年賀状を楽しみに、の年も明けて、はや、
月半ばも過ぎてしまいました。
手元に届いた年賀状の宛名も、印刷のものが多かったのでは、と思
われます。
賀状について、書かれていましたので・・・・・。
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悪筆を自認する者に、『徒然草』の兼好法師は、心強い味方である。
<手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし>、
と作中に述べている。
自身は名筆で知られていた。
だが、下手でも遠慮せず、大いに手紙を書けば結構、と心やさしい。
<見苦しとて、人に書かするはうるさし>、ともいう。
みっともないからと、代筆させるのを、かえって嫌った。
「うるさし」には、繰り返されることを厭(いと)う響きがある。
手もとに届く手紙に、きっと代筆が多かったのだろう。
宛名が印刷のものが、半分以上、うち半分は裏面にも肉筆が無い。
相手の面ざしを浮かべながら、名前を書いて、ひとこと添える。
そうした賀状書きは、古風になりつつあるようだ。
<はかなき筆の跡こそ、良き世の形見>、
と『平家物語』にもある。
麗筆ばかりでなく、ミミズののたくりも金釘流(かなくぎりゅう)も、
懐かしい姿や、声にかさなっていく。
・ 金釘流(かなくぎりゅう)
へたな文字を、あざけって言うことば
*** 朝日新聞・天声人語より ***
宛名の印刷文字は、似たような文字で、あじけない感じがします。
以前は、宛名の字で、「これは誰々・・・」と察しがついたものですが、
似たような宛名の印刷では、察しもつかなくなっています・・・。
宛名も、裏面も印刷文字・・・のみにて、は寂しい感じもします。
沢山出される方は、それなりに大変かと思いますが、私は、宛名は
肉筆で、裏面にはひとこと自筆の言葉を、添えるようにしています。
玄関に置いてある、シクラメンです
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ウオーキング~37分=4,550歩