休暇で、南房総の館山へ日帰りで行く。
千葉駅からの高速バスで11時半頃に館山駅前に着く。
駅の反対側へ出て通りをしばらく歩くともう海になる。海への通りは屋根瓦をオレンジにした家が並び、外国のリゾート地風になっている。
観光地としてのアピールのために館山市が補助を出すとかいったことをしているのかもしれない。
北条海岸。平日昼間であまり人はいない。西向きで夕日がきれいなので、夕方には人が集まるという。
右手(北)方向。
左手(南)方向。
南へ少し行くとあるのが北条桟橋という木製の桟橋。
北条桟橋の先端。
北条桟橋の先端から富浦の大房岬。
北条桟橋から見た北条海岸。
海岸そばにベンチがあったのでしばらくくつろぐ。
景色がよく波の音が聞こえるような場所に来たのは久しぶりだ。
汐入川。
昼飯の時間なので市街地へ戻る。あらかじめいろいろ店を調べたが、月曜の昼もやっているところを探すとあったのが寿司店で白浜屋本店。
大きいお座敷もあるようだが、今日の昼間は建物の一角のカウンターと小上がりのコーナーだけで営業していた。地元のおじさん2人連れもいたが、あとは観光客らしき家族連れ。平日昼間だが思ったより賑わっている。カウンターの空席に入れたが、コロナ禍の時期でなかったら予約なしでは入れなかったかもしれない。
寿司を注文し、それとビールも。
地魚寿司(8カン)。6カンのランチ地魚寿司もあるが、通常の8カンのほうにした。久々の休暇で出かけてきたのだから多少のグルメはしたい。
ネタの種類を書いた紙。
マスターは握り始める前に、シャリがいなり寿司並に大きいけどそれでよいかと聞いてくれる。Google Mapの口コミを読んで分かっていたが、この店のにぎりは田舎寿司でシャリが大きく、それがきつい人には小さめサイズで握ってくれるらしい。
自分はまだ今は大丈夫だろうと大きいサイズでよいと答えた。そして特にきついと感じることもなく完食できた。10年後には同じ程度のサイズのにぎりを果たして完食できるかは分からない。とにかく今、食べ切れそうなら食べておこうと思った。
この店のにぎり寿司はシャリも大きいが、それに合わせてネタも大きめ。ビールを飲み終えたら、あとはチューハイ類かウィスキーのハイボールを1杯ぐらいと思っていたが、日本酒を飲みたい気分になってきた。
お品書きには千葉の地酒で鴨川の寿萬亀の冷酒。それを注文。
地魚寿司を食べ終え、一品物でもう一品と金目さんが焼。
お代は4,000円ちょっとだった。
寿司屋を出て館山駅前へ来たが、ここも中心市街地の衰退が目に付く。自分が折りたたみ自転車でサイクリングをよくやっていた2000年代に館山は何度か来ている。その後、間が空いて今回は10年あまりぶり。今日が平日だとしても、かつてと比べて人が少ない感じ。
駅前のこのビルの1階にはかつてはファストフード(マクドナルドだったと思う)が入っていたが、撤退したらしく今は空きスペース。今、入っているテナントは居酒屋チェーンの魚民だけのようだ。
その向かいにある土産物店の亀屋本店はやっていた。
休暇のときは会社の課内向けにお土産を買うことが多いが、ずっと在宅勤務中心になっているのでその必要も無い。なので、自分が家で食べたいものを買う。まるごとびわゼリーの3個詰。
常温保存で賞味期限が来年4月だから、気が向いたときに冷蔵庫で冷やして食べることにする。
飲んだあとは冷たいものを飲むか食べるかしたい。でもコーヒーは利尿作用がきついから、こういうときはアイスクリームのほうがよい。10数年前に館山駅の売店で”三芳村のアイスクリーム”(カップのもの)を買って食べたことがあった。それで、改札脇の売店ー今はJRグループのコンビニのNEW DAYSになっているーを見たが、もう売ってはいなかった。
それで、駅1階の喫茶・軽食の店がソフトクリームをやっているようなので、ここに入って帰りのバス待ちの間に食べることにする。
店の名前は小さくしか出ていなかったが、喫茶マリンというようだ。
マリンで食べたソフトクリームのバニラ。
高速バスで再び千葉駅前へ。ビール中瓶1本と冷酒300ml一本を飲んだぐらいだと、ときどきウトウトするぐらいだった。7年前に痛風が出る前は、出かけて昼飲みではさらにチューハイ類を1杯か2杯かは飲んでいて、帰りのバスや列車では爆眠だった。
晩飯は軽くコンビニのうどん。