昨夜のNHKテレビのニュースの中に、
東北新幹線の新型車両(E5系)の、先頭の傾斜している部分が、
15メートルもある姿が、写しだされていました。
(2011年予定)
「団子っ鼻」と呼ばれた、初代新幹線の0系とは、様変わりしています。
鼻が長いのは、トンネルの出口での騒音を、抑えるためだそうです。
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先頭の傾斜は、空気抵抗を減らすために、先端を細長くしている。
抵抗が小さいほど、省エネ運転ができる。
一番のポイントは、いわゆる「トンネルドン」対策のため。
列車の先頭部が、トンネルに高速で突っ込むと、
圧縮された空気の波が生まれる。
この波が音速でトンネル内を突き進み、外に出ると
ドーンという大きな音になる。
近くの家の窓を、ガタガタ揺らす威力があるそうだ。
空気の波を小さくするには、少しずつ空気を押し込む形が
有効だと分かり、だから、細くとがった円錐形の車両になった。
でもその分、客室が狭くなった。
*** 朝日新聞・ニュースがわからん!より抜粋にて ***
万年青(おもと)の実です