ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

10月31日、女性と障碍者のデモ行進

2020-10-31 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月31日、野党が政府に出した最後通告の期日が過ぎて1週間経ちました。

 結局、再びデモ行進がベラルーシ各地で行われています。

 

 ベラルーシ政府は11月1日から外国人(日本人を含む)がベラルーシへ入国することを制限することに決定しました。国籍に関係なく、陸路での入国はできません。ミンスクの空港での入国はできます。

 

 ベラルーシ人はベラルーシへ入国できるはずなのですが、昨日30人のベラルーシ人学生がポーランドとの国境地帯で足止めされ、結局入国ができず、国境から町のほうへ戻りました。

 同じベラルーシ人でも学生は入国できないようです。

 

 ウクライナとの国境地帯でウクライナからベラルーシへ入国しようとした4人の男性が手榴弾などの武器を所持していたとして、身柄拘束されました。

 この男性4名は無政府主義者活動家、つまりアナーキストだそうです。うち1人は前科のある著名アナーキストで、テロを起こそうとした首謀者として逮捕されたようです。全員今はKGBの留置所に収容され、取調べ中だそうです。

 報道ではアナーキストはベラルーシへ入国しようとしていたところを拘束したとしていましたが、実際には出国しようとしていた、という報道もあり、また首謀者とされる男性の両親は、以前の刑期を終えた後、外国で暮らし始めていた。息子はテロ事件など起こそうとしていない、などとマスコミの取材に答えています。入国しようとしていたところを拘束されたのかウクライナへ出国しようとしていたところを拘束されたのか、よく分かりません。

 

  今日は政府派のデモ行進もミンスク市内で行われました。その数は30人ほど。また政府主導の車の車列による行進では100台ほどが国旗をつけて、グロドノ方面に向かいました。

 

 夕方、団地デモが始まりました。今日はハロウィンのかぼちゃなども吊るされています。

 

 今日はグロドノやモギリョフなどでもデモ集会が開かれましたが、身柄拘束もありました。

 ミンスクでの身柄拘束は数名だけだったようです。


ベラルーシのコロナウイルス感染者98482人。死者数980人

2020-10-31 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月31日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は98482人になりました。1日の新規感染者数は983人です。

 死者数は980人です。

 86663人が回復しました。

 249万件の検査数となりました。

 

 大学によってはマスクを着用しないと学内に入れないと決めたところもあります。

 ベラルーシ保健省によると、この秋ベラルーシ人の3人に1人がすでにふつうのインフルエンザの予防接種を受けたそうです。

  


ベラルーシのコロナウイルス感染者97499人。死者数977人

2020-10-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月30日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は97499人になりました。1日の新規感染者数は970人です。

 死者数は977人になりました。

 85982人が回復しました。

 

 1日の新規感染者数が900人台だった5月ごろは図書館内のグループ授業も禁止されていましたが、第二波の今では何の通達もありません。

 

 ベラルーシの公立小中高校では今日から約9日間の秋休みに入りました。

 

 大学では体育の授業中止、講義が遠隔授業に切り替わるところも出てきました。

 


10月30日、朝から

2020-10-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月30日、いつものように出勤しようと自宅近くの停留所からバスに乗り、次のバス停に到着するまでの間、窓の外を見ていたら、自宅の3軒隣のマンション1階に防弾チョッキ姿の警官2人が自動小銃を手にして、入り口左右に立っていました。

 このマンションの1階は店舗になっているのですが、空きテナントになっていてシャッターが下りているので、どうして警官がこんなところにいるのか理解できないままバスは通り過ぎて行きました。

 職場に到着してからネットで検索しましたが分かりません。何かこのマンションで事件が起きたというより、何か(誰か)を警護するために配置されただけなのかもしれません。

 

 昨日は通勤途中で、「珍しく今日はパトカーも護送車も救急車も見かけないなあ。」と喜んでいたら、はしご車が走っていくのが見えました。サイレンは鳴らしていないので火事ではないです。

 どこか高層の建物に白赤白の旗が掲げられているのを、取り外しに行くところなのです。消防署は今消火作業だけではなく、旗を取り外す作業に追われています。

 

 複数の企業でストライキに入る従業員が続いています。一方で、

「私は政府に反対です。選挙のやり直しを! ストライキに入ります!」といった宣言をスマホで動画に撮り、それをネット公開するという形のストライキが増えています。

 さらにストライキに入った人に対し「私はこの人の意見を尊重し、支持します!」というメッセージ動画を作ってネット上で公開する人もいます。

 ストライキも様変わりしましたね。

 その結果、こんな動画作って流すな、と叱責を受けて、解雇されています。解雇されても支援基金から生活費をもらえるので安心です。逆に動画を作って顔も本名も出しておくと、

