11月15日にビタペクト2と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第111回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2は合計1748個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1500部となりました。
今回で通算121回目のビタペクト2の配布となりました。
のべ人数になりますが、現時点で1748人分のビタペクト2、そして1500家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html
(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)
http://www.belrad.nsys.by
今回は3家族がゴメリ州カリンコビッチ市(チェルノブイリ原発から約100キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。
ところが直接ビタペクト2を渡すことができませんでした。私が風邪をひいてしまい、保養に来ている子どもたちにうつすといけないので、SOS子ども村へ行くのを中止しました。代わりにビタペクト2などを夫に持って行ってもらいました。受け取った医師のリリヤ先生から子どもたちに渡してもらったのですが、やはり私が行かないと聞き取り調査はちゃんとできないし、写真も写せないし、残念です。
リリヤ先生からは子どもたちの体内放射能の測定結果を教えてもらいました。
その内容をここでご報告します。
(家族A)
この家族には4個のビタペクト2を渡しました。なぜか母親は測定していません。子ども4人の結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト2を1個ずつ渡しました。
女子(17歳)38ベクレル ○
女子(15歳)35ベクレル ○
男子(13歳)28ベクレル ○
男子(11歳)44ベクレル ○
(家族B)
この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
母親(事故発生時14歳)43ベクレル
男子(14歳)28ベクレル ○
女子(12歳)38ベクレル ○
女子 (1歳)50ベクレル ○
普通3歳以下の子どもにはビタペクト2は飲ませないことになっていますが、50ベクレルとかなり高い放射能値がだったため、また母親も高い値であったため、2人で1個のビタペクト2を飲むことにリリヤ先生が決めたようです。
このような場合、ごく少量を子どもに飲ませてみて、下痢などの症状が出たら中止。残ったビタペクト2は母親が飲むことになります。実際にはこの方法で問題があったことはほとんどありません。
(家族C)
この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
母親(事故発生時15歳)11ベクレル
男子(16歳)23ベクレル ○
女子 (8歳)35ベクレル ○
男子 (5歳)47ベクレル ○
今回は聞き取り調査ができなかったので、細かいところは分からないのですが、放射能値の高さに驚きました。子どもたち全員の結果が悪かったので、愕然としました。
ゴメリ州のカリンコビッチはそんなに食べ物などが汚染されているのでしょうか・・・。
今回も子どもたちに折り紙やぬりえをプレゼントしましたが、リリヤ先生に渡すのを頼んでしまったので、子どもたちの喜ぶ笑顔、輝く瞳が見られなくて残念・・・。
支援活動をしている人間が風邪をひいていてはいけませんね。
最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はビタペクト2を10個、そして「放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2は合計1748個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは1500部となりました。
今回で通算121回目のビタペクト2の配布となりました。
のべ人数になりますが、現時点で1748人分のビタペクト2、そして1500家族分の「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト2配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html
(ビタペクト2を開発、製造、販売しているベルラド研究所のサイトはこちらです。)
http://www.belrad.nsys.by
今回は3家族がゴメリ州カリンコビッチ市(チェルノブイリ原発から約100キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。
ところが直接ビタペクト2を渡すことができませんでした。私が風邪をひいてしまい、保養に来ている子どもたちにうつすといけないので、SOS子ども村へ行くのを中止しました。代わりにビタペクト2などを夫に持って行ってもらいました。受け取った医師のリリヤ先生から子どもたちに渡してもらったのですが、やはり私が行かないと聞き取り調査はちゃんとできないし、写真も写せないし、残念です。
リリヤ先生からは子どもたちの体内放射能の測定結果を教えてもらいました。
その内容をここでご報告します。
(家族A)
この家族には4個のビタペクト2を渡しました。なぜか母親は測定していません。子ども4人の結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト2を1個ずつ渡しました。
女子(17歳)38ベクレル ○
女子(15歳)35ベクレル ○
男子(13歳)28ベクレル ○
男子(11歳)44ベクレル ○
(家族B)
この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
母親(事故発生時14歳)43ベクレル
男子(14歳)28ベクレル ○
女子(12歳)38ベクレル ○
女子 (1歳)50ベクレル ○
普通3歳以下の子どもにはビタペクト2は飲ませないことになっていますが、50ベクレルとかなり高い放射能値がだったため、また母親も高い値であったため、2人で1個のビタペクト2を飲むことにリリヤ先生が決めたようです。
このような場合、ごく少量を子どもに飲ませてみて、下痢などの症状が出たら中止。残ったビタペクト2は母親が飲むことになります。実際にはこの方法で問題があったことはほとんどありません。
(家族C)
この家族には3個のビタペクト2を渡しました。
母親(事故発生時15歳)11ベクレル
男子(16歳)23ベクレル ○
女子 (8歳)35ベクレル ○
男子 (5歳)47ベクレル ○
今回は聞き取り調査ができなかったので、細かいところは分からないのですが、放射能値の高さに驚きました。子どもたち全員の結果が悪かったので、愕然としました。
ゴメリ州のカリンコビッチはそんなに食べ物などが汚染されているのでしょうか・・・。
今回も子どもたちに折り紙やぬりえをプレゼントしましたが、リリヤ先生に渡すのを頼んでしまったので、子どもたちの喜ぶ笑顔、輝く瞳が見られなくて残念・・・。
支援活動をしている人間が風邪をひいていてはいけませんね。
最後になりましたが、ビタペクト2の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に、この場を借りて深くお礼申し上げます。
多くの方々に支えられて、この活動が続いています。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。