「自分で試してみます」という投稿をしました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/e22000289d0423d33679fc71be5a7be6


 ここにもあるようにビタペクトTを飲み続け、さらに7月21日付記事で、7月の再測定結果(中間報告)をご報告しました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/deb9b5adb8f71e2863e42dcd8e68c04c


 ビタペクトTを最後まで飲み終わった8月26日の結果はこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/15ce961080246b04052e8ab3167a787a


 ペクチン入りセルロースを飲んだ後10月3日の結果はこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/02f03e3cbaaddafb613fd0ed145e0c00


福島民友新聞

2011-10-26 | 放射能関連情報
 福島民友新聞が10月25日付けの紙面から、長期連載「福島原発・災害連鎖3・11から」「チェルノブイリの教訓」をスタートさせました。
 初回はベラルーシで甲状腺外科医として活躍した菅谷昭松本市長へのインタビュー記事。ベルラド放射能安全研究所副所長のバベンコさんのインタビューもこの連載の中で登場する予定です。
 福島民友新聞はベラルーシとウクライナにも取材に行く予定だそうです。これからの記事掲載が楽しみです。


チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第125回」

2011-10-25 |   ビタペクト配布活動
10月24日にビタペクトTと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第125回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
 今回はビタペクトTを12個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2とビタペクトTは合計1873個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1640部となりました。
  
 今回で通算135回目のビタペクトT(ビタペクト2)と「チェルノブイリ:放射能と栄養」の配布となりました。
 延べ人数ですが、1873人の子どもにビタペクトT(ビタペクト2)を、1640家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクトTを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


 今回は2家族がSOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族に話を伺いました。

(家族A)

 グロドノ市(チェルノブイリ原発から約400キロ)から来た家族。お母さんが7人の養子を引率していました。全部で12人の子どもがいるという家庭タイプの孤児院とベラルーシで言われる家族です。
 この家族には6個のビタペクトTを渡しました。
 この家族は2008年にもSOS子ども村で保養滞在しています。そのときのようすはこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第81回」(家族B)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/6c2428b23895a02787fe67d908faf93a


 前回と今回のそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクトT(前回はビタペクト2)を渡しました。
 
母親(事故発生時16歳)19ベクレル → 6ベクレル
男子 11歳  7ベクレル → 29ベクレル ○
女子 10歳  7ベクレル → 12ベクレル
男子  9歳 40ベクレル ○ → 28ベクレル ○
男子  9歳 54ベクレル ○ → 30ベクレル ○
女子  9歳 (今回初測定)36ベクレル ○
女子  9歳 (今回初測定)33ベクレル ○
男子  3歳 (今回初測定)30ベクレル ○

 このうち9歳の男子2人は双子の兄弟です。
 お母さんにお話を伺うと、11歳の男の子は精神発達遅滞が見られ、特別養護学校に通学しているそうです。(前回の滞在のときはこのような話は聞いていなかったのですが・・・。)
 9歳の双子はお菓子アレルギーがあり、甘いものを食べると皮膚にぶつぶつができることがあるそうです。
「お菓子を食べちゃダメ、と言っていますが、何分子どもなので難しいです。」
とお母さん。

 9歳の36ベクレルの女の子ですが、たくさんの病気を抱えています。脳性まひ、さらに脳の中に嚢胞ができています。4年前には白血病を発症。子ども腫瘍学センターで検査を受けていますが、医師からチェルノブイリ原発事故が原因と認められました。投薬治療を受けていますが、今度は薬の副作用で腎炎を起こしてしまいました。
 この女の子は生みの母親がアルコール中毒になったので、おばあさんに引き取られましたが、白血病になると、通院などが大変になったので、おばあさんが
「私のような年寄りでは面倒が見られない。」
と孤児施設に入れてしまったそうです。他にも叔父さんや叔母さんなど親戚がいますが、引き取ろうという人はいなかったそうです。
 そして今から3ヶ月前、今の養親に引き取られました。血はつながっていませんが育てのお母さんは献身的にこの女の子の面倒を見ています。
 3歳の男の子も今年の夏、養子にしたそうです。生みの母親は精神的な病気で育児ができないそうです。父親は病死。

