ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト2&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第65回」

2007-09-15 |   ビタペクト配布活動
 9月13日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村での第65回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト2を12個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2は合計1393個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1030部となりました。
  
 今回で通算75回目のビタペクト2の配布となりました。
 のべ人数になりますが、現時点で1393人分のビタペクト2、そして1030家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)

http://www.belrad.nsys.by


 今回は3家族が保養のため滞在していました。

(家族A)
 ミンスク(チェルノブイリ原発から約350キロ)から来た家族。この家族は「家庭タイプの孤児院」つまり、両親が子どもを引き取り家庭内で養育しています。
 5人の子ども(全員男の子)を引き取って育てていますが、そのうち2人は双子の兄弟。もう2人も兄弟です。
 5人の子ども全員にビタペクト2を1個ずつ渡しました。
 それぞれの体内放射能値はこのとおりです。

母親  10ベクレル(ビタペクト2は渡さず。)
10歳 25ベクレル
 8歳 14ベクレル
 6歳 25ベクレル
 4歳 16ベクレル
 4歳 25ベクレル

 このうち10歳の男の子は甲状腺が肥大しており、昨年成長が止まっていたそうです。普通これぐらいの年齢の子どもなら、毎年身長も伸び、体重も増えるのが当たり前ですが、全く成長しなかったそうです。
 しかし昨年から今年にかけては成長したとのことで、お母さんも本人も安心していました。  
 またお母さんのお話では子ども全員が風邪をひきやすいそうです。
 子ども達はみんなミンスクの生まれで、放射能汚染地域出身の子どもはいません。しかし、それにもかかわらず、体内放射能値が高い、という印象を受けました。ベルラド研究所によるとミンスク市民の平均は8ベクレルだそうです。

 家庭タイプの孤児院ということですが、何か助成金のようなものは出ているのか尋ねたところ、一人当たり月に日本円にして約8000円の手当てをもらっているそうです。
 これを多いと見るか少ないと見るか、ですが、私の印象では「ないよりずっといいけれど、1人当たりの子どもにかかる食費、被服代など考えると、やや少ない。このような善意の家庭にはもっと手当てを出したらいいのに。」という額です。

 またドイツから古着の支給を受けているそうです。
 ベラルーシでは以前外国から古着の救援物資を受け入れていましたが、
「虫や細菌を国内に入れる危険がある。」
という理由で一部の業者をのぞき、禁止していました。
 しかしこの法律が一部緩和され、ドイツからの古着ならドイツ国内でクリーニングされた証明書をつければ、ベラルーシに輸入することができるようになりました。
 さらに輸入後、ベラルーシ国内でもクリーニングしなければならず、この2回のクリーニングが証明されれば、救援物資として子どもたちに配布することができます。
 このように条件付きですが、古着の救援物資がベラルーシへ運べるようになったのは、よいニュースですね。

(家族B)
 この家族はグロドノ市(チェルノブイリ原発から約400キロ)から来た家族。お母さんが2人の子どもと、甥と姪を連れてきていました。この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能値はこのとおりです。

母親    10ベクレル
17歳男子 22ベクレル
15歳女子 12ベクレル
13歳甥  14ベクレル
11歳姪  19ベクレル

 このうち17歳男子、13歳甥、11歳姪にビタペクト2を1個ずつ渡しました。 
 しかし17歳の男子は医者と相談してから飲むように指示しました。
 と言うのも、病気をいくつも抱えているからです。
 まず甲状腺肥大しており、腎臓病、それからC型肝炎にかかったことがあり、また体に必要なホルモンが作られない、さらには薬物アレルギーも抱えています。
 お母さんの話によると、甲状腺の肥大を抑えるための薬を飲むと、腎臓病が悪化するため飲むことができないそうです。
 またインフルエンザなどにかかった場合も解熱剤を飲むことができないため、42℃の高熱がでてしまうそうです。
 さらに血圧の変動が激しいため、頭痛に悩まされています。
 この男子は障害者の認定を受けており、学校には通わず、家で勉強しています。
(ベラルーシにはこのような病気の子どものため、教師が家庭を訪問して授業をする制度があります。)
 SOS子ども村滞在中にも専門病院へ行く予定だと言うことでした。
 ビタペクト2はりんごからできているので、薬ではないのですが、これを飲んで万一アレルギーがでたりすると大変なので、医者に相談してから飲むかどうか決めてください、と話しました。
(たぶん大丈夫だとは思いますが・・・。)

 15歳の女子は生まれつき心臓病です。心臓に欠陥があり、手術しなければなりませんが、ベラルーシではその手術をする技術が今のところないため、放置されている状態です。
 確かにこの女の子はとても顔色が悪かったです。
 もう大学生になっているため、保養には連れてこなかった2人の姉も貧血気味だということでした。