「本当に私はストライキしてたんです。本当に私の政府に対する考えはこうです。」と証明できるので、すぐに支援金がもらえる根拠になりますね。

 

 現在、ベラルーシ医大では150人を超える教職員が、

「学生を退学処分にしないでください。」という要求書に署名して、学長に提出しようとしています。

 学生も大勢集まり、退学処分になった学生の救済、つまり退学取り消し処分を求めるデモを大学の中で行なっています。

 

 ミンスク市立第4ギムナジア学校で昨日起きたことが分かってきました。

 まず高校生たちが、政府に反対して授業をボイコット、歌を歌うデモを校内で行った。それを知った保護者の1人(生徒の父親)が「君たちは信じられない(ほどすばらしい)」と書いたプラカードを持って、学校前で1人立っていた。それを見た学校の警備員が、危険人物が学校に近づいていると勘違いしたのか、わざとなのか、警察を呼ぶボタンを押した。それで治安部隊がやってきて、男性を拘束、校内にも入ってきた。生徒はびっくり。今朝100人以上の保護者が学校に詰めかけ、学校は何してるのかと校長を詰問。

 その後生徒たちは手に白紙をもってデモ集会を校内でしました。白い紙は自由の象徴だそうです。

 

 700人の教師が嘘と不法の政府に対して抗議する署名をしました。

 3200人の医療従事者が大統領選のやり直し、医大生や医療従事者への弾圧に反対する署名をしました。

 

 ベラルーシ大学、ベラルーシ医大(21人が退学処分)、ミンスク言語学大学、ベラルーシ情報ラジオエレクトリック大学、ベラルーシ芸術アカデミー、ベラルーシ技術大学、ベラルーシ文化芸術大学、ベラルーシ経済大学(15人が退学処分)などで退学処分になった学生の処分取り消しを求めるデモ集会が始まり、卒業生や保護者、教職員も集まっています。

 デモ集会参加中の学生にピザや飲み物など差し入れる人たちもいます。

 

 ミンスク言語学大学では、学長室の前に警官がいて、誰も出入りできません。

 その学長室で叱責されていた1人の助教が身柄拘束されました。また学部長の1人が解雇されました。

 ベラルーシ医大で、学生側を支持していた学部長が有給中であるにかかわらず、今日解雇されました。

 ベラルーシ医大の学長は退学処分にした21人の学生に対し、「6−7ヶ月の間、病院で看護師か衛生士をしてたら、復学できる。」と言ったそうです。

 1人の女子学生は、ドイツ語が上手なので、ドイツの医大学への転入を考えています。

 

 

 ブレスト州立病院前で「医者の解雇は患者の命を縮める」と書いたプラカードを持って立っていた白衣の男性4人(おそらくこの病院に勤務する医師)は、30分後身柄拘束されました。

 このことがネットニュースで流れると、医師たちが立っていたその場所に人間の鎖ができました。

 

 ミンスク市立第3歯科病院勤務の4人の看護師が逮捕されました。今日のうちに裁判があり、罰金刑の判決が出ました。

 

 今晩も団地デモです。

 大統領はデモ集会を行う人々に対し、「徹底的に鎮圧する。もう容赦しない。」と今日言及しました。


10月29日、解雇、退職、任命、国境封鎖

2020-10-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月29日、全てが昨日から続いています。そして新しい動きもあります。

 ベラルーシ医大では朝から、学生の退学処分取り消しを求めて、大学前で人間の鎖を作っています。

 昨日退学処分になった女子学生の1人が学長室の前で座り込みデモをしています。

 ベラルーシ国立情報ラジオエレクトリック大学では、ある大学の学部長が退職願を出し受理されました。この学部の学生がデモに参加したために退学処分にする書類に署名をしたくないから、というのが本当の理由です。また別の教員がデモに参加したため解雇されました。

 複数の大学で、学生の退学処分を決定する書類への署名を拒否した教職員が解雇させられています。

 ベラルーシ芸術アカデミーの学生が学長と話し合おうとしましたが、学長は不在、副学長は病気で、話し合いができず、ただ大学前で集まっています。そこへ卒業生が学生を支持するために大勢やってきました。

 ミンスク言語学大学、ベラルーシ体育大学、ベラルーシ文化芸術大学前に護送車が到着しました。

 ベラルーシ技術大学の学生も退学処分が次々と決定しています。そして同時に男子学生は兵役義務に就くよう指示が出されました。

 ベラルーシでは男性は18歳になると兵役義務に就かなくてはいけません。しかし、大学生は卒業してから、などと後回しになります。

 退学になったんだから、今すぐ兵役義務につけ、ということです。

 ・・・で、軍隊で訓練を受けて、治安部隊員にさせるのでしょうか。

 

