郵便局で借りた本。病院の待ち時間に読み終わる。
1996年から2000年まで、5回にわたってニッポン放送で
放送された、ラジオ番組「高倉 健・旅の途中で・・」をもとに
書き下ろした作品である。
高倉 健・・名前は良く知っていても、映画館に行って高倉
健・主演の映画を観た記憶も無く、テレビで放映された映画
を何回か観たくらいであった。
最近では、浅田 次郎原作の鉄道員(ぽっぽや)の映画が、
記憶に新しい。この本は家にも有り、読んでいたものである。
高倉さん自身、映画も良く観ていて、本も読んでいる。
音楽もいろいろ聴いている、外国も随分と出かけている。
この本を読まなかったら、一部分でもわかり得なかったと
感じています。
「感動」というところで・・・
人間にとっていちばん寂しいのは、何を見ても、何を食べても
なんの感動もしないこと、感動しなくなったら、人間おしまいだ
と思うんですね。
一日に一回でいいから、我を忘れて立ち上がって拍手が
できるようなことが、あればいいですね。
と書かれていた。
確かに花を見て綺麗とか、美味しかったとか、嬉しかったと
か感じて、言葉に出す事は、「感動」ととりたてて思わなくても
自然と出てくる言葉として、大切なことではないかと思います。
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ウオーキング~40分=5,200歩