 お母さん自身は乾癬という皮膚の病気に悩んでいる、ということでした。秋や冬の季節の変わり目のほか、ストレスを感じると、ひじの部分の皮膚が乾燥して硬く、ざらざらになってしまうのだそうで、実際に見せてくれました。
「この乾癬はチェルノブイリ原発事故が起きた後、患者になる人が増えたそうです。でも放射能ではなくストレスが最大の原因かも・・・。いつも子どもたちの病気のことが心配で・・・。」
とお母さんは話していました。  
 チェルノブイリ事故後、若い世代の関節痛も増えた、とも話していました。

 この一家のお父さんのお父さんはチェルノブイリの事故処理作業員だったそうです。多くの作業員が健康状態が悪くなるなか、家族はおじいさんのことをずっと心配していたそうです。
 おじいさんは最近まで健康でしたが、心臓の具合が少し悪くなってきたそうです。でもこれは年齢のせいかもしれません。

 お母さんは前回の保養のときの測定の結果、54ベクレルの子どもがいるのを知って、ショックを受け、その後きのこはいっさいたべなくなったそうです。前回ビタペクト2をあげた子どもの結果がよくなっていたので、お母さんは喜んでいましたが、私からすると、前回の測定は3年も前のことだし、今回も20ベクレル以上でまたビタペクトを飲まないといけないので、手放しでは喜べません・・・。

 お母さんは地方の村の出身で今年生まれ故郷の村の隣村にある一軒家を購入したそうです。夏の間子どもたちを新鮮な空気を吸って、自然の中で遊んでとてもよかったと話していました。
 でも近くの森でベリーを集めてみんなで食べた、と言っていたので
「そのベリーは放射能は大丈夫ですか?」
と尋ねると
「非汚染地域ではない『きれいな森』の認定をうけているところで、他の地域に住んでいる人もわざわざその森に来るのよ。」
という返事でした。
 その村で飼われている牛の生乳を子ども達は飲んでいるそうで、少々心配ですが、やはり原発から400キロも離れたところに住んでいると、「まあ、大丈夫だろう。」と思ってしまうのが普通の人の感覚か、と思います。


(家族B)

 ミンスク(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。
 お母さんが7人の実子を連れてきていました。この家族にも6個のビタペクトTを渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクトTを渡しました。
 
母親(事故発生時9歳)18ベクレル
長女(11歳)18ベクレル ○
長男(8歳)29ベクレル ○
次女(6歳)34ベクレル ○
次男(5歳)38ベクレル ○
三男(4歳)24ベクレル ○
三女(3歳)38ベクレル ○
四女(1歳)28ベクレル

 四女は1歳なので、ビタペクトTを渡していません。 
 長男はおへその上の一部が膨らんでいます。ヘルニアだそうです。(おへそも出べそでした。)
 三男は生まれつき心臓に欠陥があると言われましたが、特に治療は受けていないそうです。長男と同じ場所に膨らみ(ヘルニア)が見られます。生まれたときは体重2100グラムだったそうです。
 男の子2人のヘルニアですが、
「手術したほうがいい。」という医者と「スポーツしていたら治る。」という医者もいて、今のところは様子を見ている状態だそうです。

 三女は生まれたときの体重が2000グラム。今も体が小さいです。生まれたときに頭に小さい変色した箇所があったので、お母さんは生まれつきのあざだと思っていたそうです。
 ところがどんどんその部分が膨らんできたので、調べると血腫ができていることがわかりました。今も少しずつ大きくなってきているのですが、髪の毛に隠れているので見た目には分かりません。大きさが小さくなった時期もあるそうです。
 本人は痛いわけでもないので、放置している状態ですが、それも診てもらった医者によって言っていることがちがっているので、どうしたらいいのか分からない、とお母さんは話していました。「手術して取ったほうがいい。」「焼き切るほうがいい。」「下手に触らないほうがいい。」などと言われているので、お母さんは判断できない、まだ小さいので手術はさせたくない、ということでした。