 ボロブリャヌィ市にある腫瘍学センター(ガン専門病院)の医療従事者たちは人間の鎖を作って、ベラルーシ医大生を支持しています。この大学の卒業生が多く勤務しているからでしょう。

 昨日、野党代表に選ばれたラトゥシコ氏(前ヤンカ・クパーラ劇場長。元文化相)が、学生を退学処分にした学長を野党は厳しく制裁すると発表しました。

 大統領は近日中に外国の大学の卒業証書はベラルーシ国内では高学歴証明にはならないとする法律を発令する、と発表しました。(大統領の三男はロシアの高校に入学したという噂があります。ロシアの高校を卒業してその後、ロシアの大学に入学したらどうなるのでしょう。)

 野党のチハノフスカヤ氏は、デモに参加したことを理由に退学処分になったベラルーシ人の学生を、ポーランドは1000人、リトアニアにあるヨーロッパ人文大学では500人、スロバキアの大学では30人受け入れる用意があると発表しました。

 またチェコ、スロベニア、スウェーデン、ノルウェイなどで数百人のベラルーシ人学生の受け入れができるそうです。

 

 グロドノ・ドラマ劇場の俳優たちがストライキに入りました。他の劇場でも、退職する俳優が出てきています。

 国立オペラ・バレエ劇場の指揮者、オペラ歌手、第1バイオリン奏者が、勝手に歌を歌ったという理由で解雇されました。

 

 ベラルーシのスポーツ選手1000人が、暴力行為と不法国家に反対する署名運動に署名しました。

 (来年の東京五輪のベラルーシ代表選手はどうなるのでしょう・・・。)

 3000人の医療従事者が暴力反対と選挙のやり直しを求める署名をしました。

 

 ミンスク市立第4ギムナジア学校の生徒が授業をボイコットし、歌を校舎入り口で歌っていると、校長先生が話し合いに応じました。しかし決着はつきませんでした。そこへ治安部隊が校内に乗り込んできました。

 学校の前でプラカードを掲げていた男性(生徒の保護者?)が身柄拘束されました。

 高校生たちは、治安部隊や学校の前に止まった護送車に向かって「恥知らず!」などとシュプレヒコールを上げています。

 

 米ドルとユーロに対してベラルーシ・ルーブル安が急に進みました。 

 

 急に大統領は内務大臣カラエフを解職し、グロドノ州関連の大統領のアドバイザーに任命しました。(カラエフについては、最近、厳しい取り締まりのシンボル的存在で、似顔絵を描かれたりするほどだったので、突然の解職にびっくりです。)

 他にもミンスク州関連(関連というのはつまり治安のことです。)アドバイザーなども新たに任命しました。 

 新しい内務大臣はミンスク市警所長が抜擢されました。

 

 午後3時半、ベラルーシはリトアニアとポーランドとの国境を突然封鎖しました。コロナウイルス対策のためだそうです。

 リトアニア人、ポーランド人、ラトビア人、ウクライナ人(国籍の人)は現在ベラルーシへ入国できなくなっています。(一部例外あり。)

 ベラルーシ人もベラルーシに入国しにくくなっています。(入国できないわけではありません。)

 逆にベラルーシから出国したい人は誰でも出国できるようです。

 午後7時ごろ、ウクライナとの国境地帯では、外国人はベラルーシ国内に陸路で入国できない状態だそうです。ベラルーシ人はベラルーシに入国できます。

 この外国人に日本人も含まれると思います。

 空路での入国には問題はありません。鉄道での入国は陸路なので、詳細は不明ですが、注意が必要ですね。例えばキエフから列車に乗っていて、ベラルーシの国境の前まで来て、「ここで外国人は降りて! 入国できません!」というような状況ではないと思います。

 

 10月26日(ゼネスト初日)に休業したカフェやピザ屋などは、理由はなんでであれ、ストライキをしていたと見なされ、あるいはコロナウイルス感染拡大を理由に、保健省から休業を言い渡されました。

 内装工事のため休業した、という理由も、毎週月曜日は定休日なんです、という説明も全く通らず、1週間の休業、長いところでは3ヶ月の休業(営業停止)命令を受けました。

 今年、コロナのせいで中小規模の飲食店経営者は大幅な売り上げ減で、苦しんだのに、政府からは補償も何もありませんでした。

 そして今、このように営業停止処分です。閉店・倒産するカフェが出てくるでしょう。

 

 1937年10月29日から30日にかけて、クロパティで大量虐殺が起こりました。今晩はクロパティに大勢の人が集まり、慰霊の野外コンサートを開いています。(私は・・・地縛霊とか出てこないか心配になるタイプです。)

 大量虐殺ではありませんが、今ベラルーシで多くの反政府派支持者が弾圧を受けているのを考えると複雑な気持ちになりますね。

  

  


ベラルーシのコロナウイルス感染者96529人。死者数973人

2020-10-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月29日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は96529人になりました。1日の新規感染者数は984人です。

 死者数は973人です。

 85332人が回復しました。

 244万人が回復しました。

 

 新規感染者数が900人台であることを受けて、保健省が新たに、交通機関内、学校内などでのマスク着用を推奨しました。しかし強制ではありません。どれぐらいの数のベラルーシ人が積極的にマスクをつけるかどうか分かりません。


10月28日、ストライキとデモ、学生の退学処分

2020-10-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月28日、ストライキが各地で行われています。 

 ミンスクの有名企業アトランタ(冷蔵庫製造)の従業員もストライキに入りました。

 従業員の1人は、白赤白の旗を持って工場の煙突に上り、大統領の辞任を求めました。その後、この従業員は精神病院に連れて行かれました。

 ストライキに入った工場の従業員が次々と解雇されています。しかし、支援団体から生活費がもらえます。

 

 ストライキに入った企業名をプラカードに書いて「ありがとう!」の言葉を添えて、街角に立つ人間の鎖が朝からできています。

 最近、ベラルーシの鉄道線路各地で置石がされているのが発見されています。幸い事故には至っていません。

 内務省は厳重に処罰すると言っていましたが、今日26歳女性が線路線路への置石とミンスク市内の警察署への投石の疑いで逮捕されました。

 

 ストライキのため工場内のいくつかの部門が操業していない工場グロドノアゾトでも、ストライキ参加者の解雇が続いています。しかし、コロナウイルスの集団感染も発生していて、(春にも集団感染が起こったことでニュースになっていましたが)秋になってまた集団感染が始まりました。先週は70人しか感染していなかったのに、今週に入って497人が感染しました。従業員数は約7500人の大企業です。

 ストライキをしなくても完全な操業ができないと思います。 

 ストライキをする→工場の操業ができない。

 ストライキに参加した従業員はクビ→人員不足で操業ができない。

 ストライキはせずまじめに出勤してきたら、コロナウイルスに感染する→操業できない。

 ・・・という状態です。

 

 内務省からまた不特定多数の人のスマホにSMSが送られています。また「デモやストライキに参加するのは犯罪です、の警告だろう。」と思ってよく読んだら、

「あなたが留置所にいたときにかかった経費を支払ってください。」「あなたの家を家宅捜索したときにかかった経費を払ってください。」という請求書でした。

「いや、私、逮捕されたこともないし、自宅も家宅捜索されたことないんですけど・・・。」

とみんなびっくり。私はこのニュースを聞いたとき、新手の詐欺商法では?と疑ったのですが、その後のマスコミの取材によると、本当に内務省がこんなSMSを送っていたことが判明して二度びっくり。

 警告代わりという意味合いもあるのでしょうが、身柄拘束されたこともない人にまで経費の請求をしてはいけないでしょう・・・というより、留置所の「宿泊代」払え、これは自己負担だ、家宅捜索の費用は家主が負担せよ、というのは、警察としておかしくないですか? 私たちの税金は? 警察に割り振られている国家予算は?どうなっているの?と思いました。

 

 昨日、大統領が「デモに参加した学生は退学処分にせよ。」と発言したのを受けて、多くの大学で、それに反対するデモが起きています。学生の側に立つ教員もいます。

 ベラルーシ医大の場合。昨日のうちに学長が、「このように大統領も言っているわけだし、学生はデモに参加しないように。本当に退学処分にしますよ。」と釘を刺す発言をし、さらに退学処分にする学生名を数名挙げました。

 学生の多くが反発。本当に誰かを退学にしたら、それに反対するデモをすると声が上がりました。

 全ての学生のうち30%ぐらいがデモに参加しているそうです。本当にこの30%の学生を退学にしたら医大はどうなるのでしょうか? 崩壊です。大学もそうですが、未来のベラルーシの医療が崩壊します。

 今日、本当に18名の学生が退学処分になりました。(30人以上という情報もあります。)

 退学になった学生によると、1人ずつ学長室に呼び出され、「10分間精神的な圧迫を言葉で与えられる」そうです。その後、退学処分だと言われます。正式な書類は渡されません。反論したい者は保護者を呼んでくるように、と言われたので、実際にある男子学生が両親に電話すると、お母さんが大学に来ました。すると、「やっぱり月曜日に来てください。」と追い返されました。

