もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

修学院離宮

2018年06月29日 | 歴史探歩

人生先が見えかけてきた今、思いたって宮内庁管理の修学院離宮見学を申し込んでみた。

 

恐る恐る申し込んでみれば、なんと!希望日の希望時間が空いていた。
JR京都駅⇒地下鉄烏丸線⇒京阪電車⇒叡山電鉄と乗り継ぎ、修学院駅から徒歩。
30分前には修学院離宮前に到着すると、門前には職員のお方が待機されておられた。

 

質素な竹製の表総門を潜って待合場所の建屋で待つ、ここではビデオで園内の概略を説明している。
おかしな予備知識?を持ってもいけないと思い、あえてビデオは鑑賞せずに外で待つ。
お客様が続々とお集まりですが、やや不便な場所のせいか、タクシー利用が圧倒的。

 

前庭とでも呼ぶのか、整理されているようで整理されていない。逆かな。
紅葉の季節が一番人気だという。

 

宮内庁の係りの方に案内されて、下離宮の御幸門を潜る。
宮内庁の方は独特の表現に少し皮肉も込めた語り口で、案内者の心を和らげる。
曰く「案内者に鍵を持たせてお客を招じ入れるが、すぐ最後尾についてくる皇宮警察官が施錠する」
なにも、ここまでしなくても良いだろうという皮肉を込めた感じ。

 

更に中門を入ったところが下離宮庭園、左手の階段道が母屋:寿月観に続く道である。
池の周りに配された「袖型灯篭」、庭の手入れは程々で、後水尾上皇の離宮といった構えた感じではない。

この辺りまでくると見学者も雰囲気が和らいで、落ち着いてお庭鑑賞に没頭できる。

 

離宮内に流れる水は比叡山に源を発した、天然水が巡っている。
当然のことながら、自然の傾斜を利用して流れが配されている。

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