トウガラシ、これから使い道も増えそうです。
干してあるトウガラシも、常備菜のように、買い置きしています。
白菜の漬物にも入れたり、ハサミで細い輪切りにして、
きんぴらに入れたり、舌にピリッときて、汗が出る時もあります。
辛いと分かっていても、食している不思議さもあります。
そもそも辛さという感覚は、痛みの感覚と親類のようなものだ。
トウガラシの辛さのもとになっている成分は、カプサイシン。
これに反応する感覚の受容体が、熱さや、化学物質に対する
痛みの受容体と、おなじなのだという。
トウガラシだけ多量にとると、胃粘膜が傷つくが、
他の食品と一緒に通常の量をとる程度なら、
逆に胃粘膜を保護する作用がある」と
、
トウガラシに詳しい、静岡県大の渡辺達夫教授(食品化学)はいう。
*** 朝日新聞・食の健康学より抜粋にて ***