 そのお母さんですが、6歳のときに外で遊んでいたらよその子どもから棒で目をつつかれて、片方の目が失明してしまいました。義眼をいれています。
 お母さん自身は身体障害者年金をもらっており、子どもたちも3歳までは育児手当をもらっています。
 お父さんの収入はいいほうだ、と言っていましたが、およそ10年の間に子どもが7人生まれて、お母さんの歯がぼろぼろになっていました。(子どもにカルシウムをとられるため。)
 すごくやせていて「お母さんの健康は大丈夫なのだろうか。」と心配になってしまいました。

 いつものように折り紙や、折り紙の作り方のコピー、折鶴などをプレゼントしました。富士山の絵葉書に子どもたちの名前を筆ペンで書いてあげたらとても喜んでいました。
 お母さんにはアクリルたわし、また家族ごとに鳥の形の笛もあげました。
 子どもたちに日本のことを紹介するお話もするのですが、小さい子も熱心に聞いていました。

 最後になりましたが、ビタペクトTの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、アクリルたわし、おもちゃなど子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また寄付や日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

 

動画や取材記事などをご紹介します

2011-10-21 | 放射能関連情報
 「自分と子どもを放射能から守るには」日本語版が出版されたのを機に来日していた筆者のウラジーミル・バベンコさんが、滞在中出席した講演の様子が動画で見られます。

 10月12日日本記者クラブで行われた記者会見の動画はこちらです。
「バベンコ ベルラド放射能安全研究所副所長 2011.10.12」

http://www.youtube.com/user/jnpc#p/u/4/qWSGYyMhOME



 10月15日に都内で行われた「ウラジーミル・バベンコ氏来日講演(世界文化社主催) 111015」はユーストリームで見ることができます。

http://www.ustream.tv/channel/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%AB-%E3%83%90%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B3%E6%B0%8F%E6%9D%A5%E6%97%A5%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A#utm_campaign=kodomozenkoku.com&utm_source=9513685&utm_medium=social


 当日講演会に参加したかったのに行けなかった、という方、よろしければぜひご覧ください。

 また報道ステーションSUNDAYでも取り上げられました。そのときの動画はこちらです。

http://www.dailymotion.com/video/xlpyek_20111016-yyyyyyyyy-yyyyyyyyyyy_news


 それからそのほかの取材記事です。

時事ドットコム

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011101200783


NHKニュースWEB

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111015/t10013279081000.html



 それから10月15日に都内で行われた講演会の感想をHPベラルーシの部屋管理人のさばさんがHP内で公開しています。

http://belapakoi.s1.xrea.com/x/repo/hobby_book.cgi


 ぜひお読みください。

子どもが対象であることを表示している食品 (3)

2011-10-19 | 放射能関連情報
 こちらはベラルーシで売られているコーンフレークです。
 いろいろなタイプのコーンフレークが売られています。
 左はカロリーの低いタイプの商品です。
 英語で書いてあるのですぐ分かると思いますが、商品名は「フィットネス」
 低カロリーなので痩せられる、パッケージの白いイラストのシルエットのようなスタイルになれ、きつかったジッパーも上がるようになる、というデザインですね。右下の女性はテレビ司会者が「これで簡単にスリム体形に!」と微笑みかけています。

 右の箱はクマの宇宙飛行士のデザインです。コーンフレークはロケットや星の形をしています。「はちみつ入り!」とありますね。さらに動物の写真がデザインの三角定規がおまけについている、とあります。
(個人的にはこのカエルの三角定規ではなく、左下のようなきれいな熱帯魚のデザインの定規が出てくることを期待しながら、この箱を撮影後開けてみましたが、ものの見事にパッケージのと全く同じカエルの定規が出てきました。赤い目が怖い・・・。わが娘はカエルでも喜んでいましたが・・・。)

