気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「死後の処置」とは・・・・・

2008-05-11 | 読書


「死後の処置」とは、「たくさんの愛を、ありがとう」
の本の中に、書かれていたことです。


著者は、平野美津子さん。

夫が脳腫瘍で倒れての、病気のこと、家族のことなど
書かれた本です。


「死後の処置」とは

きれいに体を拭き清めて、衣類をかけ、死という状況によって
できた外観の変化を、できるだけ目立たないように、

女性の場合は、うすくお化粧をして、できるだけその人らしく
自然に整える最期の処置のことです。

必ずしも拭き清めて、着替えさせるだけではなく、
体の内容物が出てきてしまって、体を汚すことがないように、

口や胃の中のものを吐かせたり、下腹部を押して、
膀胱や直腸の内容物を出したり、肛門や鼻腔に綿を詰めて、
残留しているものが、漏れてこないような処置もあるのです。


死後の処置は、亡くなった人ばかりではなく、
残される人たちにとっても、大切な処置ではないでしょうか。


                                                      *** 文中より ***


 


  

庭のスズランも、開花し始めました。


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亡くなったあとのことは、看護師さんにお任せの状態で、
鼻腔に綿が・・・という状態しか、今まで知りませんでしたが、

このようなことも、されているのかと、
あらためて、看護師さんたちのお仕事に、感謝をしなくては、
と考えさせられました・・・。