寺のまち回遊展へ行く。開催は午前9時半からだが、自分が妙典駅に着いたのは午前10時45分頃。ちょっとのんびりと出かけた。
この日記では新しく回遊スポットに入ったところ、そして飲み食いしたものを中心に載せることにする。
まずは今年から回遊スポットに加わったギャラリー三平。
陶器類を中心に展示と販売を行っているギャラリー。こんな感じの展示。
奥に蔵があって、そこでも展示・販売が行われていた。
妙典一丁目の妙好寺へ。無料で振る舞われていた甘酒をいただく。
バイパスを渡って徳願寺へ。さすがに人が多い。
もう正午近くなったので、徳願寺の模擬店で食べ物を買って昼飯。すいとんと焼きそばを食べる。
本行徳エリアへ入っていく。圓頓寺境内の桜は少し早く咲く。今年も寺のまち回遊展の時期に満開だった。
圓頓寺で振る舞われていたあま茶。
圓頓寺門前の岩佐精肉店は毎年、寺のまち回遊展のときにコロッケを店頭販売。並んでいる人もいなかったし、一つ買って食べる。
本行徳三丁目の旧家・田中邸は何年か回遊スポットから外れていたが、今回から復帰。隣の文化屋3丁目とともに「田中や・文化屋3丁目」として回遊スポットとなっていた。
「田中や」内の展示。
関ヶ島胡録神社境内で毎回、振る舞われているしじみ汁。今年もいただく。
中台神輿が今回から回遊スポットとなった。店の前に行くと「千葉県指定 伝統工芸品展会場」の立て看板。これは、昨年までは本行徳3丁目、八幡神社のところにある自治会館で行われていたもの。中台神輿も同じところに神輿を出品して、組立体験をやっていた。
2階事務室へ上っていくと、テーブル上で神輿組立体験。
そして、事務室内で伝統工芸品も行われていた。
つまりは、本行徳3丁目自治会館から回遊スポットが移転したわけだ。
また、昨年まで回遊スポットで今年、外れていたのは、本行徳1丁目の妙応寺、妙頂寺。そして、関ヶ島の徳蔵寺は回遊スポットとしてイベントが予定されていたが、直前に諸般の事情ということでイベント中止となった。
午後2時を過ぎてから、妙典三丁目の清寿寺へ。午後2時半からの熊澤南水一人語り(有料:500円)を聴きに行く。
昨年の寺のまち回遊展では常運寺で行われていた。一人語りは物語を語るのだが、一人朗読劇という感じのもの。熊澤南水さんの語りは力に溢れ、ぐいぐい引き込まれていく。昨年は、そうしたものを初めて体験したこともあるが、感動ものだった。そんな才能を持つ人が世の中にいるという驚きもあった。それで、今年も聴きにいった。
今回、語られた物語は森鴎外作「高瀬舟」。短編小説だが読んだことはなく、その物語も初めて聞く。
妙典駅へ着いてから、清寿寺の本堂で座るまで約3時間半、飲み食いのときと写真を写しているとき以外は、ほとんど歩いていた。そういう状態で退屈な話なら、おそらくウトウトしてしまうだろう。実際、聴いている途中に、身体がだるくなったのも2、3回あった。でも、南水さんの一人語りの力が勝っていたようで、ウトウトなどすることなく最後まで「高瀬舟」の物語に引き込まれていた。
夜はまず、南行徳駅前へ行ってなか卯で晩飯。昨日の晩飯に入ったら、定食メニューがリニューアルになっていた。その中から新しく登場した鶏甘酢あん定食を食べる。
線路沿いに歩いてジャズライブのHot Houseへ。
瓶ビール(中瓶)1本とジャックダニエルの水割り1杯を飲みつつ、ライブを聴く。
今日はカルテット。テナーサックスの中村誠一さん。ピアノは松井節子さん。ドラムは横山和明君。そしてベースは、2月がHot Houseへは初登場で今回2回目、自分は初めて聴く、千北祐輔君。
中村誠一さん。
松井節子さん。
ドラムとベースの若手2人。
横山和明君。
千北祐輔君。
今日は昼間は暖かだったが、夜はまだまだ冷え込む。