2022年4月8日。ミンスクは2日続きの雨です。
ベラルーシ政府は正式に「ベラルーシの」非友好国を発表しました。
オーストラリア、EU諸国、カナダ、リヒテンシュタイン、ノルウエー、ニュージーランド、アルバニア、アイスランド、北マケドニア、イギリス、アメリカ、モンテネグロ、スイス。
・・・日本は入っていません。
日本外務省は日本に駐在するロシア外交官の一部を国外追放する方針です。
当然、ロシア側が対抗措置として、ロシアに駐在する日本の外交官を追放するでしょう。
ロシア大統領報道官は昨日、スカイニューズ・テレビのインタビューでウクライナ侵攻以降、
「(ロシア軍の)部隊に甚大な損失が出ている」と認めました。
さらに「われわれにとって大きな悲劇。わが軍は作戦を終了させるため最善を尽くしている。予見可能な将来においてロシア軍の作戦が目標を達成するか、停戦交渉によって(戦闘が)終了することを望んでいる」と強調し、ロシア側が戦闘の終結を望んでいることを示唆しました。
ウクライナ各地で市民の大量虐殺が明らかになっていますが、ウクライナ軍もロシア兵捕虜を殺害したとする映像がSNS上に投稿されています。
戦争なんてそんなものです・・・ロシアが侵攻した(加害者)だからウクライナは被害者とか、かんたんに区別できなくなります。
戦争が長引けば長引くほど、あちこちにほころびや、隠れた犯罪行為が増えていきます。当事者も極限の精神状態に追い込まれると、どんどんまともな行為ができなくなり、律することも制御することもできなくなります。
ロシア兵がウクライナの民家から盗んだ家電製品などをベラルーシに撤退したときに持って行き、ベラルーシの郵便局から自分の家族宛に郵送しています。ベラルーシ・ロシア間の郵便は全く問題ないし。
ベラルーシ人向けにベラルーシ南部の町で販売しているということでしたが、家族に戦利品としてプレゼントもしているということですね。
私はテレビや洗濯機を夫からもらってもうれしくないです・・・。
一方、喜ぶ人もいるだろうし、「私の夫はできる人なのよ。」と惚れ直す人もいるのでしょう。
はっきり言って、やってることが第二次世界大戦のソ連兵と同じです。
私の夫の父(すでに他界)はソ連兵士として敗戦直後ドイツまで行きましたが、そこでお金持ちのドイツ人の家から女性用の毛皮のコートを戦利品として実家に郵便で送りました。
その姉妹はそれを着て、村中の人に見せて回ったそうです。姉妹からすると、「すてきなコート! 都会のセンスだわ。ナチスドイツ、ざまあみろ。ソ連は勝ったのよ。」と自慢。義父も自慢話として、自分の子どもやその妻(私)ににこにこ笑いながらこの話をしていました。
と、同じような状態になっているロシア兵とその家族が今、存在しているんだろうなあと思います。1940年代と同じなのです。
ロシア語のニュースをチェックしていると、「ウクライナの駅で砲撃。トーチカ(弾道ミサイルシステム)2発がクラマトルシク駅に命中。死者30人。負傷者多数。ウクライナ軍の攻撃。」というロシアメディアのニュースが目に飛び込んできて、驚く。続いて日本語のニュースを見ると同じ攻撃が「ロシア軍の攻撃」となっていることに気がつく。・・・ということを毎日繰り返しています。
(ちなみにウクライナ側の報道の中には、トーチカではなく、短距離弾道ミサイル、イスカンデルだというものもあります。まあ・・・殺されてしまった人からしたら、ミサイルの種類なんかどうでもいいんですが・・・失われた命はもう戻ってこないです・・・。)
市長によると今日の午前10時頃、クラマトルシク駅には4000人の避難民がいました。
ミサイルにはロシア語で「子どもたちのために」と書いてありました。
ロシア語で書いたら、ロシア軍のミサイルだという証拠になるのでは?と思いますが、結局ウクライナ軍がロシア軍に罪をなすりつけるためにロシア語で書いたとも言えます。
それからこの「子どもたちのために」ですが、「子ども用ミサイル」というわけではないです。
訳し方によっては、子どもを殺された人がこのミサイルはその子どもの復讐用、とも捉えられます。
ただ、ロシア人の子どもは死んでいないですから、このように訳せないです。
日本はロシアからの石炭の輸入を禁止します。
日本はロシア外交官8人を国外追放することを決定しました。
ロシアはポーランド外交官45人を国外追放することを決定しました。
Acerがロシアから撤退することを発表しました。
スイスの銀行にある約900人のロシア人の銀行口座が凍結されました。1500億~2千億スイスフラン相当のロシア関連資産が預けられているそうです。
スロバキアが秘密裏にソビエト時代に開発された長距離地対空ミサイルC-300をウクライナに輸送しようとしています。(報道されている時点で秘密ではなくなってますが。)
ロシアのウクライナ侵攻後、半月で約20万人がロシアを離れました。多くは富裕層や知識層です。
2020年の大統領選挙後のベラルーシと同じことが起きています。
こうして優秀な人材はいなくなり、人手不足となり、国の経済は形骸化していきます。若い世代が出ていくので少子化も加速するでしょう。
ベラルーシ政府は正式に「ベラルーシの」非友好国を発表しました。
オーストラリア、EU諸国、カナダ、リヒテンシュタイン、ノルウエー、ニュージーランド、アルバニア、アイスランド、北マケドニア、イギリス、アメリカ、モンテネグロ、スイス。
・・・日本は入っていません。
日本外務省は日本に駐在するロシア外交官の一部を国外追放する方針です。
当然、ロシア側が対抗措置として、ロシアに駐在する日本の外交官を追放するでしょう。
ロシア大統領報道官は昨日、スカイニューズ・テレビのインタビューでウクライナ侵攻以降、
「(ロシア軍の)部隊に甚大な損失が出ている」と認めました。
さらに「われわれにとって大きな悲劇。わが軍は作戦を終了させるため最善を尽くしている。予見可能な将来においてロシア軍の作戦が目標を達成するか、停戦交渉によって(戦闘が)終了することを望んでいる」と強調し、ロシア側が戦闘の終結を望んでいることを示唆しました。
ウクライナ各地で市民の大量虐殺が明らかになっていますが、ウクライナ軍もロシア兵捕虜を殺害したとする映像がSNS上に投稿されています。
戦争なんてそんなものです・・・ロシアが侵攻した(加害者)だからウクライナは被害者とか、かんたんに区別できなくなります。
戦争が長引けば長引くほど、あちこちにほころびや、隠れた犯罪行為が増えていきます。当事者も極限の精神状態に追い込まれると、どんどんまともな行為ができなくなり、律することも制御することもできなくなります。
ロシア兵がウクライナの民家から盗んだ家電製品などをベラルーシに撤退したときに持って行き、ベラルーシの郵便局から自分の家族宛に郵送しています。ベラルーシ・ロシア間の郵便は全く問題ないし。
ベラルーシ人向けにベラルーシ南部の町で販売しているということでしたが、家族に戦利品としてプレゼントもしているということですね。
私はテレビや洗濯機を夫からもらってもうれしくないです・・・。
一方、喜ぶ人もいるだろうし、「私の夫はできる人なのよ。」と惚れ直す人もいるのでしょう。
はっきり言って、やってることが第二次世界大戦のソ連兵と同じです。
私の夫の父(すでに他界)はソ連兵士として敗戦直後ドイツまで行きましたが、そこでお金持ちのドイツ人の家から女性用の毛皮のコートを戦利品として実家に郵便で送りました。
その姉妹はそれを着て、村中の人に見せて回ったそうです。姉妹からすると、「すてきなコート! 都会のセンスだわ。ナチスドイツ、ざまあみろ。ソ連は勝ったのよ。」と自慢。義父も自慢話として、自分の子どもやその妻(私)ににこにこ笑いながらこの話をしていました。
と、同じような状態になっているロシア兵とその家族が今、存在しているんだろうなあと思います。1940年代と同じなのです。
ロシア語のニュースをチェックしていると、「ウクライナの駅で砲撃。トーチカ(弾道ミサイルシステム)2発がクラマトルシク駅に命中。死者30人。負傷者多数。ウクライナ軍の攻撃。」というロシアメディアのニュースが目に飛び込んできて、驚く。続いて日本語のニュースを見ると同じ攻撃が「ロシア軍の攻撃」となっていることに気がつく。・・・ということを毎日繰り返しています。
(ちなみにウクライナ側の報道の中には、トーチカではなく、短距離弾道ミサイル、イスカンデルだというものもあります。まあ・・・殺されてしまった人からしたら、ミサイルの種類なんかどうでもいいんですが・・・失われた命はもう戻ってこないです・・・。)
市長によると今日の午前10時頃、クラマトルシク駅には4000人の避難民がいました。
ミサイルにはロシア語で「子どもたちのために」と書いてありました。
ロシア語で書いたら、ロシア軍のミサイルだという証拠になるのでは?と思いますが、結局ウクライナ軍がロシア軍に罪をなすりつけるためにロシア語で書いたとも言えます。
それからこの「子どもたちのために」ですが、「子ども用ミサイル」というわけではないです。
訳し方によっては、子どもを殺された人がこのミサイルはその子どもの復讐用、とも捉えられます。
ただ、ロシア人の子どもは死んでいないですから、このように訳せないです。
日本はロシアからの石炭の輸入を禁止します。
日本はロシア外交官8人を国外追放することを決定しました。
ロシアはポーランド外交官45人を国外追放することを決定しました。
Acerがロシアから撤退することを発表しました。
スイスの銀行にある約900人のロシア人の銀行口座が凍結されました。1500億~2千億スイスフラン相当のロシア関連資産が預けられているそうです。
スロバキアが秘密裏にソビエト時代に開発された長距離地対空ミサイルC-300をウクライナに輸送しようとしています。(報道されている時点で秘密ではなくなってますが。)
ロシアのウクライナ侵攻後、半月で約20万人がロシアを離れました。多くは富裕層や知識層です。
2020年の大統領選挙後のベラルーシと同じことが起きています。
こうして優秀な人材はいなくなり、人手不足となり、国の経済は形骸化していきます。若い世代が出ていくので少子化も加速するでしょう。