今日は浴室のカビ取りをやる。カビ取り剤を使うときはマスクに作業用ゴーグル、ビニール手袋の装備でやる。
去年はいつ頃やったかと過去日記を探すが、書いているのは一昨年8月末。そのときは引っ越してきた頃のようにきれいになった。去年はその効果が続いていたのでやらなかったか、それともやったけど日記に書かず、いつやったかも忘れたかのどちらかだろう。
いずれにせよ一昨年、カビ取りをやったときは床面がかなり汚れてからで、けっこう大変だった。今回はそこそこ汚くなってきたが、一昨年ほどではないぐらいのところでやる。一昨年ほど手間だとは感じなかった。でも、カビ取りは黒カビが気になったらやるぐらいの頻度にしたほうが、1回の手間は小さいし、浴室をきれいに保つにはいいと思える。
晩飯はファディの冷凍ものでチキン南蛮。これは初めて買った。
チキン南蛮は計400gで4切れ入り。ただし、1切れあたり厳密に100gというわけではなく、多少ばらつきはあるようだ。そして、たれが2袋。ということは、1切れだけ食べるというわけにはいかないので、今回は2切れ食べる。
調理の説明を読むと、曖昧な書き方が2つ出てきて戸惑う。
ひとつはたれの解凍方法で、
「火を止めたお湯に30秒ほどつけて温める」
もうひとつはチキン南蛮を焼くときの油の量で、
「多めの油を敷いたフライパンに・・・」
こういうのを読むと、「お湯の温度は何度ぐらい?」、「多めの油ってどれぐらいの量?」と思う。
料理に関する分量の表現は初心者を戸惑わせる曖昧なものが結構ある。典型的なのは「塩ひとつまみ」と「塩少々」だろう。これはポピュラーなためか、ネットで検索すると説明のコンテンツが見つかる。例えばこちら。「少々」は親指と人差し指でつまむ量。「ひとつまみ」は親指と人差し指と中指でつまむ量。
それから「適量」。これはやってみて経験を積まないと分からない。自分はというと、約1年半の自炊経験でなんとなく感覚的に分かってきた。
だけど、今回の湯温と油の量については初めて見る。さてどうするか。
まず湯温。凍ったたれの解凍だし、沸騰させる必要はないだろうと考えた。それで、小さい泡が出始めるぐらいで火を止め、凍ったたれを入れる。
そして約30秒。特に問題なく解凍できた。
次に「多めの油」。検索すると、ファディの公式サイト内のチキン南蛮の商品ページが見つかった。さらにありがたいことに調理の動画も載っている。その動画の油の量を真似ることにした。それともうひとつ、このチキン南蛮を調理した体験記があった。それによると「深さ1センチに満たない程度の油を入れた」とのこと。
そして、いろいろなレシピで油が「大さじ1杯」というのをよく見るので、まずは2杯分を入れてみる(使うのは20cmのフライパン)。でも、動画で見た分量より少なめと思えたので、さらにもう1杯。つごう3杯分を入れた。
これぐらいでよかろうと、2切れを焼こうとした。ところが、思ったより大きく20cmのフライパンだと1切れしか入らない。
仕方がないので1切れずつ2回に分けて焼くことにした。残り2切れを焼くときは大きい方の(28cm)のフライパンを使うことにしよう。
2切れとも焼き上がり、食べやすい大きさにスライスし、皿に盛り付け、たれをかけたもの。
なお、タルタルソースは入っていないので、別途調達することになる。
タルタルソースをかけた状態。
分量多めだし、肉ものだし、食べながら軽く飲みたくなった。それで飲むのがこれ。
セブン&アイだとセブンプレミアムでザ・ブリュー(製造はサントリー)というプライベートブランドのものがあるが、こちらはイオンのトップバリュのものでバーリアルグラン リッチテイストという発泡酒(製造はキリンビール)。その500ml缶を1本飲む。それと乾き物も少し。
チキン南蛮を2切れ焼いたうち、1切れをつまみにした。発泡酒を飲み終え、味噌汁(インスタント)を作り、チキン南蛮の残り1切れで食事にする。
本来、食事で1人前だとこれぐらいの感じだろう。それにこのチキン南蛮が1切れ当たり100g程度といっても、揚げ物だから思ったよりボリュームがある。
さて、残った2切れはどうするか。やはり週末に飲むときなどにつまみにするか。
食べ終えたあとも考慮することがある。「多めの油」の後始末。炒め物のあとだと、残った油はペーパーふきんに吸わせて拭き取る。揚げ物の油が古くなってきたら、凝固剤で固めて捨てている。だけど、今回の「多めの油」は紙などに吸わせるには量が多い。かといって、油の凝固剤を使うには少なすぎる。
それで油吸収パッドの出番となる。これは去年、自炊シフトして最初の頃に買ったものだが使う機会が少なく、まだ半分程度残っているもの。
こいつに吸収させることにした。
さて、このチキン南蛮。残った2切れはいずれ食べるにしても、そのあとリピートはアリかというと多分なさそうだ。味のほうはともかく、たれが2袋入りのため2切れずつ食べないといけないから、独り者には扱いにくいというのが今回分かった。