(家族C)
 この家族もグロドノから来ていました。3人の子どもをお母さんが連れてきていました。この家族には4人全員に1個ずつビタペクト2を渡しました。
 それぞれの体内放射能値はこのとおりです。

母親    17ベクレル
14歳女子 23ベクレル
 7歳女子 36ベクレル
 6歳男子 16ベクレル

 お母さんは婦人病のため3回手術をしました。あともう1回手術しないといけないそうです。
 14歳の長女は低血圧で、さらに直腸の病気を抱えています。
 7歳の次女は腎臓病と肝臓病にかかったことがあります。
 6歳の長男は目の病気で、最近4回の手術を3日おきにしたそうです。今は1ヵ月ごとに検診を受け、異常がないかどうか調べています。
 体が冷えると目が充血し、まばたきを頻繁にする病気だそうです。

 7歳の女の子だけ、放射能値が高かったので、お母さんは心配していましたが、36ベクレルだったら、おそらくビタペクト2を1回飲めば、0ベクレルかそれに近くなるまで下がるでしょう、と話しました。

 それにしても病気を持っている子ども達と家族はどれほど大変でしょうか。残念ながら発病した後でビタペクト2をいくら飲んでも、病気そのものは治らないでしょう。本当に残念ですが・・・。

 画像は記念撮影したときのようすです。蓋が緑色の容器も写っていますが、これはビタペクト2の新しい容器で、内容は従来のものと同一です。

 今回も子ども達に折り紙や、折り紙の作り方のコピー、自分で作る竹とんぼ、ピーピー笛をプレゼントしました。
 ピーピー笛はベラルーシにもあるのに、子ども達の間で取り合いの喧嘩が起こりそうになりました。(^^;)

 最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙用の紙、竹とんぼなど子どもたちへのプレゼントを寄付してくださった方々、またSOS子ども村への交通費を寄付してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
 多くの方々に支えられて、この活動が続いています。ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


日本文化情報センター8周年記念イベント 書道体験会 

2007-09-12 | 日本文化情報センター
  2007年9月9日、日本文化情報センターは開設8周年を迎えました。
 いつもはそれを記念して、9日前後に茶の湯の紹介をしていますが、今年は諸事情のため、実施できませんでした。
 その代わり、ベラルーシ人に人気の高い書道の体験会を行いました。

 (日本文化情報センターについてはHP「ベラルーシの部屋」をご覧下さい。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/index.html


 今年5月に行われたチロ基金創立10周年記念式典でも、日本の小学生が書いた書道の作品を展示したのですが、ベラルーシの人たちの反応がとてもよかったのです。
 普段でもセンターへ来た人の中から「書道がしてみたい。」といった要望が多かったので、そんなにベラルーシ人は習字が好きなのかと、少々驚いていました。
 
 そこへちょうどNOBU-SAN様から、墨汁と書道用の半紙、習字の見本、筆ペンを寄贈していただきました。
 せっかくなので、これをベラルーシの人たちに使ってもらおうと、9月9日に無料書道体験会を開くことにしました。 
 センターにはすでに習字用の筆と硯が寄贈されています。(私が学校の習字の時間に使っていたもの。)
 ふだんは常設展示されていて、使っていなかったのですが、これを機会に展示ケースから出してきて、ベラルーシの皆さんに書いてもらうことになりました。飾るだけではなく、たまには展示物を使うのもいいことでしょう。
 ただ、下敷きや文鎮などはなく、フェルトを机に敷いたり、剣山を二つ布でくるんで文鎮の代わりにしたりしました。

 9月9日はちょうどミンスク940周年祭に当たり、みんなそっちのほうへ行ってしまって、習字などしには来ないのではないかと心配していたのですが、当日は23人が参加してくださいました。またラジオ局から取材を受けました。
 みんな初めて習字体験に大喜び。書きたい漢字、好きな漢字を選んで、筆順もチェックしながら、まず普通の紙に練習。手が筆と墨に慣れてきたところで、半紙に清書。
 歪んでしまって、自分で自分の作品に笑う人や、初めて漢字を書いたとは思えないほど上手な人。小学生の子ども達も、たくさん漢字を書いていました。

 会場となったセンターでは順番待ちの間、書道の書き方のビデオを見て、研究。
 書いた作品はもちろんプレゼントです。(家で飾ってね!)
 このほか8周年記念イベントなので、参加者の皆さんには粗品を進呈しました。

 画像は書道体験会の様子です。(筆の持ち方、どうしても鉛筆持ちになってしまいますね。)(^^;)
 右側の女の子は、書道のビデオを見つつ、漢字字典を見て、書きたい漢字を探しています。書いた漢字のうち人気があったのは・・・
「幸」と「愛」(やっぱり。)
 他にも「望」「京」「飛」「合気道」「火」「水」「日」「月」「書道」などの漢字を書いていました。(「地獄の蝶」ってどう書くんですか? と尋ねる女の子もいました・・・。) 

