気ままな思いを

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「天皇のお言葉」誰が考えているの?

2009-12-23 | 言葉の意味は


今日23日は、天皇陛下・76歳のお誕生日。
今年は、結婚50年や即位20年も、迎えられています。


天皇陛下の「お言葉」について、岡田外相の発言、
「陛下の思いが入るように、工夫できないか」、が問題になり
ましたが、「天皇のお言葉」は、誰が考えているのでしょうか。


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天皇陛下は、植樹祭や国体など、様々な式典に出席する
際の発言は、ご自身で考えられているといいます。

だけど、国会の「お言葉」は、閣議決定されるから、内閣が
文字を練り、宮内庁と協議して、つくっている。

国会の招集や衆議院の解散などは、国事行為だけど、国会の
開会式への出席やそこでの「お言葉」は、国事行為にはあたらず、
管領で行っている「公的行為」という、位置づけになる。

憲法4条で、天皇は国事行為以外の「国政に関する権能を有しない」
と定められていて、「お言葉」には、政治的な意味や、影響を持つ
ものが含まれていないことが、求められている。

「陛下の思い」を強く盛りこむと、抵触する可能性があるとされている。

「お言葉」は、「象徴天皇」の意味合いを、どうとらえるかにもつながる。
みんなで、考えていかないといけない。



***朝日新聞・ニュースがわからん!より抜粋にて ***