 このようなコーンフレークが並んで売られていると、普通子どもは右のコーンフレークを買ってほしいと思います。
 つまり、これはコーンフレークでも子どもが対象であることを表示している食品として分類されます。
 子どもが太り気味だから、この「フィットネス」のほうのコーンフレークを子どもに食べさせています、という親もいるでしょう。しかし、普通はこれは子どもが対象である食品とはされません。

 以上のように一般的な常識で判断して子ども向けなのかどうか分類しています。
 もちろんおまけがついていない板チョコなどのお菓子もあります。
 ベラルーシ人は甘いものが好きで、大人でもお菓子をたくさん食べます。
 全てのお菓子イコール子ども対象、というわけではありません。
 またおまけがついていないお菓子イコール子ども対象ではない、というわけでもありません。

 スーパーに行くと、アニメキャラクターがパッケージデザインにつかわれたグミキャンディーが売られていました。グミはカラフルで、形はミミズでした。おまけはついていませんでしたが、これは明らかに子ども向けの食品です。
 シンプルなデザインで上品な色使いの箱に入ったチョコレートの詰め合わせも売られています。これは大人も子どもも食べますので、子ども向けの食品扱いにはなりません。

 ちなみにベラルーシでは子ども、というのは17歳までを指します。
 (17歳にもなっておまけほしさに子ども向け商品を買う高校生は少ないと思いますが・・・。) 
 
 ベラルーシが定めた基準値の中に「子どもが対象であることを表示している食品」という枠があることの意味、具体的にはどういう食品のことをさしているのか疑問に思った日本人の皆さんにもご理解いただけたら・・・と思います。
 

 

 

子どもが対象であることを表示している食品 (2)

2011-10-19 | 放射能関連情報
 次にこちらの画像をご覧ください。
 真上から撮影したので分かりにくいですが、これはベラルーシで売られているヨーグルトの画像です。
 左は普通のヨーグルトです。4個で1セットになっています。大人も子どもも食べます。
 右もヨーグルトですが、6個で1セットになっており、さらに厚紙製の包装でパッキングされています。厚紙の部分には
「この線にそって切り取るとカードになるよ。カードを集めてあそぼう!」
と印刷されています。
 このようなヨーグルトが隣同士に並べて売られていると、普通子どもはカード(おまけ)のついているヨーグルトのほうをほしがります。
 そうするとこれは「子どもが対象であることを表示している食品」に該当し、基準値「1キロあたり37ベクレル以下」でなければ販売できない、ということになります。
 もちろんこのカードを集めたくて、このヨーグルトを買ってきて食べています、という大人もいるでしょう。でもそういう大人は非常に少ないので、やはりこれはヨーグルトはヨーグルトでも子どもが対象であることを表示している食品になります。

 
 

子どもが対象であることを表示している食品 (1)

2011-10-19 | 放射能関連情報
 10月17日に放映されたNHKの番組「あさイチ」で、食品における放射能がテーマとして取り上げられました。
 その中で番組放送中寄せられた視聴者の方からの質問で
「ベラルーシの食品の基準値の中にある『子どもが対象であることを表示している食品』とは何ですか?」
というものがありました。
 確かに分かりにくいですよね。
 詳しくこのブログ上でお答えしたいと思います。
 
 (ベラルーシが定めた、子どもが対象であることを表示している食品の基準値は1キロ、あるいは1リットルあたり37ベクレルです。)

 まず「子どもが対象であることを表示している食品」で一番に挙げられるのは
「粉ミルク」
「ベビーフード」
です。
 これらはふつう大人は食べませんから・・・。
 そのほか「赤ちゃん用クッキー」「赤ちゃん用のお茶」などが売られていますが、もちろん包装に
「乳幼児向け」であることが表示されており、またデザインにも赤ちゃんの顔写真などが使われています。
 このような食品は全て、子どもが対象であることを表示している食品に含まれます。

