天孫降臨、ニニギノミコトで知られる高千穂神社、今回は宮司立ち会いの公式参拝でした。
神様が初めて降り立った地で、改めて家内安全を祈願しました。
神社本殿脇には、豊作で重く穂を垂れた“粟”がお出迎えです。
穂は稲同様、黄金色に輝いています。
本殿は国重要文化財で流れ造り、向拝のある拝殿が私達を出迎えてくれます。
向かって左に見えるのが夫婦杉、根元の部分が繋がった二本の幹が聳え立っています。
本殿入り口の彫り物は浪乗りの龍で、しかも笑っています。
なんともユーモラスな龍ですが、どのような意味を持っているのでしょうか?
向拝を支える蛙股にも浪がデザインされています。どうしてでしょう?
注連縄には、これでもかとばかりに稲穂が吊り下げられていました。
源氏の総大将:源頼朝は鎌倉に幕府を構えると、平家追討のため畠山重忠らを九州に派遣します。
更に重忠に代参を命じ、高千穂神社には手厚い保護を加えました。
頼朝寄贈の、めずらしい鋳造製の狛犬(向かって右側)です。
銅と異なり、細部のデザインが難しい鋳鉄製の狛犬は、国重文に指定されています。
向かって左側の狛犬は、少しデザインが不自然ですね。分かりますか?
右の前後の足がくっつきそうに接近しており、非常に不安定なスタンスとなっています。(右前に転びそう?)
高千穂神社神楽の世話人代表の方です。
右にいらっしゃる宮司さんの一言ご挨拶をの要請に、
迷うことなく「刈干切り歌を歌います」と自慢ののどを披露して下さいました。
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