 ちなみに大学生は18歳以上なら成人年齢なので保護者の意見などあってもなくても関係がありません。 

 ちなみにある2年生の女子学生は、退学の理由をデモ集会に出ていて、20日間出席がなかったから、と言われたそうですが、この学生は毎日休まず出席していたと主張しました。しかし大学側の理由を覆すことはできませんでした。

 医学生の多くが怒って、学長室に押しかけようとしましたが、学長が出てきたので、

「退学処分になった学生はみんな授業に毎日出席していた。処分を取り消してください!」

と訴えました。その中には学生だけではなく教員の姿もありました。

 この女子学生の退学処分取り消しを求める署名運動が始まり100人の署名が集まりました。(救急隊員として働いていて、医大に入学。献血にも積極的な学生だそうです。)

 午後7時、学長室などは鍵がかけられたので、学生たちは外に出て、大学前でデモ集会を始めました。ベラルーシ医大とは関係がないけれど学生の退学処分に反対する市民も集まりました。

 午後7時半ごろすると護送車らしき車が医大の前に来たのですが、学生たちは人間の鎖を作りました。治安部隊も現れましたが、「解散! 家に帰れ!」などと言うだけで、身柄拘束はありませんでした。

 デモ参加者は「学生が何をしたって言うの!」などと治安部隊に問いかけています。

 マスコミからの取材に学長は明日答えますと返事しました。

 すでに政治思想を理由に退学処分になった学生を救済する仕組みが整っています。ここを通じて受け入れていくれる外国の大学へ入学できます。ベラルーシ医大の学生の多くは、退学になったら、ポーランドにある医大へ編入することを希望しています。

 こうしてベラルーシの医療現場は人手不足に陥り、助かるはずの命も助からなくなるケースが出てきます。逆にポーランドでは優秀なベラルーシ人の医療従事者が数多くやってくるので、特にコロナ禍の今ではどんどん受け入れることでしょう。

 ちなみにベラルーシ医大の教員はすでに4人が自ら望んで退職しています。医者なので比較的簡単に再就職できます。世界中今はどこも医療従事者不足ですから。

 心臓外科医で26日にデモ集会に参加した医師も多数、今日解雇されました。

 

 あちこちの高校で授業のボイコット、そんな生徒を支持する教職員が現れています。せっかく入学してもデモ集会で自分の本心を言ったら、退学になるような大学、誰が進学したいと思うでしょうか?

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者95545人。死者数969人

2020-10-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月28日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は95545人になりました。1日の新規感染者数は936人です。

 死者数は969人になりました。

 84690人が回復しました。

 

 今ミンスクでは、「コロナウイルスかも?」と思って救急車を呼んでも、来るのは6時間後だそうです。

 

 


10月27日、反政府デモ連続80日目、ゼネスト2日目

2020-10-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月27日、ゼネストが続いています。

 朝から各地で人間の鎖、そして身柄拘束が始まっています。

 昨日、デモ集会を行った心臓外科医など医療従事者が病院へ出勤すると拘束されました。11名拘束されたのですが、幸い午前11時半ごろには全員解放されたそうです。

 今日の午前中に手術を予定した患者さんは・・・

 

  ミンスク州立病院の医師2人も身柄拘束されました。

 

 レチッツァ市の企業ベラルーシネフチの従業員がストライキを行ったところ、今朝、全員解雇されました。こうして本当に現場で働く人が少なくなっていきます。

 ノヴォポーロツク市の企業ナフタンでは、前日と同じく工場内に治安部隊が配置され、ストライキが始まらないか見張っています。

 

 国立ベラルーシ・情報ラジオエレクトロニック大学の教職員35名がストライキを開始しました。

 多くの大学で学生デモが行われています。学長との対話を求めて、学長室に学生が大勢押しかけています。

 ベラルーシ大学では中庭への出入り口に鍵がかけられ、学生は外に出ることができません。(万一火事が起きたときのことはどうなのでしょう?)

 大統領はデモに参加した大学生は全員退学処分にすると発表しました。

 

 ミンスク市内の第2番リツェイ学校(人気のある進学校)の高校生100−150人が授業をボイコットして、校内で座り込みデモをしています。

 団地デモも始まりました。

 携帯電話の会社もストライキをしています。(携帯電話は利用できています。)

 有名企業ケラミン(タイル会社)もストライキに入るそうです。

 

 野党幹部メンバーのコレスニコワ氏が収監されているジョージノ市の刑務所ではコロナウイルスによる隔離と閉鎖がされたそうで、弁護士は面会ができません。

 この刑務所で集団感染が発生したという正式な報道はありません。 

 

 ミンスク市内で自転車に乗って出勤途中の男性が、赤信号で停止しているときに身柄拘束され、来月3日に裁判だそうです。(何の罪で?)

