ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者96万4677人。死者数6836人

2022-04-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月2日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は964677人になりました。1日の新規感染者数は921人です。新規検査数は111433件です。

 死者数は6836人です。

 961962人が回復しました。

 1288万件を超える検査数となりました。

2022年4月2日。ウクライナ侵攻から38日目

2022-04-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月2日。4月になったというのにミンスクはずっと雪が降っています。

 アメリカのFOXニュース(ウクライナでの現地取材中カメラマン2人が死亡)によると、4月1日にウクライナに隣接したロシアのベルゴロド州の石油燃料基地がウクライナ軍ヘリ2機の攻撃により爆発炎上したことについて、ウクライナ大統領自らが攻撃命令を出したと報道されています。
 本当だとすると、ウクライナ軍は防衛だけをしているのではなく、敵国領地に入って積極的に攻撃を始めたということになります。
 ロシア人の民間人を無差別に攻撃しているわけではありませんが、これにより、西側諸国の対応も変わってくるかもしれません。が、ウクライナ大統領からすると、あれだけ軍事的支援、保護を頼んでいるのにほったらかして真剣に動かないNATOがこれからウクライナ支援をしませんって言ったって、元より大したことしてないでしょ、という思考なのかもしれません。
 ただし、今回の戦争は情報戦ということもあり、FOXニュースの報道が本当かどうかも分かりません。
 そもそも本当にウクライナ大統領が自ら攻撃命令を出したのなら、自分の公式サイトとか動画でそれを認める発言をすればいいのに、わざわざアメリカのメディアを通す形にするのが釈然としません。


 3月29日、ウクライナ人の国際政治学者、グレンコ・アンドリー氏が参考人として出席し、日本維新の会の音喜多駿議員が質問しました。
「グレンコ参考人はかねてよりロシアのスパイ、要人買収の問題を著書などで述べている。(中略)普段ロシアが(日本で)行っている諜報活動について参考人が把握していることを教えていただきたい。」
 これに対するグレンコ氏の答弁。
「(前略)残念ながらあなたがたの党にロシアの侵略を明らかに弁明している人がいるので、その人についてそろそろ考えた方がいいのではないかというのが、私の個人的な意見であります。」

(まあ、誰のことを指しているのかすぐ分かりますよね。)
 グレンコ氏の答弁のこの部分だけが、「不適切発言」だとして国会議事録には載らないらしい・・・そうです。
 載らないんですか。
 日本も国民の知る権利がないんですね。情報統制をしている国なのですか。


 まだ日時は未定ですが、ローマ法王はキーウを訪問する予定であることを発表しました。


 ザポリージャ原発の町エネルホダル市民がロシア軍に抗議するデモを行っていたところ、ロシア軍は閃光弾などを使って追い払いました。


 アメリカ政府が同盟国からウクライナへの旧ソ連製戦車の供与を支援するとニューヨーク・タイムズが報じました。ウクライナ大統領が要請していたのに応じた形です。ところがギリシャ鉄道が戦車をウクライナに輸送することを拒否しているというニュースがこちらにあります。
 

 4月2日はロシアとベラルーシ国民統一記念日です。統一と言っても国が統一したというわけではありませんのでご注意ください。
 記念日なので両国大統領は電話してお互いに祝意を述べ、さらに今のウクライナ情勢について、双方心を痛めているというニュースが報道されました。


 ロシアの独立系メディア「プロエクト」はモスクワの医療機関とロシア大統領の別荘の契約書を入手。ロシア大統領が甲状腺に何らかの病気を抱えている可能性を指摘しました。
 甲状腺がんの専門家が2016~20年の4年間で35回、ソチの別荘を訪れ、計166日間にわたって大統領の治療を行っていた証拠だそうです。
 治療の副作用でウクライナ侵攻という誤った決断をしたのではないかというイギリスメディアもありますが、副作用のせいで、「よし、勝てるぞ、ウクライナへ侵攻だ!」と言い出したとは言えないと思います。
 しかし、あの金ピカの宮殿のような別荘で実はガン治療を受けていたのか?とも思います。


 ロシアは昨日起こった、ベルゴロドの石油燃料施設へのウクライナ軍の攻撃に対して、責任を追及するため事件として訴訟を起こすと発表しました。
 それを言うなら、ウクライナでロシア軍が破壊しまくった物や人への責任を追求されてもいいの?と思いますが、「あれは、ウクライナの(ネオナチ)ウクライナ軍がやったものです。」という姿勢をロシア側は崩していないので、何とも思わないでしょう。