イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

燻製作りとはなふりの夕日と船底塗装

2023年09月24日 | Weblog
昨日はあさから燻製作り。今回は調子に乗りすぎてタチウオ15匹とサゴシ1匹(18日に釣った魚全部)を仕込んでしまった。乾燥させるのも冷蔵庫の中を占拠して大変だったが燻製箱へのセットも大変だ。フックにひっかけていては全部収めることができないのでいつも使っている鉄筋にアルミホイルをまいてぶら下げた。なんとかギリギリで治まって燻す作業をスタート。



休日の朝早くから煙を出して近所迷惑だと言われないように慎重に豆炭をいこしてチップを投入。いつもはおまけとしてゆで卵とチーズを燻すのだが、卵は値段が高くなってしまっているので、今回はポテトチップスと柿の種をやってみた。
どちらも脂を含んでいるのか、あまり色は変わらなかったがほんのりと煙の香りは付いた。
ものすごく美味しいというわけではないが、ひと味違うポテトチップスと柿の種になった。



午後からは映画を1本観て雑賀崎の灯台へ。雑賀崎の伝説で、「彼岸の中日の夕日は“ハナが降る”ように見える。と言い伝えられている。この、“ハナ”というのは一体何なのかというのは昔から全然わからなかったのだが、カレンダー通りの休みになったし、草刈りの人たちも集まってくるというので僕もその、“ハナ”の正体を見てみたいと思った次第だ。

最初、集合場所はトンガの鼻だと思っていて、先端部分まで行ったら誰も居ず、ああ、これは灯台の方だなと思い直してバイクのところまで戻ったのだが、お昼過ぎに一杯飲んでいたのに加えてデコボコ道を急いだせいで足が動かなくなってしまった。(一応、酔いは醒めていたはずである・・)
道中、船の燃料補給もしていたので太陽はどんどん海に向かっている。



だから急いでいたのだが足と心臓が言うことを聞いてくれないのである。

動かない体に鞭を打って灯台までやってきたが、あいにく雲が多くて夕日を見ることは叶わなかった。午後3時ごろには太陽が出ていて、これはきっときれいな夕日が見えると思っていたが残念だ。



しかし、ここへ来るときは必ず台風の時であり、荒れた海しか見ないのだが、穏やかな海で航海灯をともした貨物船や灯りが灯った旅館、マリーナシティもきれいな景色だ。こんな時間帯に出歩くことはまずないので、夕日は見えなかったがきれいな景色を見ることができたということはこれでいいものであった。

  

ついでに「和歌浦夜市」というのをやっていたので見に行ってきたが、ここはこの程度の屋台でどうしてこんなに人が集まるのかと思えるほどの人出だった。




そして翌日の今日、発作的に小船の船底塗装をすることにした。金曜日の紀ノ川は前日の線状降水帯の発生で茶色く濁っていてこれではまったく釣りにはならないだろうというのと、やっと猛暑を脱したか、朝はちょっと寒いくらいになっていたので体力的にも楽だろと思い、早く動かない船からも脱さなければならないので重い腰を上げたというわけだ。



こういう作業は、もう嫌だと思ってしまうとそれっきりになってしまうのでそういう気持ちから背を向け続けなければならない。実はそれが一番しんどいのである。

潮は長潮で朝一が干潮だ。まあ、大潮ではないのでそれほど潮は引いていないだろうと思ったらえらく引いてしまっている。潮位65cmというのはここまで潮が引くらしい。よく覚えておかなくては・・。
ここまで下がるとスロープが崩れているところがむき出しになるのでコロをかましても引っ張り上げることはできない。もどかしい時間を過ごすが、なかなか潮は上がってこない。
待ちきれずに作業を開始。なんとか引っ張り上げることはできたが、今日は危険な作業だった。
今日は潮が上がってくるのが遅い。満潮時刻は夕方4時だ。長潮というのはその名の通りだった。普段は魚が釣れない潮だというくらいにしか認識をしていないが、じっくり見ていると確かにそういったことを実感する。



そういうことで、30分以上待ち時間があったこと、フジツボの付着が多すぎたこと、そして結局、涼しいのは早朝だけだったので、作業は遅々として進まずすべてを終えたのは午前11時を回っていた。

 

なんだか疲れた二日間であった。


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