2022年4月29日。
国連事務総長が訪問中のキーウが28日、ロシア軍によるミサイル攻撃を受けました。
モスクワでロシア大統領と会談をしてキーウに移動した国連事務総長を狙っているわけではないですが、どうしてこのタイミングでこんなことをロシアはするのでしょう。
緊急対応当局によると、ミサイル1発が25階建てのマンションに着弾し、二つの階が損壊。10人が負傷、1人が死亡という報道があります。
死亡したのはラジオ・フリー・ヨーロッパのジャーナリスト、ベラ・ギリチさんだと在イスラエル・ウクライナ大使が自分のフェイスブック上で哀悼の意を述べて、それからニュース報道されました。
ギリチさんは以前、在イスラエル・ウクライナ大使館で勤務していたことがあるそうです。
今日になって、ロシア国防省はキーウを攻撃しましたと認めました。
集合住宅を狙ったのではなく、ロシア空軍の高精度長距離兵器により、キーウにあるミサイル・宇宙航空企業アルチョームの建物を破壊したと発表しています。
ドイツ企業ヘンケルはベラルーシでの事業撤退を決定しました。
タス通信によると、ウクライナ軍がウクライナ国境に隣接するロシアのブリャンスク州にあるベラヤ・ベリョカ村にあるロシア国境警備隊に発砲しました。
ブリャンスク州知事が明らかにしたところによると、国境警備隊に発砲があり、その結果、(なぜか)村の上下水道が被害を受け、しかしいつものように死傷者はありませんでした。
ドイツとギリシャがポーランドとブルガリアに対して天然ガスの供給を支援しています。
でもこれ、元はと言えば、ロシアの天然ガスなんですよね・・・。
チェコもロシアの天然ガス支払いをロシア・ルーブルで行うことを拒否しました。
明日にでもロシアからのガス供給が止められる可能性があります。
ブルガリア社会党の党首は、政府閣僚がウクライナへの軍事援助を承認した場合、与党連立から離脱すると発言しました。
エネルギー問題のせいで、ブルガリアも揺れ動いていますね・・・。
5月9日の対独戦勝記念日のモスクワでの式典に外国人は今年招かれないことが決まりました。
ベラルーシ大統領も外国人なので、招待されないそうです。
ドネツク人民共和国でも、今年は5月9日の対独戦勝パレードは行わないことを決定しました。
つまり、5月9日以降もこの地域でウクライナ軍との戦闘が続く可能性が高いからでしょう。
今のままではリハーサルも出来ないです。5月9日までにウクライナのドンバス地域だけでも制圧して特別軍事行動の成功を内外に示したいロシアですが、予定通りにならないと思っていることの表れではないでしょうか。
ドネツク州全土を制圧したら、対独ではなく、それについての戦勝記念パレードを行う意向だとドネツク人民共和国のトップは述べています。
ベラルーシ大統領は、国の独裁政権についての自分の意見を述べました。
その前に、先日ベラルーシはポーランド、リトアニア、ラトビア市民のためにビザなしでベラルーシへ入国できる特別な期間を設けていました。
それは、カトリックの復活祭をベラルーシにいる親戚のところへ行ってお祝いできるようにするためです。実際1日目に600人がノービザで入国しました。
さらにベラルーシは5月3日がラードニッツァという日本のお彼岸のような墓参の日で、公休日なのですが、ベラルーシ国内に親戚のお墓があるポーランド、リトアニア、ラトビア市民で、ベラルーシへお墓参りに行けるように、このノービザ入国期間を設けているのです。
それについて、ベラルーシ大統領は、これらの国の政府やヨーロッパ諸国は、自国民がベラルーシに入国しないように国民を指図しているとしました。
そして、墓参りのためにノービザ入国できるようにしているのに、実際には「墓参りなどしていない。塩を買いに来ている。」とベラルーシ大統領は指摘しました。
つまり、リトアニア人やラトビア人がベラルーシへ塩を買い出しに来ているというのです。
「彼ら(リトアニア人やラトビア人)は塩をベラルーシで買っている。彼らは塩を持っていない! 偉大で豊かな西側ヨーロッパですが、塩はないとは! そしてベラルーシ人が普通に暮らしていると(ベラルーシへ塩を買い出しに行った人が帰国してから)しゃべらない言わないように、各国政府は自国民をベラルーシへ行かせないようにしている。これが民主主義と言うものの全てだ!」
とベラルーシ大統領は主張しました。
さらに大統領は、
「神に感謝します。私たち(ベラルーシ人)には独裁政権があることを。多くの人がは私を批判してきた。『独裁、独裁。』と。しかし、この独裁政権には秩序がある。独裁政権がなければ、ベラルーシ人は一文なしになってうろつくことになる。」
というわけで、大統領が独裁政治を行っていることにより、ベラルーシには秩序が保たれているということです。
(見方を変えれば、自分が独裁者であることを認めていますね。自信を持っています。)
