今日は折りたたみ自転車で出かける。久しぶりに輪行を伴うポタリングで、都内をのんびりと走ってくる。もっとも、3月中旬にノーマルBD-1を売却したときは都内の買い取り店へ輪行して持って行っているから、輪行自体は久しぶりではない。
朝9時半頃、南行徳駅から乗って、日本橋駅で降りて自転車を拡げて10時頃スタート。神田、湯島、白山、小石川、茗荷谷と走り大塚へ。そこから池袋へ回る。池袋かとなりの東池袋あたりから輪行して帰ろうかと計画していたが、まだ時間も早かったので、高田馬場まで走って東西線に乗る。
都内はけっこうアップダウンが多い。この写真は御茶ノ水駅の北から湯島天神へと向かう道。やはり18速のBD-1Wだと心強い。
白山の駅付近から小石川植物園へ向かう道にあった定食の店で昼飯にする。たこ八という店。
飲み屋がサービスランチをやっているのではなく、純然とした食事の店だった。
食べたのは日替わり定食で、今日のメインディッシュはカレイの煮付。
小石川植物園を初め、いろいろと史跡が多い地域だからか、休日の街歩きをしているらしき中高年の人たちが何組か入ってきた。自分も、歩きではないが自転車で街を散歩しているそうした人間の1人。なお、平日はどういう人が食べにきているのかまでは分からない。
高田馬場に着いたのは午後2時ちょっと前。家に帰着したときはまだ午後3時になっていなかった。今日も気温が高かったし、本格的に再開してまだ2回目のポタリングだ。気楽にあまり疲れないぐらいでちょうどよい。走行距離は自宅~南行徳駅の往復分も入れて約23キロ。
夜は串揚げの喜多朗へ行く。3連休の中日は混むというのを前に聞いたことがあったので、午後6時をしばらく過ぎた、まだ明るい頃に着く。
最初は生ビールの小。運動した日の生ビールは最初の一口が美味い。
お通し小鉢はチキンのタンドリー風だった。それで昨日、ボンベイパレスでランチを食べたとき、テーブル上にチキンをはじめタンドリー窯で調理する料理のメニューがあって、夜に来て食べるのもいいかなと思ったことを思い出した。まあそれはそのうち。そのうちといっても、数ヶ月のスパンだが。
串揚げは8本コース。最初のアスパラ。
ビール小生の次は日本酒の飲みくらべセット。南部美人と壺中春。
食べて飲みながら考えたこと。この店は共用ソースで二度付け禁止の関西風串カツ屋ではないので、串揚げに付ける塩、ポンズ醤油とソースは三連のおてしょうで1人分ずつ出てくる。そして、どれに何を付けるかは出すときに言ってくれる。揚がった串揚げはカウンターの上のお皿に置いてくれて、それを自分の前の皿に取る。
そのとき、自分が串揚げをどこに置くかだが、三連おてしょうのそれぞれ付けるものの前に置くようにしている。
この写真だとキスは塩でササミはソースなので、それぞれの前。
オクラはポンズ醤油で、トマトチーズは何も付けないので右端に。
つまり、図形的に対応関係が分かるように考えておいているわけだ。こうして、合わないものをうっかり付けてしまわないようにしている。喜多朗が気に入って通うようになり、こうするようになってからもう10年余りだ。今もこのようにしている。
でも、今日、カウンターの横のほうにいる人たちの前に置かれたおてしょうとお皿の置き方を横目で見ると、こんなことをしている人はいなかった。やはり、自分が技術系(工学部)の人間だから、常に整合性を意識した行動をしてしまうのではないかと思う。ホントに喜多朗との付合いも長いのだから、そんなことをしなくてもいいのだが、習慣とは恐ろしいものだ。
8本コースが終わったあとはアラカルトで、帆立、そら豆、いか、たまねぎ、まいたけ、もち、りんご。
日本酒飲み比べセットのあとは焼酎。麦焼酎で2種類-無一物、黒さそり。
それからもう一つ。ママさんがこんなものを見せてくれた。ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじが乗っかったおてしょう。酒グラスとお通しサラダの付け味噌のおてしょうは大きさ比較のため並べて置いた。
付け味噌用のも味噌を使い終わってから、残ったのをふき取ると、鬼太郎の顔が描かれていた。
こうしたものは実は行徳にある陶芸教室彩泥窯の人たちが喜多郎がお気に入りで、おてしょうや地酒グラスの受け皿を作ってくれたとのこと。厨房の壁には彩泥窯のパンフレットも貼ってあった。
店名の喜多郎は別にゲゲゲの鬼太郎から付けたわけではないということだが、読みがどちらも「きたろう」なので、連想してしまう人が多いらしい。なお、ママさんが言うには、陶器の目玉おやじのような小さいのは壊れやすそうなので、使わないで置いているとのこと。