世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産」を巡っていて思うこと、それは何故協会内部の写真撮影が許可されないのだろうか? 宗教施設だからか? 撮影禁止の根拠はなになのか、理解できない。
旧鯛ノ浦教会、旧が付くことでお判りでしょう。
現役をお役御免となった施設なので、内部撮影ができるのだ。
聴き間違いだったかもしれないが、レンガ造りの天主堂の一部に、長崎で被爆したレンガが使用されていると・・・
近くに寄ってみると、レンガや窓枠は潮風によって、相当ひどく傷んでいるのが分かる。
塩害から建物を守ると言いうのは、大変なのだと目の当たりにする。
祈りを込めたフラワー十字も歪んで見える。
現在は資料室兼、地域の子供の学習の場として活用されてる、旧鯛ノ浦教会天主堂。
広めの窓から陽光が差し込んで、柔らかな雰囲気を醸し出す。
教会としては明るい感じがする。
窓際に配置された書棚とパイプ椅子がなければ、今でも立派な天主堂である。
大きめの窓が明り取りとなって、内部明るくしている。
天井の飾りは日本らしさが随所に残されている。
天井飾りの一部には「菊の御門」を象ったと思しき文様もある。
これも十字架をデザインしたものだが、4枚の花弁があしらわれているのだろう。
一部の窓枠もこの通り。
ステンドグラス越しの光に照らし出される、ヨゼフに抱かれたキリストとマリア像。
木製の柱だが、上部の飾りはコリント風だ。