2016年9月23日付 産経ニュース
日本人が武器所持容疑で拘束 ベラルーシの空港、かばんからカラシニコフや光学照準器
ベラルーシの首都ミンスクの空港で日本人男性が武器を所持していたとして当局に拘束された。インタファクス通信が23日、報じた。
ミンスクは男性がウクライナからアラブ首長国連邦に向かう乗り継ぎ地で、かばんの中から自動小銃カラシニコフや拳銃に使う弾倉、実弾、光学照準器などが見つかったという。
男性が税関職員に武器の入手や移動に関する文書を示すことができず、説明も拒んだため、当局は武器を差し押さえて男性を拘束し、事情を聴いているという。(共同)
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何を考えているんでしょうね。こんな方法で移動できると思っていたのでしょうか。ベラルーシの空港職員はパワーを持っていますよ。
アラブ首長国連邦に向かおうとしていたそうで、イスラム国がらみか? という見解もありますが、ミンスクからの直行便があるのは、アブダビ。アブダビは乗り継ぎ、つまり中継地点の空港としてよく利用されていますから、この人物はまたどこかへ移動しようとしていたのかもしれません。
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その後1週間経ちましたが、この日本人がどうなったのか、ベラルーシ国内での報道はありません。
ベラルーシ国内で身柄拘束されたままだと思います。
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2018年1月の追記です。
この日本人の判決が出ました。 4年半の自由剥奪の刑だそうです。
裁判では、武器を所持していた理由について、このように説明していました。
ウクライナへ友人の招きで旅行に行った。キエフ市内のアンティークショップで武器を販売しているのを見かけた。
自分は武器のコレクターなので興味を持った。
店員が「これは本物ではない。実際には使用できない。」と説明したので、それを信じて自分のコレクションに加えようと考え、一式購入。
ウクライナを出国するときも、本物ではないから問題ないと思っていた。税関は特に咎めなかった。そのまま機内へ。ミンスク空港でも問題ないと思っていたら、「これは本物だ。使用可能の銃だ。」と言われ、身柄を拘束された。
ちなみに刑務所ではなくコロニー(矯正施設)に入所するそうですが、刑務所と実質違いがありません。
それから、身柄拘束されてから判決が出るまでの期間もこの4年半の中に入ります。なので、2020年4月には出所できるのではないでしょうか。
また軽犯罪なので、恩赦が出れば、もっと早く出られる可能性があります。
銃については詳しいS夫に言わせると、武器コレクターが本物の銃とモデルガン、実弾と練習用の弾との区別がつかなかった、と言うのは疑問が残る、ということでした。
一か八かで持ち出してみた、というのが真相である気がします。
もし見つかっても、没収されるだけで、身柄拘束されてもすぐ解放されるだろうと甘く考えていたら、意外とベラルーシの法律が厳しかった、ということではないでしょうか。
ウクライナの空港もいい加減ですね。
武器を手荷物に入れて持っている乗客を飛行機に乗せないように阻止するのが常識だと思いますが。
日本人が武器所持容疑で拘束 ベラルーシの空港、かばんからカラシニコフや光学照準器
ベラルーシの首都ミンスクの空港で日本人男性が武器を所持していたとして当局に拘束された。インタファクス通信が23日、報じた。
ミンスクは男性がウクライナからアラブ首長国連邦に向かう乗り継ぎ地で、かばんの中から自動小銃カラシニコフや拳銃に使う弾倉、実弾、光学照準器などが見つかったという。
男性が税関職員に武器の入手や移動に関する文書を示すことができず、説明も拒んだため、当局は武器を差し押さえて男性を拘束し、事情を聴いているという。(共同)
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何を考えているんでしょうね。こんな方法で移動できると思っていたのでしょうか。ベラルーシの空港職員はパワーを持っていますよ。
アラブ首長国連邦に向かおうとしていたそうで、イスラム国がらみか? という見解もありますが、ミンスクからの直行便があるのは、アブダビ。アブダビは乗り継ぎ、つまり中継地点の空港としてよく利用されていますから、この人物はまたどこかへ移動しようとしていたのかもしれません。
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その後1週間経ちましたが、この日本人がどうなったのか、ベラルーシ国内での報道はありません。
ベラルーシ国内で身柄拘束されたままだと思います。
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2018年1月の追記です。
この日本人の判決が出ました。 4年半の自由剥奪の刑だそうです。
裁判では、武器を所持していた理由について、このように説明していました。
ウクライナへ友人の招きで旅行に行った。キエフ市内のアンティークショップで武器を販売しているのを見かけた。
自分は武器のコレクターなので興味を持った。
店員が「これは本物ではない。実際には使用できない。」と説明したので、それを信じて自分のコレクションに加えようと考え、一式購入。
ウクライナを出国するときも、本物ではないから問題ないと思っていた。税関は特に咎めなかった。そのまま機内へ。ミンスク空港でも問題ないと思っていたら、「これは本物だ。使用可能の銃だ。」と言われ、身柄を拘束された。
ちなみに刑務所ではなくコロニー(矯正施設)に入所するそうですが、刑務所と実質違いがありません。
それから、身柄拘束されてから判決が出るまでの期間もこの4年半の中に入ります。なので、2020年4月には出所できるのではないでしょうか。
また軽犯罪なので、恩赦が出れば、もっと早く出られる可能性があります。
銃については詳しいS夫に言わせると、武器コレクターが本物の銃とモデルガン、実弾と練習用の弾との区別がつかなかった、と言うのは疑問が残る、ということでした。
一か八かで持ち出してみた、というのが真相である気がします。
もし見つかっても、没収されるだけで、身柄拘束されてもすぐ解放されるだろうと甘く考えていたら、意外とベラルーシの法律が厳しかった、ということではないでしょうか。
ウクライナの空港もいい加減ですね。
武器を手荷物に入れて持っている乗客を飛行機に乗せないように阻止するのが常識だと思いますが。