曇り。
曇りでも、気分はすっかり「梅雨」です。ムシムシしています。蒸気の中で生活しているような気分です。
「アジサイ」は、青やらピンクやら、紫やら白やら、小花がすっかり大球になっています。色もさまざまならば、形もさまざま。
「梅雨」時になると、「ドクダミ」、「シロツメグサ」、「カタバミ」などが、空き地に拡がってきます。春の終わりごろから、道端にはいろいろな小花が咲いているのですが、この頃ともなりますと、大きめの花が咲くようになってきています。小さな「カタバミ」の花であっても、目につきやすいところに咲いているので、目立つようです。況んや「ドクダミ」においては、…目立ちますねえ。
「ドクダミ」は、あっという間に拡がってしまいます。 葉が繁り始めたなと思っていると、すぐに白い十字形の花を咲かせ、そして花粉を飛ばしてしまう。人の手が届かないところでは、もう「ドクダミ」の天下ですね。
さて、学校です。
金曜日に「初級」クラスで、「N5」の模試を致しました。
ちょっと留学生達の時と比べてしまうのですが、それはちと酷かしらん。
「N5」に合格し、だいたい『みんなの日本語』の「40課」くらいまでは終えて来日しているベトナムやスリランカ、ネパールの留学生(高卒者)達に比べ、今年の「初級」の在日生達は、バラバラとやって来て、しかも、始めた時のレベルはまちまちでしたから、それぞれ、かなり大変だったようです。
けれども、強みは真面目さでしょうか。故に、どうにか頑張れ、「N5」のラインは越えられたのでしょう。「N5」レベルが終わって時間が経ってしまうと、前の部分を忘れてしまい、却って点が採れなくなったりするものなのですが、今年はそういうこともありませんでした。
ただ16才の少年だけは、まだ「どうして勉強しなければならないのか」とか、「漢字まで覚えなければならないのはなぜなのか」といった部分で、どこか納得いかないらしく、それほど真剣に勉強しているようには見えませんでした。けれども、「(試験は)どうだった?」と訊くと溢れるような笑顔で、「だ・い・じょう・ぶ」と答えてくれました。一応、言われた宿題はきちんと(時々抜けがあるのが愛嬌なのです)やってきているので、それなりに上達しているようです。
それに、(皆に)遅れて勉強を始めても、その時の課までは、教師が補講計画を立て教えているので、基本的には大丈夫なはずです。
さて、「課」はどんどん進んで行きます。あと「7課」ほども進めば、「N3」教材に入ります(もしかしたら、その過渡期の教材になるかもしれませんが)。とはいえ、このクラスは、「ひらがな」「カタカナ」に時間がかかったので、「漢字」に入るのが遅れています。「N4」漢字に入ったばかりなのですが、(N4の)暗記プリントを見て「多い」なんて言っているので、「『N3』漢字はもっと多いよ」と脅されたらしく、こちらにまで「本当か」と尋ねに来ました。
どちらにせよ、「N4」漢字までしっかり覚えられていれば、「N3」漢字であろうと苦にすることはないのです。今までどおり、真面目に勉強していれば、気づいたときには、「(N3に)合格した」ということになるでしょう。途中で抜けることなく、皆で頑張ってほしいものです。
日々是好日
曇りでも、気分はすっかり「梅雨」です。ムシムシしています。蒸気の中で生活しているような気分です。
「アジサイ」は、青やらピンクやら、紫やら白やら、小花がすっかり大球になっています。色もさまざまならば、形もさまざま。
「梅雨」時になると、「ドクダミ」、「シロツメグサ」、「カタバミ」などが、空き地に拡がってきます。春の終わりごろから、道端にはいろいろな小花が咲いているのですが、この頃ともなりますと、大きめの花が咲くようになってきています。小さな「カタバミ」の花であっても、目につきやすいところに咲いているので、目立つようです。況んや「ドクダミ」においては、…目立ちますねえ。
「ドクダミ」は、あっという間に拡がってしまいます。 葉が繁り始めたなと思っていると、すぐに白い十字形の花を咲かせ、そして花粉を飛ばしてしまう。人の手が届かないところでは、もう「ドクダミ」の天下ですね。
さて、学校です。
金曜日に「初級」クラスで、「N5」の模試を致しました。
ちょっと留学生達の時と比べてしまうのですが、それはちと酷かしらん。
「N5」に合格し、だいたい『みんなの日本語』の「40課」くらいまでは終えて来日しているベトナムやスリランカ、ネパールの留学生(高卒者)達に比べ、今年の「初級」の在日生達は、バラバラとやって来て、しかも、始めた時のレベルはまちまちでしたから、それぞれ、かなり大変だったようです。
けれども、強みは真面目さでしょうか。故に、どうにか頑張れ、「N5」のラインは越えられたのでしょう。「N5」レベルが終わって時間が経ってしまうと、前の部分を忘れてしまい、却って点が採れなくなったりするものなのですが、今年はそういうこともありませんでした。
ただ16才の少年だけは、まだ「どうして勉強しなければならないのか」とか、「漢字まで覚えなければならないのはなぜなのか」といった部分で、どこか納得いかないらしく、それほど真剣に勉強しているようには見えませんでした。けれども、「(試験は)どうだった?」と訊くと溢れるような笑顔で、「だ・い・じょう・ぶ」と答えてくれました。一応、言われた宿題はきちんと(時々抜けがあるのが愛嬌なのです)やってきているので、それなりに上達しているようです。
それに、(皆に)遅れて勉強を始めても、その時の課までは、教師が補講計画を立て教えているので、基本的には大丈夫なはずです。
さて、「課」はどんどん進んで行きます。あと「7課」ほども進めば、「N3」教材に入ります(もしかしたら、その過渡期の教材になるかもしれませんが)。とはいえ、このクラスは、「ひらがな」「カタカナ」に時間がかかったので、「漢字」に入るのが遅れています。「N4」漢字に入ったばかりなのですが、(N4の)暗記プリントを見て「多い」なんて言っているので、「『N3』漢字はもっと多いよ」と脅されたらしく、こちらにまで「本当か」と尋ねに来ました。
どちらにせよ、「N4」漢字までしっかり覚えられていれば、「N3」漢字であろうと苦にすることはないのです。今までどおり、真面目に勉強していれば、気づいたときには、「(N3に)合格した」ということになるでしょう。途中で抜けることなく、皆で頑張ってほしいものです。
日々是好日