2022年4月9日。
ウクライナからベラルーシへ一時撤退したロシア軍の兵士がベラルーシで何をしているのか地元メディアが報道しています。
ベラルーシの森の中でテントを張ってそこで寝泊まりしている。
村の馬小屋や農場の納屋で暮らしている者もいる。
ウクライナ国境に近いナロブリャではロシア兵士がフリーマーケットを開催。売っているものは、洗濯機、食器洗い機、冷蔵庫、宝石、車、おもちゃ、皿・・・などウクライナ民家から略奪したものばかり。
商品(盗品)の搬送にはロシア軍のトラックを使用。
ロシア兵から商品を買うことを強要されるベラルーシ人もいます。みんな嫌がってそんな市場に近づかないでいるらしいですが、買わないと脅してくるらしいので、地元の役場で働いている人は無理やり買わされている可能性が高いです。
ベラルーシ人からしたらいい迷惑です。
モズィリではロシアの宅配サービスを利用して、多くの兵士が略奪品をロシアの自宅へ発送しています。
窓口の防犯カメラに3時間に渡って延々小包を発送しています。
発送物の重さは合計2トンだそうです。
発送作業の仕事をしていた女性へのマスコミインタビューでは、
「負傷したロシア兵(戦友)の私物を家族に送ってあげていた兵士もいた。(盗品ばかり送っていたわけではない)」
という証言や、
「ここはロシアより物価が安いから、自分の子どもにおもちゃなど送っていた兵士もいた。」
という証言もあります。
まあ、ロシアよりベラルーシのほうが物価が安いですよ。
でもウクライナからの盗品だったら、物価が安いとかいう話ではないです。
ともかく、「ベラルーシでは革靴がロシアの半分の値段だ!」
などとはしゃいで、ロシア人がベラルーシで爆買をしているのはまちがいないようです。モズィリのショッピングセンターにも押しかけています。
そして買い物に必要な予算は、ウクライナからの盗品を売って、ベラルーシ・ルーブルにしているようです。
ロシアにベラルーシ・ルーブルを持って帰っても使えないので、ベラルーシにいるうちにモノに換えて、自宅に郵送しておこうという考えのようです。
一つ気になっているのは、ロシア兵がディーゼル燃料をベラルーシ人に売りつけようとしていることです。
しかも、2月にロシアとベラルーシが合同軍事演習をベラルーシ国内でしているときから、地元住民にロシア兵がディーゼル燃料いりませんかと売りつけていたそうです。(ラジオ・フリー・ヨーロッパの取材による)
ディーゼル燃料ということは、戦車用です。
つまり、戦車の燃料として軍備として用意していたディーゼル燃料をロシア兵士が抜き取って、ベラルーシ人に売りつけ、現金に換えようとしているということになります。
軍規違反で処罰されないのでしょうか。
またウクライナ国境に近いゴメリ州の病院がロシアの負傷兵であふれかえり、ベラルーシ人患者の治療は後回しになっているそうです。
それからストレスが溜まっているせいか、ウオッカを飲みすぎてずっと酔っ払っているロシア兵士もいるそうです。
それで交通事故に遭う兵士もいるとか・・・。
ケイマン諸島の地元メディアは、今日、ケイマン諸島の金融機関が73億ドルのロシア関連資産を凍結したと報道しました。経済制裁の一環です。それにしてもこんなところにもロシア人富豪や政治家は資産を隠しているんですね。
ロシア国内での閉店を決定したうどんチェーン「丸亀製麺」が、ロシア側により屋号を「マル」に勝手に変更され、メニューやサービスは同じまま営業を続けています。商標の不正使用で、儲けはロシアの懐へ・・・。
ロシアン・ビジネスですね。
今日、イギリス首相がキーウを電撃訪問しました。ウクライナ大統領と対面会談しました。すごい行動力ですね。
EUの欧州委員長も8日ブチャを視察。虐殺の跡を見てショックを受けています。
キーウ近郊のマカリウ村で132人の民間人の射殺死体が集団埋葬されていることが明らかになりました。
ロシアとベラルーシの運送会社の車両はEU圏にもう入れなくなるようです。長距離陸上輸送ができなくなりますね。
ポーランドはウクライナに対してロシア寄りのハンガリーを批判し、ポーランド・ハンガリー両国間の関係を凍結させるとポーランド副首相が述べました。
ベラルーシ・ルーブルはここのところドル、ユーロ、ロシア・ルーブルに対してややルーブル高になっています。
インフレも少しましになるでしょうか。
マリウポリで262人のウクライナ海軍兵士が降伏し、捕虜になったとロシア・メディアが伝えています。
ドイツ内務省はドイツ国内でロシア語を話す市民に対する攻撃的なヘイトが発生していることを認めました。
侮辱や脅迫、身体的暴力や物的損害など、ロシア語を話すドイツ市民に対する少なくとも200件の犯罪が毎週発生しているそうです。
またロシア商店や施設への攻撃(損害を加える)も起こっており、ドイツの都市部では警察のパトロールが強化されています。
私の娘の大学のクラスで、同じクラスの学生(両親はベラルーシ人とウクライナ人)が、大統領選挙の後、政治的にベラルーシに賛同できず、特に反政府活動をしていたわけでもないのですが、両親の意向もあり、ベラルーシの大学は退学して、ドイツの大学に編入しました。
この人は今、ドイツでウクライナの国旗を持って戦争反対運動をしています。
ウクライナ都市テルノピリの市長は今日、同市にあるロシアの国民的詩人、プーシキンの銅像を撤去したとSNSに投稿しました。
プーシキンは現在のロシア連邦を代表する詩人ではなく、ソ連より前の帝政ロシア時代に生きていた詩人なのですが。
ウクライナからベラルーシへ一時撤退したロシア軍の兵士がベラルーシで何をしているのか地元メディアが報道しています。
ベラルーシの森の中でテントを張ってそこで寝泊まりしている。
村の馬小屋や農場の納屋で暮らしている者もいる。
ウクライナ国境に近いナロブリャではロシア兵士がフリーマーケットを開催。売っているものは、洗濯機、食器洗い機、冷蔵庫、宝石、車、おもちゃ、皿・・・などウクライナ民家から略奪したものばかり。
商品(盗品)の搬送にはロシア軍のトラックを使用。
ロシア兵から商品を買うことを強要されるベラルーシ人もいます。みんな嫌がってそんな市場に近づかないでいるらしいですが、買わないと脅してくるらしいので、地元の役場で働いている人は無理やり買わされている可能性が高いです。
ベラルーシ人からしたらいい迷惑です。
モズィリではロシアの宅配サービスを利用して、多くの兵士が略奪品をロシアの自宅へ発送しています。
窓口の防犯カメラに3時間に渡って延々小包を発送しています。
発送物の重さは合計2トンだそうです。
発送作業の仕事をしていた女性へのマスコミインタビューでは、
「負傷したロシア兵(戦友)の私物を家族に送ってあげていた兵士もいた。(盗品ばかり送っていたわけではない)」
という証言や、
「ここはロシアより物価が安いから、自分の子どもにおもちゃなど送っていた兵士もいた。」
という証言もあります。
まあ、ロシアよりベラルーシのほうが物価が安いですよ。
でもウクライナからの盗品だったら、物価が安いとかいう話ではないです。
ともかく、「ベラルーシでは革靴がロシアの半分の値段だ!」
などとはしゃいで、ロシア人がベラルーシで爆買をしているのはまちがいないようです。モズィリのショッピングセンターにも押しかけています。
そして買い物に必要な予算は、ウクライナからの盗品を売って、ベラルーシ・ルーブルにしているようです。
ロシアにベラルーシ・ルーブルを持って帰っても使えないので、ベラルーシにいるうちにモノに換えて、自宅に郵送しておこうという考えのようです。
一つ気になっているのは、ロシア兵がディーゼル燃料をベラルーシ人に売りつけようとしていることです。
しかも、2月にロシアとベラルーシが合同軍事演習をベラルーシ国内でしているときから、地元住民にロシア兵がディーゼル燃料いりませんかと売りつけていたそうです。(ラジオ・フリー・ヨーロッパの取材による)
ディーゼル燃料ということは、戦車用です。
つまり、戦車の燃料として軍備として用意していたディーゼル燃料をロシア兵士が抜き取って、ベラルーシ人に売りつけ、現金に換えようとしているということになります。
軍規違反で処罰されないのでしょうか。
またウクライナ国境に近いゴメリ州の病院がロシアの負傷兵であふれかえり、ベラルーシ人患者の治療は後回しになっているそうです。
それからストレスが溜まっているせいか、ウオッカを飲みすぎてずっと酔っ払っているロシア兵士もいるそうです。
それで交通事故に遭う兵士もいるとか・・・。
ケイマン諸島の地元メディアは、今日、ケイマン諸島の金融機関が73億ドルのロシア関連資産を凍結したと報道しました。経済制裁の一環です。それにしてもこんなところにもロシア人富豪や政治家は資産を隠しているんですね。
ロシア国内での閉店を決定したうどんチェーン「丸亀製麺」が、ロシア側により屋号を「マル」に勝手に変更され、メニューやサービスは同じまま営業を続けています。商標の不正使用で、儲けはロシアの懐へ・・・。
ロシアン・ビジネスですね。
今日、イギリス首相がキーウを電撃訪問しました。ウクライナ大統領と対面会談しました。すごい行動力ですね。
EUの欧州委員長も8日ブチャを視察。虐殺の跡を見てショックを受けています。
キーウ近郊のマカリウ村で132人の民間人の射殺死体が集団埋葬されていることが明らかになりました。
ロシアとベラルーシの運送会社の車両はEU圏にもう入れなくなるようです。長距離陸上輸送ができなくなりますね。
ポーランドはウクライナに対してロシア寄りのハンガリーを批判し、ポーランド・ハンガリー両国間の関係を凍結させるとポーランド副首相が述べました。
ベラルーシ・ルーブルはここのところドル、ユーロ、ロシア・ルーブルに対してややルーブル高になっています。
インフレも少しましになるでしょうか。
マリウポリで262人のウクライナ海軍兵士が降伏し、捕虜になったとロシア・メディアが伝えています。
ドイツ内務省はドイツ国内でロシア語を話す市民に対する攻撃的なヘイトが発生していることを認めました。
侮辱や脅迫、身体的暴力や物的損害など、ロシア語を話すドイツ市民に対する少なくとも200件の犯罪が毎週発生しているそうです。
またロシア商店や施設への攻撃(損害を加える)も起こっており、ドイツの都市部では警察のパトロールが強化されています。
私の娘の大学のクラスで、同じクラスの学生(両親はベラルーシ人とウクライナ人)が、大統領選挙の後、政治的にベラルーシに賛同できず、特に反政府活動をしていたわけでもないのですが、両親の意向もあり、ベラルーシの大学は退学して、ドイツの大学に編入しました。
この人は今、ドイツでウクライナの国旗を持って戦争反対運動をしています。
ウクライナ都市テルノピリの市長は今日、同市にあるロシアの国民的詩人、プーシキンの銅像を撤去したとSNSに投稿しました。
プーシキンは現在のロシア連邦を代表する詩人ではなく、ソ連より前の帝政ロシア時代に生きていた詩人なのですが。