ゴールデンウィーク第一弾の3連休3日目。
朝は洗濯物の残り、アウターのシャツとかパジャマとか厚ものをやってしまう。そのあと、ここ3日ぐらい新聞に目を通していなかったので一通り読む。
昼過ぎに映画を見に出かける。途中、南行メトロのロッテリアで軽く昼飯。
行ったのは日比谷にある東宝のミニシアター シャンテシネ。銀座だと去年あたりから中央通り一丁目の銀座テアトルシネマに3回ぐらい行っているが、有楽町・日比谷地区で映画を見るのは何年ぶりだろうか? シネコンが郊外にあちこちできはじめ、特に妙典のワーナーマイカルが1999年にできてからは主にシネコンで見るようになったから、9年か10年ぶりぐらいだと思う。
写真で下真ん中に見えるのがゴジラ像。
ロビーはこんな感じでシックな色づかい。
今日見た映画は「こわれゆく世界の中で」。
悩みを抱えて行き詰まっている登場人物たちの重苦しい日常の場面が続く。あまり大きな波乱は感じさせないというか、演出がおとなしいので淡々と物語が進行する。だけど、眠くなるようなものではない。
最後はこれで良かったんだという終わり方。人の住む世の中はこんなものだという、不思議なリアリティを感じる作品。
見たのは2時半過ぎからの回。切符を買うとき驚いたのだが、同じ劇場でやっている「クィーン」がすごい人気。前の日曜日に池袋で見たときは昼過ぎの回だったが、そんなに混んでいたわけではなかった。今日はゴールデンウィーク中の休日ということもあるだろうけれど、午後2時頃の段階で最終回(午後7時過ぎから)を除いて満席というのには驚いた。
それから、やはり宝塚劇場がある場所柄か、今回見た「こわれゆく世界の中で」も観客は女性のほうが多いようだった。
映画が終わったのが午後4時50分。有楽町から銀座をしばらくぶらぶらと歩き、5時半を過ぎた頃、銀座五丁目にある焼鳥屋 鳥ぎんに行く。並木通りとその一本東側の通りとの間にある路地を入っていったところ。
20年ぐらい前だけど、銀座で買い物をしたあとに入ったことが何回かある。全部で10回にも満たなかったが。銀座に本店があるのだから有名なのだろうけれど、細い路地にあると自分が見つけた隠れ家のような気分になっていた。
だけど、昔はもっと古い小さい建物にあったのが、今は大きなビルの入口は1階だが店は地階になっていた。
路地の斜め向かいにあるニュー鳥ぎんは古い3階建てのビルのまま。こちらのほうが昔からの焼鳥屋ふうなので、こちらに入る。1人なので、入口すぐそばの4席だけあるカウンターに通される。
焼き物と鳥わさを注文。鳥わさがまず出てくる。お通しはしらすおろし。鳥わさをやっている店が自分のよく行く店にないので、食べるのは10数年ぶりぐらい。アルコール類は瓶ビール大瓶。
焼き物が出てくる。1種類1本ずつでもいいということだったので、数種類を1本ずつ注文した。写真で左から時計回りに、手羽先、皮焼き、砂肝、ぎんなん、なんこつ。
続いてタレをつけるのが2本到着。左がつくねで右がやきとり。焼鳥屋で”やきとり”という場合は、違う店もあるかも知れないが、たいていはもも肉。
ビールが終わったあとは、地酒を一杯だけ飲む。明日から仕事だし、それぐらいに押さえなくてはならない。
メニューの中で初めて名前を見る雪の幻という酒。新潟の朝妻酒造というところの酒のようだ。
食べ物はもう4本ぐらい追加。写真で左が鳥肉の間に青唐を挟んだもの(呼び名だけど...忘れた^^;;)。右の3本が上からねぎいかだ、うずら玉子、ささみわさび。
最後に釜飯を食べようかと思ったが、ボリュームがあるし、もうそんなに要らないので焼き物だけにしておく。
入口そばのカウンター席に座って後ろでの会話を聞いていると、このニュー鳥ぎん、店員さんたちと顔なじみの常連さんがかなり多い。中に行徳の寿司屋のマスターという人もいたようだ。ということは、その寿司屋は今日は休みということなのだろう。