 それから、画像ではよく分かりませんが会場では日本の小学生が書いた書道の作品を再び展示しました。
 たぶん参加した皆さんには楽しんでもらえたと思います。 
 また機会がありましたら、ぜひ書道体験会を開催したいです。

ミンスク940周年祭

2007-09-11 | ベラルーシ生活
 ミンスクが歴史上の記録に初めて登場してから940年。
 毎年9月第2土曜日と日曜日はミンスク祭りが開催されていますが、今年は9月8日と9日にかけて特に盛大に祝われました。
 町中、どこを見ても「940」の数字だらけ。(^^;)
 
 人ごみが嫌いな私もY子を連れて家から近い国立図書館周辺の縁日に行ってきました。
 縁日と言っても日本のとは少々違って、ミンスク市に存在する企業の見本市みたいでした。トラクターまで展示されていました。(^^;)
 
 Y子と屋台のピロシキを食べたり、屋外コンサートを見たりして楽しかったです。ミンスクの人たちがみんなほほえんでいましたよ。
 国立図書館上空では「ミンスク市民のみなさん、おめでとう!」と書かれた国旗をつるしたヘリコプターが低空飛行で5回ぐらい旋回していました。  
  
 940周年祭のようすを画像で見たい方はベラルーシのニュースサイトをご覧下さい。(この画像を撮影した人、素人っぽい・・・。上空から写した画像はヘリコプターから撮影したのでしょうか。)


http://naviny.by/rubrics/society/2007/09/08/ic_articles_116_152701/

 


「月と日」追加情報:グリョーブスさんのブログ

2007-09-06 | ベラルーシ文化
 日本の歌をベラルーシ語でカバーしたCD「月と日」についておまけの追加情報です。
(「月と日」について詳細はこちらをご覧下さい。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html

 
 「月と日」には歌のほか、ベラルーシの有名な詩人アダム・グリョーブスさんが朗読する自作の詩が10編収録されています。
 その日本語訳はHP「ベラルーシの部屋」で読めます。
「ここのHPであなたの詩の日本語訳が読めますよ。」
と作者のグリョーブスさんには連絡していたのですが、日本語が分からないグリョーブスさんが、果たしてそのページまで行き着けるかどうかは疑問でした。
 それで、せっかくだから日本語訳を印刷して本の形にし、プレゼントしようと思い立ちました。
 日本風にするため、翻訳を縦書きに変えたり、表紙には和紙を使ったりして、せっせと手作りして、とりあえず2冊作成しました。
 
 しかし、よく考えたらグリョーブスさんは歌手ではなく詩人なので、どこに行ったら会えるのかよく分からない・・・
 どうやって渡そうと思っているうちに、7月トーダル君のバースデーコンサートがあったので、1冊はトーダル君にあげよう、と思い、コンサートに行ってきました。
 昨年のコンサートにはグリョーブスさんが聴きに来ていたので、「月と日」のことが掲載された日本の雑誌「ALC」のカラーコピーをあげたのです。それで今年のコンサートにも来てないかな、もし来たら、この本をあげられるのに・・・と思いながら2冊とも会場へ持って行ったのです。

 ところが、会場にグリョーブスさんは来ていませんでした。
 仕方がないので1冊はトーダル君に誕生日プレゼントとして渡し、もう1冊は家に持って帰りました。(ついでに言うと、誕生日プレゼントはこの本1冊だけではなく、他にもいろいろあげた。)

 その後一ヶ月ぐらいして、突然ラジオ局から電話がかかってきました。
「あの~アダム・グリョーブスの詩集の日本語訳についてインタビューしたいんですが。」
 ええっ? どうしてそんなことをラジオ局が知っているんだろう? トーダル君があの本のことしゃべったのかしら? 
 ところが、ラジオ局はその本のことをインターネットで見た、と言うのです。
 どこで見たのか教えてもらったところ、それはグリョーブスさんのブログだということが分かったのです。
  
 グリョーブスさんのブログはこちらです。

http://adam-hlobus.livejournal.com/138733.html


 これを見て私はびっくり仰天。だってトーダル君にあげた本の表紙がブログに載っていて、グリョーブスさんが自分のコメントを書くやら、それに対するベラルーシ人のコメントがわんさか載っていたからです。
 これを見て頭に思い浮かんだのは次の三つ。
①トーダル君がグリョーブスさんに本を見せ、グリョーブスさんが表紙の撮影をして、自分のブログに載せた。
②トーダル君が自分がもらった本をグリョーブスさんにあげた。
③トーダル君がグリョーブスさんに本を見せたら、グリョーブスさんに取られた。

