私たちを御柱祭に招いてくださったのは、八剣神社は湯小路地区の氏子総代さんです。
諏訪とは左程深い関係のない、「八剣神社御柱など(9)」と称する9人の仲間を、これ以上ない段取りで迎えてくださいました。
あまりの厚遇振りに、お礼の言葉もありません。
法被と引綱を用意して頂き、お陰様で私たちは八剣神社湯小路の氏子として、御柱祭りに参加できました。
感謝! 感謝! 感謝!です。
八剣神社里曳きの朝、諏訪を囲む山々は神々しく輝いていました。
町内各家の軒先には、華麗な祭飾りが出されています。
飾り提灯には、各戸それぞれ工夫された異なる絵模様が描かれています。
辻に掲げられた祭り提灯の前を、颯爽と我が仲間が通り過ぎます。
これから御柱置き場で祭り装束を整えます。
八剣神社御柱置き場の高島城本丸内にある、護国神社ではすでに建御柱の準備たけなわでした。
御柱の矛先を鋭く尖らせる「冠出し」の作業が慎重に行われます。
見事四面均等に尖らせた御柱の完成です。
いつの間にか「湯小路」の氏子装束が整った我が仲間たち。
因みにマスク越しですが、この好男子が半端でない気配りの我がリーダーです。
酒豪であり、且、美貌の女子会員も居られます。
諏訪のお祭りは男女分け隔てなく、多くの女性が参加しています。
護国神社の御柱はあっという間にクレーンで釣り上げられ、立て場に運ばれていきました。