2003年から2019年4月までSOS子ども村保養家族対象のビタペクト無料配布活動について、この活動をお休みすることに決定しました。
SOS子ども村では保養家族の出身地をミンスク州に限定するベラルーシの法律に従い、旧汚染地域からの家族を保養に招くことができなくなりました。
また内部被曝測定も、受けるかどうかの判断は家族側に任せることとなりました。
以前はSOS子ども村に保養滞在するときのプログラムがはっきり決まっていて、その中にWBC測定も入っていたのです。そのため、保養に来たら、測定を受けるのが当たり前だったのが、測定するかどうかは、家族側(保護者側)に決定権があることに変更になりました。
この変更はSOS子ども村側が決めたことです。これも世界的な不況などが影響して、運営内容にコストカットが始まったということです。
残念ながら、ベラルーシではチェルノブイリ原発事故が発生してから30年以上が経ち、人々の記憶の中から事故の記憶も消え始め、また事故後に生まれた世代も増えてきたことから、放射能被曝リスクを意識しない人が増えてきました。
またベラルーシ政府もすでに復興に成功し、汚染地域に住民が戻り始め、もう事故の影響はない、という姿勢です。
その結果、測定や研究も縮小されています。国として経済的な余裕もないのが大きな要因です。
2019年4月に最後のビタペクト配布活動を行ってから1年間、SOS子ども村の保養家族で、いわゆる意識が高く、WBCの測定をしてください、と希望する家族が現れるかどうか見守っていましたが、皆無でした。
チロ基金としては、測定をしていない人、つまり内部被曝量がはっきり分からない人に対して、ビタペクト(ペクチンサプリ)を無理に勧めて、飲んでもらうということはできません。強要はできませんし、被曝していない人がペクチンを必要以上に摂取するのは体によくありません。(非常に体に毒、というわけではありませんが。)
WBCでの測定そのものの料金は従来通りSOS子ども村が負担するので、保養家族側は料金を払わなくて良いにも関わらず、測定を希望する人(保護者)がいなくなったということです。
しかしもし今後、測定を希望し、結果によってはビタペクト摂取を必要としている家族が現れたら、チロ基金としてはこの活動を再開します。
SOS子ども村では保養家族の出身地をミンスク州に限定するベラルーシの法律に従い、旧汚染地域からの家族を保養に招くことができなくなりました。
また内部被曝測定も、受けるかどうかの判断は家族側に任せることとなりました。
以前はSOS子ども村に保養滞在するときのプログラムがはっきり決まっていて、その中にWBC測定も入っていたのです。そのため、保養に来たら、測定を受けるのが当たり前だったのが、測定するかどうかは、家族側(保護者側)に決定権があることに変更になりました。
この変更はSOS子ども村側が決めたことです。これも世界的な不況などが影響して、運営内容にコストカットが始まったということです。
残念ながら、ベラルーシではチェルノブイリ原発事故が発生してから30年以上が経ち、人々の記憶の中から事故の記憶も消え始め、また事故後に生まれた世代も増えてきたことから、放射能被曝リスクを意識しない人が増えてきました。
またベラルーシ政府もすでに復興に成功し、汚染地域に住民が戻り始め、もう事故の影響はない、という姿勢です。
その結果、測定や研究も縮小されています。国として経済的な余裕もないのが大きな要因です。
2019年4月に最後のビタペクト配布活動を行ってから1年間、SOS子ども村の保養家族で、いわゆる意識が高く、WBCの測定をしてください、と希望する家族が現れるかどうか見守っていましたが、皆無でした。
チロ基金としては、測定をしていない人、つまり内部被曝量がはっきり分からない人に対して、ビタペクト(ペクチンサプリ)を無理に勧めて、飲んでもらうということはできません。強要はできませんし、被曝していない人がペクチンを必要以上に摂取するのは体によくありません。(非常に体に毒、というわけではありませんが。)
WBCでの測定そのものの料金は従来通りSOS子ども村が負担するので、保養家族側は料金を払わなくて良いにも関わらず、測定を希望する人(保護者)がいなくなったということです。
しかしもし今後、測定を希望し、結果によってはビタペクト摂取を必要としている家族が現れたら、チロ基金としてはこの活動を再開します。