 

 国立バレエオペラ劇場、フィルハーモニー、新ドラマ劇場の俳優、演奏家たちも反政府派の歌を合唱しています。

 

 夕方から団地デモが始まっています。

   


ベラルーシのコロナウイルス感染者94609人。死者数965人

2020-10-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月27日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は94609人になりました。1日の新規感染者数は902人です。900人台になってしまいました・・・。

 死者数は965人です。

 84237人が回復しました。

 239万件の検査数となりました。

 

 ミンスク市内にある民間の医療検査センターで、有料でコロナウイルスの検査や抗体検査が受けられるようになりました。

 気になる人、外国へ行く人で検査結果が必要な人は、公立病院より料金が高めでもいいなら民間の検査センターを利用できるようになったということです。


10月26日、無期限全国ストライキ

2020-10-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 最終通告の期日である10月25日になっても、大統領は辞任の表明もせず、政治犯の釈放もなかったため、野党は26日からの全国ストライキを呼びかけました。

 現在、グロドノ・アゾトの従業員がストライキに入りましたが、警察が来て、身柄拘束を始めました。そして、ストライキは発生などしていないと表明しています。ストライキをしていた人を留置所へ連行すれば、ストライキそのものはなくなるでしょう。しかし従業員が留置所に入っていると、工場での操業が結局できなくなります。

 朝の8時から、ストライキを起こしそうな工場の前に護送車が配置されました。

 

 公共交通機関は幸い、平常どおりの運行のようです。(午前中現在)

 ミンスク環状線道路の一部がデモ参加者により閉鎖されましたが、10分ほどだったようです。

 地下鉄ウルチエ駅近くを通る独立大通りでもデモ参加者が道路を閉鎖しましたが、これも短時間で終わりました。

 

 国立大学の学生がゼネストに呼応しようとしています。

 ベラルーシ大学、ベラルーシ医大、ベラルーシ技術大学(入り口が閉鎖されました。)、ミンスク言語大学、ベラルーシ情報ラジオ・エレクトロニック大学、ベラルーシ芸術アカデミー、ベラルーシ文化芸術大学、ベラルーシ経済大学などです。

 そして学生のデモ行進が始まりました。

 一度警察に追い払われましたが、すぐにまた新しいデモ行進を始めています。

 ベラルーシ大学では、大勢の学生の密集、図書館の利用禁止などが言い渡されました。コロナウイルス感染拡大防止のためだそうです。

 大学構内をデモ行進している学生もいます。

 ミンスク言語学大学の学生デモ行進をパトカーが追いかけています。みんな走って逃げています。

 ベラルーシ大学前でのデモ集会のところへ護送車と治安部隊が到着しました。1000人の学生が「帰れ!帰れ!」とシュプレヒコールを上げると、拘束はせずそのまま治安部隊はどこかへ行ってしまいました。

 

 正午になり、ベラルーシ各地で数百の企業・工場がストライキに入ったことが報道されました。

 ベラルーシ政府はストライキは発生していないと報道を否定しています。

 一方でストライキのようすがスマホで動画撮影され、ネット上で出回っています。

 各地で人間の鎖が作られています。

 

 ミンスクトラック工場でもストライキが始まりましたが、中にはストライキをしたくない(働きたい)従業員もいます。その人たちが作業場に入ろうとするのを、ストライキ中の従業員が、入り口で押しとどめて、仕事をさせないようにしています。

 同僚同士でこんなことになっています。

 

 大手携帯電話会社A1とMTCの従業員もストライキを始めました。

 

 市の中心部のカフェが数多く臨時休業しています。

 ドミノピザのサイト、複数のオンラインショップが開かない、あるいは注文の受け付けを停止しています。

 逆に店舗は閉店、オンラインショップだけ受け付けている企業もあります。

 

 昼間から団地デモが始まりました。白赤白の旗をマンションの上にかかげるところもあります。

 

 ミンスクでも身柄拘束が始まりました。

 

 ミンスク市内の学校、第6番ギムナジアで高校生が座り込みデモをしています。

 第18番ギムナジア学校前に護送車が止まり、男子高校生らしき服装の男性複数を後ろ手で拘束し、治安部隊が連行して行きました。おそらく区の警察署です。

 この拘束の様子、そして校門前に8台の護送車が止まっている画像がネット上で広まると保護者があわてて自分の子どもを引き取りに来たりしました。しかし学校側は、「これは我が校の生徒ではない。警察は校内に入っていない。保護者の皆さん、落ち着いてください。」と説明しました。結局真相がはっきりしません。