 真相を確かめるべく(でないとラジオ局のインタビューにも答えられないじゃないですか。)トーダル君に「ここのブログを開けて見るように」というメールを送り、
「どうしてこうなっておるのか?」
と尋ねたのです。
 すると返事↓が来て私の予想②に該当することが判明。
「ごめんね、あの本はグリョーブスさんのためにあげたよ。だって彼は作者だから自分の詩が翻訳されているのを見るのはうれしいことでしょ? まちがったことしたかなあ? 君はどう思ってる? メールに書いてね。」

 ・・・私がどう思っているかだと?!
 ば、ば、ばっかも~~~ん!!!
 誕生日プレゼントを他の人にあげるな~~~!!!
 ・・・と私は思いましたよ。
 で、
「まちがったことしたに決まってるでしょ。私は直接グリョーブスさんに渡したかったのに!」
という返事をトーダル君に送りましたよ。ほんとにもう! 
 トーダル君もこんな形で、本をあげたのがバレるとは思っていなかったのでしょう。
 ああ、ネットの世界は怖いよ。(^^;)

 さて、グリョーブスさんのブログですが、この本の表紙の画像の下にご本人のコメント(ベラルーシ語)が書かれています。
 グリョーブスさんも、もう少し具体的な説明をそこに書いておけばよかったのに、いかにも詩人らしいことしか書いていない。ちょっと翻訳すると
「・・・失望し、ひどく疲れ果て、何もしたくない・・・と、そこへ遠い国から小さな本が・・・自分の詩の日本語訳。・・・希望が沸き起こった。そしてこの日記にこのことを記そう・・・。」

 やっぱり、詩人ですよね。図書館勤務の私だったら、「XXXX年、○○出版発行。」とかそういう情報を書くのですが、グリョーブスさんはそんなことは全く書いていません。
 ラジオ局はてっきり日本で出版されたんだ、と思い込んでおりましたよ。

 そして、このブログに寄せられたベラルーシ人の方々のコメントと、それに対するグリョーブスさんからの返事を読んでみると・・・
「日本語訳の出版おめでとう!」
「ありがとう。」
「ベラルーシ人の詩人で日本語に作品が翻訳されたのはあなたが初めてですか?」
「いいえ、私が初めてではありませんねえ。」
「きれいな表紙ですね。」
「日本人のセンスだよ。」
「この本の出版記念式典を企画しましょう。」
「翻訳者に尋ねてみるけど、忙しいからどうかな・・・」
「この翻訳者の日本人はどこでベラルーシ語を勉強したんだろう?」「これでいくら儲けたんですか?」・・・

 あ~あ~もう・・・おかしいやら、あきれるやら。
 ちなみにグリョーブスさんはこの自分のブログに、自作の詩や俳句など文学作品を投稿しています。それはベラルーシ語なので日本人には理解しづらいのですが、イラストもたくさん載せていますので、ぜひご覧下さい。
 グリョーブスさんは詩人なので、大学の文学部卒業だと思われがちなのですが、実際には芸大で美術を専攻していました。
 グリョーブスさんの画風は味があってなかなかいいですよ~ 日本人好みのイラストだと思いますね。
 私が好きなのはレンズが3つある眼鏡のイラストです。

「月と日」追加情報:「村祭」が「ヒット1ダース2006」に収録!

2007-09-05 | ベラルーシ文化
 日本の歌をベラルーシ語でカバーしたCD「月と日」について追加情報です。
(「月と日」について詳細はこちらをご覧下さい。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/songs/index.html


 「月と日」収録曲のうちベラルーシ国内でヒットした「村祭」が、「ベラルーシポップス・ヒット1ダース」の2006年版という、アルバムに収録されました!
 このヒット1ダースはリスナーからの投票で、ヒットチャートを決め、上位曲のうち42曲を集めたCDを発売しています。(12曲がCDに、30曲がMP3で収録。)
 「ヒット1ダース」のサイトはこちらです。

http://music.fromby.net/


 ヒット1ダースで「村祭」が投票されていたときの経緯はHP「ベラルーシの部屋」過去ログ2005年10月と12月の「ベラルーシ語音楽ヒットチャートに「村祭」が!」をご覧下さい。

http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2005/010.html


http://belapakoi.s1.xrea.com/logs/2005/012.html


 日本の歌が「ベラルーシポップス・ヒット1ダース 2006」に選ばれるなんて、もちろん史上初めてのことです。
 しかもトリ(42曲目。MP3の中では30曲目)に収録されているのです。うれしいですね~
 日本から投票してくださった皆さん、ありがとうございました!
 このCDについての公式サイトはこちらです。ただしベラルーシ語表記のみ。 

http://music.fromby.net/cd/premjer_2006.html


 とにかく、「ベラルーシポップス・ヒット1ダース 2006」に選ばれたことによって、日本の歌である「村祭」がベラルーシの音楽の歴史に足跡を永遠に残しましたよ。(^^)