行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年3月12日(土)の日記

2011年03月12日 | 日記

首都圏南側の電車は運行再開するようなので、朝飯を食べたらチェックアウトして帰ることにする。もともとの予定では昼頃の特急ロマンスカーで帰るつもりだったが、家のようすが心配だからとにかく早く帰る。いずれにしても、こういう日は指定席の特急などは運休。小田原まで行って、状況を見て小田急かJRかを選ぶことにする。ついでに、特急券も払い戻しを受けてくる。運転再開した路線も、本数を減らして速度も抑えて運転しているが、JRより小田急のほうが本数があって、急行も運転していたので小田急に乗る。都内の地下鉄も本数が減っていたりして、南行徳に着いたのは午後1時過ぎだった。

小田急の車窓からも、東西線で地上区間に出てからも、特に建物が壊れているようなようすはなかった。南行徳の駅前もいつもどおりでほっとした。

家は気になるが、街のようすもいつもどおりだし、昼飯を食べていくことにする。メトロセンターの松屋へ行くと、中に店員はいたが食材の輸送が滞って臨時休業と貼り紙が出ていた。こういう形で影響は出ていた。それで、マクドナルドで手早く食べて帰る。マクドナルドにも食材輸送の関係で、販売停止になるメニューが出る可能性があるという貼り紙があった。夕方にコンビニに行ったら、ここも入荷が滞っているために弁当はなし、カップラーメン類も売り切れ。なんとか入荷したらしいおにぎりなど、とにかくあるものを買って帰る。

家の中はというと、テレビや低い棚は大丈夫、転倒防止器具を取り付けていた洋服ダンスも大丈夫だった。だけど、学生のときから使っているスチール製の背の高い本棚は転倒防止措置をしていなかったので倒れていた。倒れていたといっても、30cm程度先にデスクを置いているので、それにあたって斜めの状態。床がカーペット敷きで、もともと微妙に前に傾いていたが、自分が寝る場所の方向は向いていないし、倒れてもデスクにあたって止まるだろうと思っていたから、想定内といえばそういうことになる。でも、置いてあった本の大部分は部屋中に散らばっていて、実際にそうなってみると、怖いものだった。これは早めに転倒防止の措置をしたほうがいい。今の部屋に来てから20年余り同じように置いていた本棚だが、こんなふうになったのは初めてのこと。これまでにない揺れ方だったようだ。新聞によると震度5強だったらしい。

本をみんな元どおりに戻して一息つく。今日は朝の宿でも、家についてからもテレビをつけっぱなしにして状況を見る。福島の原発のこと、電力不足になって地域ごとに輪番で停電になるかもしてないことだとか、情報をチェックすることはいろいろある。停電になったら情報途絶するから、そうした場合に使う小型ポータブルラジオに電池を入れて、動作を確認する。