 第42番ギムナジアでも校内でデモ集会が開かれ、歌を歌ったりしています。

 第50番ギムナジアでは教師のほうが反政府のメッセージビデオを作りました。

 

  ベラルーシ・ハイテクパークの従業員がミンスク環状線道路脇で人間の鎖を作っていると、治安部隊が来て、数名を身柄拘束しました。他のデモ参加者はあわてて近くの森の中へ。茂みに隠れています。

 ベラルーシの優秀なIT企業の社員が、拘束されそうになって、森の中を逃げ回るという光景です。

 

 デモ集会の混乱、身柄拘束に巻き込まれたくなくて、自宅に引っ込んでいる人もいます。

 ベラルーシ国立銀行のサイトが閲覧できなくなっています。サイバー攻撃によるのものなのか、それともストライキの一環なのか不明です。(追記です。ハッカー集団サイバーパルチザンが犯行声明を出しました。)

 国営乳製品工場のサイトがサイバー攻撃を受けました。

 

 午後4時過ぎ、年金生活者が中心のデモ行進は散会となりました。地下鉄も通常運行です。

 しかし、その後デモ集会が各地で始まり、午後6時ごろ、ミンスク中心部のマクドナルドやグム百貨店がある道路は治安部隊によって封鎖され、バスとトロリーバスだけが運行できる状態になっています。

 午後7時前、地下鉄モギリョフスカヤ駅近くでデモ集会をしていた人たちに向かって、ペイントボールが発射されました。服にペンキがついています。

 放水車は水に着色していて、これで服が汚れた人は、つまりデモ集会参加者である証拠になるのでそれを目印に治安部隊は拘束しようとします。ペイントボールも同じ考えでしょう。しかし、目撃した人によるとペイントボールを発射したのは、治安部隊ではなかったそうです。デモとは無関係の通行人にも発射されたという情報があります。

 午後8時ごろ地下鉄ヤクプ・コーラス駅が閉鎖されました。

 デモ行進は十月広場に向かっていますが、広場には治安部隊がいるため入ることはできません。

 その後十月広場近くで身柄拘束が始まりました。向かいにある「パティオ・ピッツァ」(ベラルーシで最初にできたピザ屋さん)の中に逃げ込んだデモ参加者を拘束しています。

 その地下にあるオクチャブリスカヤ駅のホーム、エスカレーター付近で男性複数人のケンカが始まりました。詳細は分かりませんが、政情不安、社会不安が続いているので、気が立っている人が多く、ちょっとしたことでケンカが起きてしまうのかもしれません。(でもエスカレーターで上り下りしている乗客がいるのに、危険ですよ。)

 ツム百貨店の近くではデモ隊による道路の閉鎖がされています。

 

 スーパーマーケットで、デモをしているグループが店内に入り、突然合唱を始めたり・・・といった群発的デモ活動が行われています。

 午後10時ごろ、私の自宅の前の道を25人ほどのデモ行進がスマホの光を照らしながら、シュプレヒコールを上げ、隣の団地の中庭に入って行きました。

 

 日本のニュースサイトでも、ベラルーシのゼネストについて報道されていますが、コメント欄を読んでいると、

「ゼネストなんかしたら、経済が悪化するから、国民は自分で自分の首を絞めている。」という意見を目にしました。

(あ、私が日本のニュースのコメント欄に書き込みや返信をしようとしても、投稿できないんですよ。1回も投稿できたことがありません。書き込んだ後に内容が不適切だからと削除されたわけでもないです。投稿そのものができないので。そのためヤフコメなどに投稿したことがありません。なのでここに書き込みます。)

 ゼネストを呼びかけたチハノフスカヤ氏は

「ストライキに参加したことにより、解雇された人に対して複数の外国の基金が支援を申し出ており、すでに700万ドル集まった。これからも増える予定。そのため、ストライキに参加してクビになり、無収入になるから家族に迷惑かけるし、ストライキできない・・・とは思わないように。」

とベラルーシの反政府派国民に呼びかけています。

 今日もストライキ中の人、デモ行進中の人に食事やお茶が振舞われています。こんな形でストライキやデモを直接参加していなくても参加者を支援しているボランティアがいます。

 

 すでにEUからストライキ参加者への拘束をしているベラルーシ政府への批判の声が上がっています。またアムネスティもベラルーシ国内のストライキ参加者の人権尊重を訴える声明を発表しました。

 

