まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

オリックス・バファローズ新入選手発表会見

2006年12月13日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

Nyudantop 相次ぐ契約保留選手など、来年度の契約更改が難航(というよりは今年のチーム成績を他人事のように思っている選手たちのワガママが表に出ているような気がしますが)している一方で、先日のドラフト会議で指名されたオリックス・バファローズの新入団選手の入団発表が行われた。(写真・オリックス・バファローズ公式HPより)

来年の即戦力として期待されるのが、希望枠入団で先日のアジア大会でも活躍した小松投手。昨年の光原、今年の平野佳寿と、好投手が続いているだけに、ぜひとも先発ローテーションの一角を担ってほしい。

また、法政大学の大引選手は、谷選手の「背番号10」をいきなり受け継ぐということで、こちらも二遊間を担ってほしい。一部報道では広島→ヤクルトと活躍したラロッカ選手がオリに入団するという話もあり、センターラインの強化という意味でも将来の中心選手としての活躍を早くも期待したい。

そのほか、広島・広陵高校の延江投手など、将来性だけはある選手も入団するので、息の長い活躍ができるよう、見守っていきたい。選手層の薄いチームなので、自分の努力次第で一軍の試合に出られる日はそう遠くないと思う。

・・・・こうした新入団選手発表が相次ぐ一方で、もう一つスッキリしないのがD-Matこと松坂大輔投手の入団交渉(一部にはMatsuzakaのtとsの間を切って、Mat-suzaka→マット・須坂という紹介をしているようだが)。そのマット須坂投手・・・もとい松坂投手の交渉だが、いかにFA権取得前のポスティング交渉によるものとはいえ、これまでの報道では松坂投手の意図がほとんど反映されていないのではという気がする。

代理人のボラス氏は、「日本で最高の投手だから」と、やたら契約金を吊り上げようとしているように見えるが、これまでのメジャーリーグのスタンスからして、いかに日本で好成績を挙げようと所詮は「二流の国」の投手。契約はそのへんの若い連中と同じ・・・いや、これでも大金はたいてるんだぞ!という気持ちで交渉に臨んでいるのは明らか。

こうなると、最後は松坂投手の意思ではないのか?もし、レッドソックスの提示額を松坂自身が不服とし、ボラス氏に年俸吊り上げをけしかけているのであれば、「カネに目がくらんだアホ」の印象はぬぐえない。仮にそうでないのであれば、メジャーに入団することについて「カネではありません!野球が好きだから挑戦するんです!」と早い段階でさわやかに言ってほしいね。正直、今の局面でゴリ押し入団したのであれば、応援する気にはなれない。まあ、野茂投手の足下にも及ばず、ブーイングの嵐で他球団に金銭トレードというのが関の山・・・そんな印象を受ける。メジャーの壁は厚い。日本有数のスラッガーの松井秀喜選手でさえ、本塁打王の履歴を捨ててアベレージ狙いのバッティングに徹するしか生き残れないのだから。

話がエラく横にそれたが、こういう時期だからこそ、日本のプロ野球で存分に活躍し、観客への強い印象を残してほしいと思う。一人でも多く、一軍のレギュラーを獲れるようがんばってほしいものだ・・・。

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