もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

祇王寺

2016年03月22日 | Weblog

大覚寺を後にして嵯峨野をそぞろ歩き、でも爺の一人旅である。

 

程なく門前に、像の背中に乗る仏像がある寺に差し掛かる。普賢菩薩だろうか?
尋ねようと思ったが「入山禁止」の張り紙、この寺は檀林寺門跡とあった。

 

茅葺きの母屋に錣葺き様の瓦庇が付いためずらしい建物。
こんな建物が何気なく現れるのだから、京都はやっぱり捨てがたい。

 

そして祇王寺の案内板が見えた。「わざとらしいと思ってはいけないよ!」

 

今にも閉門しようとするのを頼みこんで入れて戴く。
見覚えのある竹垣の道は風情がある。

 

平清盛の寵愛を受けた、祇王・祇女の白拍子姉妹だったが、上手の白拍子:仏御前が清盛の前に姿を現すと、清盛の心は仏御前に移り、祇王・祇女の姉妹は館を追い出されてしまう。

「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いずれか秋に あわではつべき」と障子に書き残した。

 

閉園間際は中々良いものだ。何故って?人影がほとんどないのですから…

祇王寺は、祇王・祇女悲恋の尼寺です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都大覚寺2 | トップ | 祇王寺2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事