清原逮捕

球春到来ということで、プロ野球のキャンプのニュースを目にしたり、今季の観戦初めをわかさスタジアムでのオープン戦にしようかと考えていた矢先のところ。

昨夜はもう寝ていたのでニュースを知ったのは３日の朝のテレビだったが、これには驚いた。とともに、噂はホンマやったんやなとあきれた。

覚醒剤疑惑を昨年初めて報じたのは週刊文春だそうだが、それが当たったことになる。今年になってベッキーやら甘利前大臣やら、週刊文春が元で世間を騒がせるネタが続出しているが、清原逮捕は、それらがぶっ飛んでしまうだけの出来事だと思う。まあ、警察も以前からマークはしていたそうだが。

近鉄ファンとしては、清原といえばライオンズの四番として、打倒西武の敵役だった。好きな選手ではなかったが、やはり華のある選手。藤井寺球場が一番活気があった頃の思い出でもある。

オリックス・バファローズとなってから中村ノリとともに入団したが、それほど活躍しなかったためか、あまり印象に残っていない。当時は私も東京勤務で、大正ドームにもそんなに行っておらず、長渕剛が出た引退試合も、ふーんという感じでニュースを見たような。まあこの頃は「番長」というキャラクターに好感を持っていなかったし、千葉や所沢の試合で観戦した当時のレフトスタンドの一角に陣取っていた「清原ファン」の中には、どこか「その筋」とか、「ヤカラ」を思わせるのがいて、他の一般的なバファローズファンからは浮いていた印象がある。私は正直不快だった(注・彼らは純粋に(巨人からの流れで)清原を応援し、そのついででバファローズを応援していたのだろうが、清原のどこかにそういう人たちが心酔し、寄り集まって来る雰囲気が出ていたように思う。もっとも、そんな輩連中は清原引退後バファローズの試合など観ていないだろう)。


たらればを言っても仕方ないが、もし清原が西武でずっとプレーしてたらとか、ＦＡで巨人でなく阪神に行ってたら、そもそも巨人が最初から清原をドラフトで指名していたら、というのはある。ただ一方で、結局はクスリに走るくらいの弱い面は内に持ち続けていたのかなと思う。現役時代にタイトルを取れなかったのも、ひょっとしたらメンタル面に弱さがあったとすればどうだろうか。

とは言え、だからと言って薬物は許されるものではない。まして、野球賭博で球界が揺れている時である。せめてもの願いは、現役時代に覚醒剤をやってなかったことである。栄養補給はビタシーゴールドで。

しばらくはこの話題で持ちきりとなるだろうし、日曜日には張本さんの大大喝！が入るだろうが、真相について明らかにしてほしいものである・・・。

野球ファンとして、非常に残念！

・・・あとは、「糖尿病治療をダシに使うな！」