先日、西国三十三所めぐりで観音正寺のある安土を訪れたのだが、その街中でよく目にしたのが「飛び出し人形」。細い道などで見通しの悪い四つ角に立てられ、子どもの飛び出し注意を促す立て看板である。
自宅の近くでは「そういえばあの辺にあったかな」という程度で立てられているが、この日安土の町を歩く中では結構な数を見かけた。中には四つ角ごとに「飛び出し人形」が並び、遠くから見ると角ごとに男の子が顔を出しているように見えなくもない。
また男の子だけでなく、他にもいろいろなバージョンがある。
この時は「飛び出し人形が多いな」という印象を持って帰ったのだが、これは安土に限ったことではなく、滋賀県に多く見られるとのこと。ネット検索すると、全国的に見ても滋賀県は「飛び出し人形」の数が最も多いという説もある。
昭和の高度成長期、街中にクルマの数が増えるとともに、交通事故の数も激化。何か対策をというので出てきたのが「飛び出し人形」で、八日市市(現・東近江市)にて、地元の看板業者に描かせたのが始まりと言われている。それが近隣に広がったという。
もっとも、交通事故の対策に人形の看板を立てるという取り組み自体は、それより前に他の自治体でも行われていたかもしれない。それでも、あの図柄というのは滋賀がルーツのようだ。
何か意外なことがわかって面白い。次は近江八幡の長命寺に行くが、同市の中心エリアも通るので、改めて見てみたいものである・・・。
自宅の近くでは「そういえばあの辺にあったかな」という程度で立てられているが、この日安土の町を歩く中では結構な数を見かけた。中には四つ角ごとに「飛び出し人形」が並び、遠くから見ると角ごとに男の子が顔を出しているように見えなくもない。
また男の子だけでなく、他にもいろいろなバージョンがある。
この時は「飛び出し人形が多いな」という印象を持って帰ったのだが、これは安土に限ったことではなく、滋賀県に多く見られるとのこと。ネット検索すると、全国的に見ても滋賀県は「飛び出し人形」の数が最も多いという説もある。
昭和の高度成長期、街中にクルマの数が増えるとともに、交通事故の数も激化。何か対策をというので出てきたのが「飛び出し人形」で、八日市市(現・東近江市)にて、地元の看板業者に描かせたのが始まりと言われている。それが近隣に広がったという。
もっとも、交通事故の対策に人形の看板を立てるという取り組み自体は、それより前に他の自治体でも行われていたかもしれない。それでも、あの図柄というのは滋賀がルーツのようだ。
何か意外なことがわかって面白い。次は近江八幡の長命寺に行くが、同市の中心エリアも通るので、改めて見てみたいものである・・・。