1ヶ月ほど相撲協会内部であれやこれやともめた「朝青龍問題」。結局高砂親方「同行」のもと、モンゴルに帰国して治療に当たることにする、ただし治療以外の行為が発覚すれば即刻解雇というところに落ち着いた。
で、帰国するというもの、ウランバートルの空港では一般人とは別ルートで入国したとか、高砂親方や主治医とは別のクルマでとっとと保養地に向かったとか、モンゴルの軍隊が護衛に当たるとか、「それでも謹慎かいな」という待遇であるというのが伝えられている。
この一連の行為に、レスリング上がりの野蛮な水ぶっかけの大阪選出の議員が(こんなのが文部副大臣になるんですね。よほど人材がいないのでしょう。こんな野蛮なヤツに教育行政を任せるほうがよほど世の末やと思いませんか?)相撲協会を批判するという動きがあるものの、いったいどうなっているのか、私にはよくわからない。議員連中もこういう時だけ口を出すなよな。
まあ、モンゴルでどのような動きがあるのかはこれから見守るとして、このまま「白鵬の一人横綱」というのは、興行的にはつらいだろうな。やはり「憎たらしいけど強い」というのが一人くらいいないと、興行的にはつらい。プロレスと比較するわけではないが、反則技を繰り出す悪役レスラーがいないとリングが盛り上がらないのと似たようなものだろうな・・・。