もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

五島列島 中通島 旧鯛ノ浦教会

2023年06月15日 | 歴史探歩

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産」を巡っていて思うこと、それは何故協会内部の写真撮影が許可されないのだろうか? 宗教施設だからか? 撮影禁止の根拠はなになのか、理解できない。

 

旧鯛ノ浦教会、旧が付くことでお判りでしょう。
現役をお役御免となった施設なので、内部撮影ができるのだ。
聴き間違いだったかもしれないが、レンガ造りの天主堂の一部に、長崎で被爆したレンガが使用されていると・・・

 

近くに寄ってみると、レンガや窓枠は潮風によって、相当ひどく傷んでいるのが分かる。
塩害から建物を守ると言いうのは、大変なのだと目の当たりにする。
祈りを込めたフラワー十字も歪んで見える。

 

現在は資料室兼、地域の子供の学習の場として活用されてる、旧鯛ノ浦教会天主堂。
広めの窓から陽光が差し込んで、柔らかな雰囲気を醸し出す。
教会としては明るい感じがする。

窓際に配置された書棚とパイプ椅子がなければ、今でも立派な天主堂である。

 

大きめの窓が明り取りとなって、内部明るくしている。

 

天井の飾りは日本らしさが随所に残されている。
天井飾りの一部には「菊の御門」を象ったと思しき文様もある。

 

これも十字架をデザインしたものだが、4枚の花弁があしらわれているのだろう。

 

一部の窓枠もこの通り。

 

ステンドグラス越しの光に照らし出される、ヨゼフに抱かれたキリストとマリア像。

 

木製の柱だが、上部の飾りはコリント風だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする