行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年3月27日(日)の日記

2011年03月27日 | 日記

午前中にヤマダ電機へ買い物に行く。1階の家電売り場はそんなに人はいなかったが、2階のテレビ、レコーダー、携帯電話、パソコン、デジタル機器のフロアはけっこう人が多くて、レジ待ちの列も長くなっていた。地震から2週間あまり、東京圏の生活は計画停電もあるけれど、徐々に元に戻りつつあるようだ。 

行徳雑学館のトップページレポートは去年の4月に開園した広尾防災公園のことにしようと思っていた。ちょうど1年だし、今回の震災で意識せざるを得なくなってきたからだ。ケーブルテレビJCN市川の番組を見ていると、大洲防災公園と広尾防災公園で個人からの救援物資を受付けているということ。市川市公式サイト内にも記載があって、受付ける物資も4カテゴリ載っている。

でも、男の1人暮らしだと、(1)赤ちゃん用品はないし、(2)高齢者用品だとまだ使う年齢になっていない。(3)の生活用品に挙げられているものにも、ストックしているようなものはない。

でも、(4)飲料水(水のみ)はあった。

ミネラルウォーターの2リットルボトルは災害時に備えて、常に家に複数本あるようにしてきた。冷蔵庫に開けて使っているもの1本と戸棚に3本(ないし4本)。冷蔵庫のを使い切ったら、戸棚の一番古いものを1本開け、新しいものを1本買って戸棚に入れる。つまり、押し出し方式で使っていく。こういうふうにするようになったのは、確か阪神淡路大震災のあとぐらいだったと思う。うまく自分の習慣になって今まで続いてきた。

ミネラルウォーターを使うのは、休日にコーヒーメーカーでコーヒーを入れるときだけで、2リットルを1本使い切るのは1ヶ月程度かかる。他に水気がほしいときはペットボトル入りのお茶を飲んでいる。だから、今、水の問題でパニック的にミネラルウォーターの買いだめが起こって品薄というが、冷蔵庫の残り少ないのと、戸棚の1本だけを残して、あとのものを拠出しても、残りを使い切る頃には状況も好転しているだろう。それまでに、新たな災害が起きたりしたら後悔するかもしれないが、そういうことがないよう天に祈るしかない。

救援物資で受付ける飲料水は賞味期限が半年以上先が条件だが、それに合うのがうまい具合に2本あったので、広尾防災公園に持って行く。

市川市の案内ページには管理棟2階で受付と記載されていたが、行ってみると備蓄倉庫1階のシャッターを開けてそこで受付をしていた。2階だと量を持ってきた人が大変だから、現場の判断でこうしたのかもしれない。

受付けのところには相之川の神輿愛好会-相祭會の半被をまとった人が目に付いた。

提供された物資の仕分けや保管など作業がいろいろとあるから、ボランティアで参加していたようだ。

これで、救援物資として自分が出せるものは終わり。あとは、義援金や募金の形でやるものしかない。会社での募金とか、毎朝見ているチャンネルのテレビ局が公式サイトで募集している義援金とか、コンビニのレジの脇においてある義援金ボックスとか。もちろん、過剰に外食を控えず、店を通して世の中にお金を還流させ、経済を回すのも継続。

トップページレポート用に載せるつもりの災害用設備などを写したが、それ以外に広尾防災公園で気が付いたことというと、ジョギングコースの案内板。広場やグラウンドの周りを大きく回ると1周で750mになるそうだ。近くの人にはなかなかいいジョギング・ウォーキングコースだ。

そばの旧江戸川で工事中の船着場を写しに行ったら、対岸の新中川に掛かる瑞穂大橋は架け替えが完了して新しい橋となっていた。このあたりにはしばらく来ていないから、全然意識していなかった。

ちょうど橋の向こうにスカイツリーが見える。何日か前のニュースで高さが計画の634mに達したと出ていた。今は震災のニュースが中心だから、小さいニュースとしてだった。

昼飯は広尾防災公園から程近いところにある、相之川一丁目のうなぎのそめや

うな重の上を食べる。

この店に初めて来たときから10年余りだけど、日曜日としてはこれまで一番の賑わいだった。自分が来るのもほとんど土日祝日で、日曜や祝日はけっこう賑わう。でも、今日はお客さんの入り方がちょっと多め。別に席待ちや入店待ちの列ができるような混み方ではないが、店の人たちもこれまで見たことがないぐらい忙しそうな様子だった。震災から2週間経って、みんな財布の紐を緩め始めたが、電車は本数を減らしたり、特急や急行を休んだりしている。かといってガソリンも少ないから車であまり遠くへ行く気もしないので、近場でちょっとおいしいものでも食べようという人が多かったのではないかと思う。

近くのなじみの店からお金を世の中に還流させて、もっと経済を回そうというのはいいとして、この週末はカロリーをちょっと取り過ぎ。だから、晩飯はスーパーの惣菜コーナーで買った弁当などで軽く済ませる。

話が前後するが、昼飯食べて帰ってきてから行徳雑学館のトップページレポートを作りUP。そのあと、昼前にヤマダ電機で買ってきたパソコンの外付けハードディスクの取り付け等々をやる。晩飯の時間を挟んでけっこうかかる。

左がほぼ5年使ってきたロジテック製のもの。右が今日買ったIOデータ製のもの。

IOデータのは電源内蔵型-つまりACアダプターを使わないタイプを選んだ。正月に母親のパソコン用にやはりIOデータの外付けハードディスクを買ったが、ばかでかいACアダプターが付いていてOAタップに差し込むのに苦心した。これまでのロジテックのもACアダプターを使うタイプだが、写真のような形状なのでOAタップに差し込むのに特に苦労はしなかった。

パソコンは、本体、ディスプレイ以外に周辺機器がいろいろあって口の多いタップを使わざるを得ないから、他の口の上に被さってしまうような、でかいACアダプタを直接コンセントに差し込むタイプは使いづらい。

自分のパソコン用のタップには空いている口はあるが、iPodにデジカメのバッテリーに、パソコンとは関係ないがシェーバーの充電をするときに使うから、でかいACアダプタで塞がれても困る。

ロジテックのハードディスクに付いてきた、フォルダミラーリングソフトは自動でファイルを外付けにコピーしてくれるから、最初の頃は重宝していた。でも、ミラーリング設定したフォルダの下にサブフォルダ、そしてデータ(ほとんどがデジカメのデータだが)が増えるにつれ、動きが重く感じるようになってきた。設定したフォルダを常に監視しているのだが、監視する対象が増えるとその分の負荷も大きくなって、特にエクスプローラでフォルダ移動するときなど、どうしても一呼吸待つことになってしまう。

おまけに、単にミラーリングで外付け側にデータをコピーするだけでなく、設定した全フォルダについて整合性チェックを始めてしまう。これが動くとまたパソコンが重くなってしまうし、いつ動くかを設定することができないからいらいらしてくる。結局、パソコンは割りと新しいのにサクサク動かないという状況になっていた。ロジテックの外付けハードディスクも買ってもう5年だから、そろそろ取替え時と思い、外付けとの整合性チェックもコピーもこちらから指示してできるソフトがあるIOデータのに取り替えることにした。先週の3連休ぐらいに買いに行ってやろうと思っていたが、震災の影響で1週間遅くなった。

パソコン本体からの最初のデータコピーも2時間近くかかり、それから、古いほうのは買ったときに付いてくる完全データ消去ソフトでデータを消したが、これも1時間以上かかり、新しいほうの同期ソフトなどを設定していたら、すっかり遅くなってしまった。でも、まあ一応は設定できた。まったく、日曜というのになかなかゆっくりとできない。

 

東京電力の計画停電グループは細分化されたが、行徳地区は第5グループ→第5Cグループとなった。明日は、5番目(午後6時20分からの番)。実際にやるかどうかは明日の昼頃にならないと分からないらしい。やるなら、また早めに帰ってこないといけない。