吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年1月18日/〈津屋崎の四季〉046・ナツミカンの実色づく

2007-01-18 01:55:22 | 風物
写真①:雨に濡れて光る黄色く色づいたナツミカンの実
     =福津市新東区の住宅で、1月17日午前8時34分撮影

 1月17日、福岡地方は朝から小雨模様。福津市新東区の住宅の庭では、黄色く色づいたナツミカン(ミカン科)の実が雨に濡れて光っていました=写真①=。

 17日午後、雨があがった福津市的岡の住宅の庭では、ナツミカンの黄色い実が艶を増したようでした=写真②=。見ていると、口の中が酸っぱくなってきます。

 ナツミカンは山口県萩市の特産品で、江戸時代に県内の海岸に漂着した柑橘の種を住民が播き育てたのが起源とされ、「市の果樹」に指定。5月に咲く白い花が郷土を象徴する花だとして、「県花」にも選定されています。萩では、明治維新で職を失った武士への救済策として、1876年(明治9年)に栽培が始まりました。

 山口県では、県が管理している国道や県道のガードレールは黄色です。1963年(昭和38年)に山口で国体が開かれた際、山口の特産品で「県花」のナツミカンの色にちなんで、全国的にも珍しい黄色に塗られたといいます。もっとも、国道2号線や国道9号線など、建設省直轄の国道のガードレールは白色です。


写真②:雨上がりの庭で艶を増したナツミカンの実
     =福津市的岡で、07年1月17日午後4時03分撮影
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