 次に画像のほうをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
 左に写っているのは「普通の牛乳」です。子どもが対象である、といった表示はありません。年齢に関係なく飲みます。
 この牛乳を子どもが飲むこともありますが、これは子どもが対象であることを表示している食品、ではなく、基準値と照らし合わせるときは、「牛乳」の基準値を参照します。

 その横にある青いパックの商品ですが、これは商品名が
「子ども牛乳」
です。これは子どもが対象であることを表示している食品になります。
 子ども牛乳にはいくつか種類がありますが、普通の牛乳商品とちがう点は、子どもの成長に必要なビタミン類が添加されているものもある、といった特徴があるほか、やはり「子どもが対象であることを表示している食品」なので「1リットルあたり37ベクレル以下」という基準値をクリアしているということです。
 普通の牛乳の基準値は1リットルあたり100ベクレルですので、もしかすると1リットルあたり99ベクレルの牛乳を子どもに飲ませているかもしれません。
 しかし子ども牛乳なら、1リットルあたり37ベクレル以下であることになりますから、より安心できる可能性が高くなります。
 普通の牛乳を子どもに飲ませるのは違法ではありませんが、より安心したい、という保護者は「子ども牛乳」のほうを買いなさい、ということです。
 購買者側の判断にゆだねられます。

 ちなみに我が家ではうちの子(小学4年生)が飲んでいる牛乳のほとんどは「子ども牛乳」です。普通の牛乳はあまり飲まないです。(どうして? ときかれると「うちはそういう方針だから。」とお答えするしかありません。)
 それから学校の購買でも牛乳が売られていますが、全て「子ども牛乳」で、普通の牛乳は販売されていません。

 それから画像の左側に写っているのは「ココア飲料」です。
 お湯でかき混ぜるだけでココアができる商品がいろいろ売られています。
 しかしこの商品をよく見ると、包装の上部に
「おまけつき! ミニカーを集めよう!」
とあり、蓋の上にさらにプラスチックの蓋がついていて、中におもちゃのミニカーが入っています。
 このようにおまけがついていて、明らかに子どもに買ってもらうようなデザインであると、中身は普通のココアであっても、子どもが対象であることを表示している食品である扱いとなります。
 もちろん大人でもおまけがほしくてこういうココアを買って飲んでいる人もいますし、逆におまけがついていない普通のココアを飲んでいる子どももいます。
 しかし、パッケージのデザインが明らかに子ども向けである場合や、ふつうおまけをほしがるのは子どもである、ということを考えると、今回の例のような商品は「子どもが対象」の食品に分類されます。

自分で試してみます。10月3日の測定報告

2011-10-08 | 放射能関連情報
6月20日付記事で「自分で試してみます」という投稿をしました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/e22000289d0423d33679fc71be5a7be6


 ここにもあるようにビタペクトTを飲み続け、さらに7月21日付記事で、7月の再測定結果(中間報告)をご報告しました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/deb9b5adb8f71e2863e42dcd8e68c04c


 ビタペクトTを最後まで飲み終わった8月26日の結果はこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/15ce961080246b04052e8ab3167a787a


 このとき私の体重1キロ内のセシウム137は14.14ベクレルでした。
 その後はビタペクトTを飲むのを休んでいました。
 しかし、9月6日予定だったチロ基金の活動「ビタペクトTと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動 SOS子ども村 第123回目の配布」について、ビタペクトTの在庫がなくなり、代わりにペクチン入りセルロースを配ることになった事情をご説明しました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c5c13bdc865c7071c69c29024464ff6d


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/b70d590afa565bd909875ae3aae13527


 そのとき私は子どもたちに飲ませるものなので、どんなものなのかちゃんと自分で知っておく必要があると思い、自分でペクチン入りセルロースを買ってきて味見をしていました。
 
