まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第21回四国八十八所めぐり~とりあえず時系列で書くことにします

2018年10月08日 | 四国八十八ヶ所
10月7日~8日の2日間で坂出~高松の札所めぐりを行った。何度も書いているように、この日程で札所めぐりに行ったのは独立リーグのグランドチャンピオンシップ第1戦・四国ラウンドが香川オリーブガイナーズ対群馬ダイヤモンドペガサスで行われ、四国八十八所めぐりと独立リーグ観戦という、私なりの八十八所めぐりの楽しみ方の「総決算」とも言える試合があるからだ。

野球の観戦記は早くに書いたほうがいいのだろうが、一応八十八所めぐりの中の楽しみという位置づけにして、紀行文は時系列で書くことにする。ただ結果だけ先に書くと、私が観戦した高松での第1戦は4対2で群馬の勝利。そして丸亀での第2戦も3対0で群馬の勝利。3戦先勝方式のため、群馬がアウェイで連勝して独立リーグ日本一に王手をかけたことになる。次週13日~15日は前橋で群馬のホームゲームとなる。このまま群馬が日本一ということになりそうだが、香川も精一杯意地を見せてほしい。

さて、話を7日の朝に戻す。今回は高松が目的地となるが、JR高速バスを選択する。第21回ともなると四国へのアクセス手段も多様になるが、大阪~高松は高速バスで3時間半の行程で、鉄道だと新幹線~快速マリンライナーよりは時間がかかるものの、価格では3900円という設定で鉄道の半額以下である。ちなみに鈍行乗り継ぎと高速バスだと、(青春18きっぷの時期でなければ)高速バスのほうが価格、時間の両方でJRに勝る。

それを表すかのようで、6時55分湊町バスターミナル発の高松行きはほぼ満席。また同じ高松行きでは、JRバスや阪急バスの系統と、たかなんフットバスの2系統があり、それぞれが結構な本数を走らせている。

連休の中日ということか、阪神高速も特に渋滞なく順調に走る。明石海峡大橋から淡路島に入り、定番の室津パーキングエリアでの休憩。

四国に入る。この路線は高松道の各バス停での降車も扱っている。それぞれの停留所で1人、2人と下車して行く。高松だけでなく香川東部と関西を結ぶ役割もあるようだ。阪神高速が順調に来たのが大きかったのか、定刻より早く進んでいる。

高松中央インターで高松道を降りて、インターバスターミナルやゆめタウン前、栗林公園前など、市内のいくつかの停留所でも下車がある。それでも定刻より15分ほど早い10時すぎに高松駅に到着した。

さてこの日の行程は、第79番の天皇寺、第80番の国分寺にお参りした後で、高松駅からレクザムスタジアムまでの送迎バスに乗るというもの。天皇寺、国分寺とも予讃線の八十場、国分の駅から歩いて数分のところにあり、列車もおよそ30分に1本はあるから移動にはそれほど苦労しない。ちなみに送迎バス(第1便)は高松駅16時40分発で、それまでに高松駅近くのホテルのチェックインを先に済ませるとしても、時間には余裕がある。

列車に乗る前に、早いが昼食ということにする。駅バスターミナルの向かいにあるセルフ式のうどん「味庄」に入る。いわゆる行列のできる有名店というわけでもないが、高松駅のすぐ近くというのと、朝5時から営業しているということで知る人ぞ知る店という感じである。注文の時はうどんの玉だけ丼に入れてもらい、だしは給湯器から自分で注ぐ。天ぷらなどと合わせてその後で会計をするのは讃岐方式だ。旅行の客でも駅前でお手軽にローカルな雰囲気を味わえる店という意味ではまずまずの店である。

食後、発車間際だった10時26分発の琴平行き普通列車に乗る。高速バスが定刻で走ったとして10時54分発の多度津行き普通列車に乗ろうかと思っていたが、これでなお早い時間での移動となった。香川県に入って何度も乗っているこの形式の車両に乗り、各駅に停まりながら移動する。

目指す天皇寺の最寄駅である八十場に到着する。直線の区間に簡易な対向式ホームが並ぶだけの駅だが、予讃線の多度津まではICカードが使用できるので、下車時に簡易のカード読み取り機にタッチする。ただ、他の客の動きを見ても四国ではICカードを利用する人はまだまだ少数派のようだ。

さてここから天皇寺に向かう。寺に向かうのは初めてだが、実はこの辺りには過去に一度連れてきてもらったことがあって・・・。
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