 今日一日で300人が拘束されたようです。人数が最も多いのはミンスク、そしてグロドノです。


ベラルーシのコロナウイルス感染者93707人。死者数961人

2020-10-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月26日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は93707人になりました。1日の新規感染者数は884人です。また増えました・・・。

 死者数は961人です。

 83748人が回復しました。

 238万件の検査数となりました。


「新生ベラルーシで会いましょう」

2020-10-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 野党が大統領辞任などを求め、その最終通告の日が10月25日であることはおよそ2週間まえから分かっていましたが、大統領が辞任しなかった場合、26日からゼネストに入るよう野党は呼びかけています。

 すでに複数の企業、銀行が26日の営業を停止することを発表しています。

 早いところでは24日にはもう営業しませんの張り紙を入り口に貼り、その理由をストライキのせいではなく、

「内装工事のため」「棚卸し作業をします」などと説明し「26日から通常どおりの営業ができるかどうか自信がないので、やめておきます」「営業が続けられない問題が起こるかもしれないので26日は開店しません。」という商店や銀行、語学学校なども。(語学学校はコロナウイルス感染のこともあって、遠隔学習に移行するそうです。ネット接続状況はどうなりますかね。)

 さらに今後の営業再開については「神の思し召し」「新生ベラルーシになったら再びお目にかかりましょう。」

 

 大学生の中にはすでに先週「10月26日は出席しません。(でも処分しないでください。)」という申し出の書類を前もって提出する人もいました。

 


10月25日、最終通告の最後の日

2020-10-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月25日、野党が示していた最終通告の日になりました。今日中に大統領が辞任表明する(今日中に辞任するわけではない。)政治犯の全員釈放をしなければ、明日から全国ストライキに入るよう、野党が国民(主に国営企業の従業員)に呼びかけています。

 大統領の辞任を要求するデモが最も激しくなりそうなので、朝から警戒した軍用車、放水車、護送車などが次々とミンスク市内の要所(主に大勢の人が集まりやすい広場など)に配置されました。

 昼の12時ごろからミンスク地下鉄駅のうち12駅が閉鎖されました。またミンスク市中心部では道路が封鎖されています。

 ほぼ同じ頃モバイルの接続状況が悪くなりました。

 ジャーナリストの身柄拘束が始まりました。

 地方都市でもデモ集会が始まりましたが、身柄拘束も始まっています。ゴメリ市では73歳の女性が拘束されました。

 ミンスクでは約10万人の反政府デモ行進が始まりました。あのニーナさんも登場。みんな拍手で迎えました。

 リダ市では催涙ガスがまかれ、救急車がデモ集会の場所に複数集まっているそうです。

 グロドノ市だけで、今日80−100人が身柄拘束されたという報道がありました。

 

 夕方5時過ぎ、閉鎖されていたミンスクの地下鉄12駅のうち大部分が閉鎖解除されました。

 デモ行進はオルロフスカヤ通りに沿って進んでいたのですが、午後6時ごろ閃光弾が複数発射され、デモ参加者の一部が散り散りにされました。

 またそのせいで近隣のアパートの窓ガラスなど一部が破損しました。

 ゴム弾が発射されたという情報もあり、腹部に命中して血を流している男性の画像がネット上で出回っていますが、命に別状はないとのこと。

 ミンスク市内だけで120人が拘束され、また2人の警官が負傷したとのことです。

 団地デモをしていたのかどうかよくわからないのですが、午後10時ごろ、ミンスク市内の団地内にパトカーが来て、女性1人が身柄拘束されました。拘束のようすをスマホで動画作成していた近所の人によると、1人の子どもがいるシングルマザーだそうです。母親が拘束されたら、子どもはどうなるのでしょうか。

 

 団地デモを熱心にしていたカスカード高層マンション群の近くの道路上で何かが炎上しています。消防車が来てすぐに消し止めましたが、詳細はわかりません。

 

 ハッカー集団サイバーパルチザンが、オクレスチナ収容センターの所長など、12名の個人情報(実名)を得ることができたとネット上で譲歩提供しました。

 

 国営テレビBTの有名司会者が今日の反政府デモ行進を取材中、デモ参加者たちから、

「BTは恥を知れ!」「ギャラをくれるところへ行って取材しろ。」などと言われ、さらに1人の身元不詳の男性から顔に唾を吐きかけられました。

 最近この司会者はベラルーシ軍についてテーマにした番組を担当していたそうです。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者92823人。死者数957人

2020-10-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 10月25日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は92823人になりました。1日の新規感染者数は845人です。また増えました。

 死者数は957人です。

 83237人が回復しました。

 1日で回復した人の数より新しく感染した人の数のほうが多い状態が続いています。