イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2020年01月10日 | 2020釣り
場所:加太沖
条件:大潮 6:36満潮
潮流:7:24 上り 3.5ノット 最強 11:18転流
釣果:ハマチ 6匹

朝起きてとりあえず外に出てみるとけっこう風が吹いている。それも北西、もしくは西の風のようでまったく東からの風が混ざっていない。せっかく起きたけれども船を出せないかとも思うのだが、暖冬のせいかどうか、その風にはなんとなく力強さがない。この感じではとりあえず港まで行く価値はあるかもしれない。
港までの道中では二つの川を渡るのだが、その水面を確かめると大体波が高いかどうかがわかる。今日はふたつとも波が高そうだと言っている。港に到着してもいつもは静かな船泊りがざわついてる。う~ん、どうしたものか・・。
まあ、とりあえず紀ノ川の先まで出てみて判断をしてみようと出港してみたが、港内からすでに波が高い。これはダメだと青岸から外に出てみるとますますダメそうなのだが僕から遅れて海竜が沖を目指して突き進んで行く。それじゃあ僕もチキンではいられない。やぶれかぶれで田倉崎を目指した。おそらく今日の勝負は午前10時まで。それでいくと友ヶ島の南で終われる。少しばかり波が高くてもなんとかなるかもしれない。とはいうものの田倉崎を越えるとますます波が高くなってきた。ただ、風は耐えられそうな感じである。

 

テッパンポイントまで行きたいが波が邪魔をして進むの怖い。とりあえず仕掛けを下すもやっぱりアタリがない。再びやぶれかぶれでもう少し友ヶ島に近づく。
天候が悪いからなのか、この海域には帝国軍しかいない。



レイと反乱軍に打ち負かされた艦隊はここで復活したようだ。続編があるとしたらそのタイトルは「シスの復讐」ではなくて「加太の復讐」になるだろう・・。今日の帝国軍はイラン並の良識程度はあるらしく、この波の中でロックオンすると本当にけが人が出ると思っているのか何の威嚇行動にも出てこない。

さすが、帝国軍に対峙するところまで来るとアタリがあった。ハマチだ。その後も時々アタリがある。西からの風が強いけれども上り潮が速い間は船は北に向かって動いていた。最後のアタリは強烈であった。これはメジロクラスだと慎重にかつ強引にやり取りをしたが、ハマチの一荷であった。他に2本のハリスが飛ばされていたので合計4本掛かっていたのかもしれない。それはよく引くはずだ。
その後、潮が緩くなっていくにしたがって船が南に流されるようになってきた。これはもう無理だろうと午前9時40分に終了。ハマチが6匹あれば叔父さんの家へも届けられる。十分だ。

帰りの頃になって少しずつ波が納まって来た。



もう少し早ければ・・。


叔父さんの家に魚を放り込んで十日えびすにお参り。



毎年小さな熊手を買うのだけれども、今の仕事では売上予算も持たされていないので商売繁盛は関係ない。今年からはお参りをするだけにした。

家に帰って港に舞い戻り和歌浦の恵比寿様にもお参り。毎年初釣り後の神社巡りの時にも訪れるのだがここはいつも扉の鍵がかかっている。初めて中に入らせてもらったのだが、聞いているとおり年代を感じる祠だ。



なんだかご利益がありそうな・・。


そして新しく買った防寒ブーツは快適だ。



最近流行りのワークマンで買ったのだがこれでこの冬はしもやけを心配せずに済みそうだ。しかし、こんな機能的な商品が1280円。そりゃ~百貨店が落ちぶれるはずだというのは売上予算からの呪縛が解かれた身だから言える感想なのである。

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