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体脂肪について

2008-08-26 | 医療関係


肥満の度合いを知るには、良い指標になる体脂肪率。


家庭向けの体重計でも、体脂肪を計り、
体脂肪率を、計算できるタイプが普及している。


人間の体は脂肪組織(いわゆる体脂肪)と、
        それ以外の組織(除脂肪組織)に分けられる。


除脂肪組織は、たんぱく質や糖質、ミネラル、水分などから成る。
水分などは運動で簡単に汗になり、体重は減る。


だが、体脂肪はなかなか変化しない。

体脂肪率は、体脂肪量÷体重×100で求められるから、
体脂肪が減らずに、体重だけ少なくなれば、体脂肪率は上がってしまう。


日本体育大学の大野 誠教授(健康科学)は、


「体脂肪は一回の運動では減るものではない。運動で体重が減ったと
喜んでも、実は体脂肪は全然減っていない」と説明する。


人間の脂肪1キロは、約7200キロカロリーに相当する。


フルマラソンでも消費するエネルギーは、たったの2400キロカロリー程度。
計算上、体脂肪を1キロ減らすのに、マラソンを3回も走らなければならない。



体脂肪が多すぎると、なぜ健康によくないのか。


血圧を上げたり、血液をどろどろにしたり、
     インスリンの効き目を、悪くさせたりする。

高血圧や動脈硬化、糖尿病に発展する恐れが出てくる。


「ウエストがきつくなったら、イエローカード」

体脂肪警戒の合言葉だ。


体脂肪率が、低ければよいのかというと、そうではない。

低いと、筋力や体温の低下を招きやすいし、とくに女性の場合は、
ホルモンバランスが崩れる危険がつきまとう。


国際的基準はまだつくられていないが、

男性なら「15~25%」、女性なら「15~30%」、

におさまっていれば、ひとまず大丈夫なようだ。




   *** 「今さら聞けない」 新書化より・抜粋にて ***


ご参考になさってください・・・・・。




  


色づいた野葡萄です