 ペクチン入りセルロースについて詳しくはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5d48a74eef693b9246d188dfa277d076


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/33089b7659d42b742cf36a33deba21ad


 そして9月6日に子どもたちに渡した後、
「今ごろみんなセルロース飲んでいるだろうな。」
と思いながら、自分も同じ条件(1日に小さじ1杯ずつ)で味見用に買ってきたセルロースを飲むことにしました。
 本当は前に飲んでいたビタペクトTの後、1ヶ月はお休みするほうがいいのですが、9月7日から再びペクチンとセルロースを毎日飲むことにしました。

 このセルロース商品にはビタペクトTと違ってビタミン、ミネラル類が含まれていませんので、薬局でマルチビタミンとマルチミネラルのサプリを買って、並行して飲んでいました。
 それだけではなく、食品から放射能を除去する調理方法をずっと実践し続けました。

 その後10月3日、ベルラド研究所でホールボディカウンタを使って再測定しました。
 その結果・・・0ベクレル(不検出)でした!!!(感涙)
 (ただし検出限界が5ベクレルなので、実際には0ではなく、4ベクレルや3ベクレルかもしれません。)

 ああ、よかったあ・・・!!!
 ありがとう、ペクチン! ありがとう、セルロース!
 
 6月に34ベクレルだったのが、10月には0ベクレルですよ!
 うれしいご報告をこのブログの読者の皆様にできて、本当によかったです。
 画像は測定結果の表です。クリックすると拡大します。

 今、被曝を心配してペクチンサプリを飲んでいる人や、調理方法を工夫している人が日本にたくさんいると思います。
 体内被曝量を気軽に測定できないのが問題で、対策をする前とした後の測定結果の比較ができないのが残念ですが、私と同じ対策をしている方々へ、堂々と言えると思います。
 私の結果を見てください。ペクチン、マルチビタミン、マルチミネラルのサプリ、そして放射能対策調理方法の併用で、これだけのセシウム排出効果がありました。
 みなさん、希望を持って今行っている対策を続けてください!


 

『自分と子どもを放射能から守るには』著者 ウラジーミル・バベンコ氏来日 講演会のお知らせ

2011-10-04 | 放射能関連情報
 10月15日(土)に『自分と子どもを放射能から守るには』著者 ウラジーミル・バベンコ氏の講演会が行われます。
 詳しくはこちらのHPをご覧ください。

http://www.sekaibunka.com/info/2011/10/post_52.html


 主催である世界文化社のHPから「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」の申し込みページが見られます。
 講演会は、参加費無料ですが、事前の申込みが必要です。またネットからのみの募集です。
 (なお、前日までに定員に達しなかった場合は、当日受付を行います。)

 お時間の合う方、ぜひご参加ください。

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第124回」の続きです

2011-10-04 |   ビタペクト配布活動
9月26日にチロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第124回」を実施しました。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/88e114e53ed8c19e398a798b646c2111


 今回はビタペクトTを渡した後、改めてSOS子ども村を訪問し、日本人の方から寄贈していただいたプレゼントを渡しました。
 手作りのアクリルたわし、ノート、着物の古着で作った巾着袋、折鶴、折り紙用の紙、笛などです。
 寄贈してくださった日本の皆様、ありがとうございました。
 すでに何回かSOS子ども村に滞在している子どもたち、折り紙は
「上手にできたよ!」
と話していました。

 また先に配ったビタペクトTについてですが、
「ちゃんと飲んでいますか?」
と尋ねると
「飲んでます。」
という子どもたちの答え。
 粉状だったビタペクト2しか知らなかった子どもたちですが、タブレットタイプのビタペクトTは今回初めてです。
「粉よりタブレットのほうが飲みやすい。」
「飲むというより食べている。」(←食べてもいいけど、水分も摂ってね。)
と話していました。
 前は「おいしくない。」と言っていた子どもたちですが、今回は問題なさそうです。よかったよかった。

 関係者の皆様、本当にありがとうございました!