プロ野球は日本シリーズにて一応幕を閉じたわけだが、現在京セラドーム大阪で熱戦が繰り広げられているのが社会人野球日本選手権。現在はドラフト会議が10月半ばに早まったため、その後に開催されることで「あのチームにドラフト○位で指名された選手が出場する試合」というのは、大会そのものへの注目度アップにつながっているといえるだろう。
私も大阪勤務時代には、勤務先企業が出場するたびに応援裏方スタッフとして京セラドーム大阪に行き、普段のバファローズ観戦では入れない関係者エリアに入ったり、手が空いたらスタンドの客席で観戦したり(さすがにビールは飲めなかったが)、それはそれで一つの楽しみだった。広島勤務になってこうしたことと無縁になったのは寂しいこと。
さて2023年の日本選手権を前に、勤務先企業でドラフト指名されたのが古田島(こたじま)投手。それもバファローズというのはうれしい限り。そして、1回戦となる10日のヤマハ戦に先発で登板した。
試合については毎日新聞の特設サイトでチェックしたが、気迫のある投球で、イニングを終えるたびに雄叫びをあげ、喜びを全身で表す。このところなかなかないキャラクターである。
古田島は8回途中まで1失点、11奪三振の好投を見せ、1回戦の勝利に貢献。さてこの先、日本選手権でどこまで投げられるか。(画像は、日刊スポーツサイトから借用)
バファローズといえばこのところ、ドラフトの上位では育成を意識して高校生を中心に指名し、下位で即戦力となる社会人を指名することも多い。そしてこの枠で指名された社会人の投手は中継ぎで活躍することが多く、古田島もこの試合では先発だったが、こうした短いイニングで起用されることも想定される。だとすると、気迫の投球スタイルが活きる場面も多いのではないかと期待する。
チームでの背番号は「20」。ここでいうのも何だが、正式契約となった時には、金銭トレードでジャイアンツに移籍した近藤投手の「20」を割り当ててもいいかな・・・。
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