国連事務総長が訪問中のキーウが28日、ロシア軍によるミサイル攻撃を受けました。
モスクワでロシア大統領と会談をしてキーウに移動した国連事務総長を狙っているわけではないですが、どうしてこのタイミングでこんなことをロシアはするのでしょう。
緊急対応当局によると、ミサイル1発が25階建てのマンションに着弾し、二つの階が損壊。10人が負傷、1人が死亡という報道があります。
死亡したのはラジオ・フリー・ヨーロッパのジャーナリスト、ベラ・ギリチさんだと在イスラエル・ウクライナ大使が自分のフェイスブック上で哀悼の意を述べて、それからニュース報道されました。
ギリチさんは以前、在イスラエル・ウクライナ大使館で勤務していたことがあるそうです。
今日になって、ロシア国防省はキーウを攻撃しましたと認めました。
集合住宅を狙ったのではなく、ロシア空軍の高精度長距離兵器により、キーウにあるミサイル・宇宙航空企業アルチョームの建物を破壊したと発表しています。
ドイツ企業ヘンケルはベラルーシでの事業撤退を決定しました。
タス通信によると、ウクライナ軍がウクライナ国境に隣接するロシアのブリャンスク州にあるベラヤ・ベリョカ村にあるロシア国境警備隊に発砲しました。
ブリャンスク州知事が明らかにしたところによると、国境警備隊に発砲があり、その結果、(なぜか)村の上下水道が被害を受け、しかしいつものように死傷者はありませんでした。
ドイツとギリシャがポーランドとブルガリアに対して天然ガスの供給を支援しています。
でもこれ、元はと言えば、ロシアの天然ガスなんですよね・・・。
チェコもロシアの天然ガス支払いをロシア・ルーブルで行うことを拒否しました。
明日にでもロシアからのガス供給が止められる可能性があります。
ブルガリア社会党の党首は、政府閣僚がウクライナへの軍事援助を承認した場合、与党連立から離脱すると発言しました。
エネルギー問題のせいで、ブルガリアも揺れ動いていますね・・・。
5月9日の対独戦勝記念日のモスクワでの式典に外国人は今年招かれないことが決まりました。
ベラルーシ大統領も外国人なので、招待されないそうです。
ドネツク人民共和国でも、今年は5月9日の対独戦勝パレードは行わないことを決定しました。
つまり、5月9日以降もこの地域でウクライナ軍との戦闘が続く可能性が高いからでしょう。
今のままではリハーサルも出来ないです。5月9日までにウクライナのドンバス地域だけでも制圧して特別軍事行動の成功を内外に示したいロシアですが、予定通りにならないと思っていることの表れではないでしょうか。
ドネツク州全土を制圧したら、対独ではなく、それについての戦勝記念パレードを行う意向だとドネツク人民共和国のトップは述べています。
ベラルーシ大統領は、国の独裁政権についての自分の意見を述べました。
その前に、先日ベラルーシはポーランド、リトアニア、ラトビア市民のためにビザなしでベラルーシへ入国できる特別な期間を設けていました。
それは、カトリックの復活祭をベラルーシにいる親戚のところへ行ってお祝いできるようにするためです。実際1日目に600人がノービザで入国しました。
さらにベラルーシは5月3日がラードニッツァという日本のお彼岸のような墓参の日で、公休日なのですが、ベラルーシ国内に親戚のお墓があるポーランド、リトアニア、ラトビア市民で、ベラルーシへお墓参りに行けるように、このノービザ入国期間を設けているのです。
それについて、ベラルーシ大統領は、これらの国の政府やヨーロッパ諸国は、自国民がベラルーシに入国しないように国民を指図しているとしました。
そして、墓参りのためにノービザ入国できるようにしているのに、実際には「墓参りなどしていない。塩を買いに来ている。」とベラルーシ大統領は指摘しました。
つまり、リトアニア人やラトビア人がベラルーシへ塩を買い出しに来ているというのです。
「彼ら(リトアニア人やラトビア人)は塩をベラルーシで買っている。彼らは塩を持っていない! 偉大で豊かな西側ヨーロッパですが、塩はないとは! そしてベラルーシ人が普通に暮らしていると(ベラルーシへ塩を買い出しに行った人が帰国してから)しゃべらない言わないように、各国政府は自国民をベラルーシへ行かせないようにしている。これが民主主義と言うものの全てだ!」
とベラルーシ大統領は主張しました。
さらに大統領は、
「神に感謝します。私たち(ベラルーシ人)には独裁政権があることを。多くの人がは私を批判してきた。『独裁、独裁。』と。しかし、この独裁政権には秩序がある。独裁政権がなければ、ベラルーシ人は一文なしになってうろつくことになる。」
というわけで、大統領が独裁政治を行っていることにより、ベラルーシには秩序が保たれているということです。
(見方を変えれば、自分が独裁者であることを認めていますね。自信を持っています。)