今日は午後に降り出すというので洗濯は明日やることにする。今日は掃除だけ。
昼飯は行徳駅南口側の商店街へ。前の日曜日にその商店街にあるインド料理店のインディアンキッチンへランチに行ったが、隣にタイ料理店もあった。今日のランチはそのタイ料理店へ行ってみる。
インド料理店とタイ料理店が並んであるというと、南行徳駅そばの南行徳駅前通りにもそういう場所があるのを思い出した。
店の名前はバーンクンポー。
ここは出来てからそれほど時間が経っていないようだ。前もタイ料理店で調べるとクアゲオターという店だった。
今の時点でもグーグルマップにはクアゲオターだと出る。
入ったがランチメニューが出てこないので聞いてみると、ランチメニューは平日だけとのこと。
それで、ふつうのメニューからグリーンカレーにする。
ライスとスープも付いて880円。休日にランチとして食べるには妥当な値段。
味は本格的なタイ料理店のもの。グリーンカレーはタイのカレーでも辛くないほうだが、それでも辛い。会社の食堂でたまにタイ風グリーンカレーが出てきたりするが、タイ風の味にしているだけのもの。前に松屋の期間限定メニューでグリーンカレーが出てきたことがあった。辛さのほうはかなり頑張って辛くしていたが、やはりスパイスをぶち込んだもので口に来る。本格タイ料理のグリーンカレーだと、口がヒリヒリしなくてもスパイスがきいて顔に汗が滲む。これはそういうカレーだった。
商店街には来月予定の行徳ハロウィンの幟がもう立てられていた。
スーパーで買い物して帰る途中、西の空から黒い雲が近づいていた。そして、予報通り午後は雨。
夜はまだ空模様は不安定だったが降ったり止んだりぐらいだったので、外へ飲みに行く。
今回は行徳駅のすぐ近くの店に入ろうと思った。行徳駅の南側でちばぎん脇の道。
原木中山の独身寮にいた1988年(昭和63年)の秋、このあたりを歩いておいしそうなつまみがありそうな居酒屋が並ぶのを見た。そのころ、行徳に本店があったディスカウントショップのステップが有名になりつつあったので、何度か足を運び、その行き帰りに通る道だった。そうしたことが、翌年、独身寮を年齢制限で出たときに行徳地域で住むところを探した理由の一つ。行徳に住んだらこのあたりで飲んでみたいと思った。
結果的に南行徳に住んだので、行徳のちばぎん脇の道にある店に入ったことはなかった。でも、行徳駅最寄り圏に引っ越したから、かつて思ったことを実行することにした。とはいえ、28年も経つと特に飲食店は入れ替わりが激しいから、当時と同じ店はとっくにない。なので、おいしいつまみがいろいろありそうという当時のイメージに一番近そうな店を選ぶ。
1階が漢方薬の店になっているビル2階にある兎の瞳(うさぎのめ)という店にする。
階段を上って入口。
早めの時間なので他のお客さんはまだいなかった。一人なのでカウンターの奥に座る。そこからのカウンター席。
後ろを向くとテーブル席。向こうの窓の外が表の道路。
カウンターの上にはワインボトルがずらっと。
看板に「和飲と和食」とあったので、「和飲」とは地酒や地焼酎のことかと思っていたが、実はワインに当て字をしたものだった。あとでトイレへ行ったとき、洗面台のところにマスターの名刺が置いてあって、それによるとかつてはホテルのレストランで働いていて、ソムリエの資格を持っているということだ。
グラスワインには外国産もあっったが、月替わりで国産(主に甲州)のワインを今月のおすすめとして用意していた。今月のは4種類。
ドリンクメニューにはビールもチューハイ類も地酒・地焼酎もラインアップされていたが、ワインがウリの店というのだから、この国産4種類を飲むことにする。とはいえ、最初はやっぱり軽くビールがいいので、生ビールの小を注文。お通しはめかぶ。
店名に兎の文字が入る店らしく、最初から席に用意されている取り皿には兎の絵柄。
さしみ盛り合せを注文。1人前で800円とお値打ち。
盛り合わせる内容を聞くと、その日のさしみメニューにあるものほぼ一通りとのこと。メニューにはさんまさしみがあった。今の時期は新さんまをやはり食べたいので、さんまが入るか聞いてみる。さんまが入ることを希望したためか、さんまの分量をちょっと多めにしてくれた。他はかんぱち、鯛、まぐろ、サーモン、たこ。
これはサービス? いや、店も商売だからそうたやすくサービスなどしないだろう。さしみメニューには他につぶ貝や甘エビもあったが、そういうのが入っていなかったから、それをさんまを増やした分に替えたのかもしれない。
ビールを飲み終えていよいよワイン。まずは白ワインを2種類。最初がロリアンセラーマスター甲州2015、次にオルロージュ2014。
次のつまみは本日おすすめから生ハムと桃。桃を切ったのを生ハムで巻いたものだった。
白ワイン2杯のあとは赤ワイン。まずは、甲州街道栗原宿産マスカットべーリーA樽貯蔵2012。
そのあと、今月おすすめの国産赤ワインもう1種類を注文したが、もう終わってしまったということで外国産のにして、チリワインでカヴェルネ・ソーヴィニョン’14。
レギュラーメニューから出し巻玉子。
かつては居酒屋ではちょくちょく食べたメニュー。保険生活指導などで、年齢的にコレステロールが多い玉子は避けた方がいいと言われるようになってからは、ほとんど食べなくなっていた。でも、今回、メニューにあるのを見つけたらひさびさに食べたくなった。
最後にガーリックトースト。
赤ワインの2杯目がまだ残っていたが、ガーリックトーストを食べている途中で飲み終える。なので、スパークリングワインを1杯注文。スペイン産のカヴァ。
酒も料理も満足したが、飲んだ量はちょっと多かった。この日記は翌日回しとなる。