金星+木星と月

2019年02月02日 13時31分03秒 | つれづれなるままに
よくニュースにもなってることなんだが、「金星と木星とたまに月」の天体ショーについていつか書きたいなと温めてた。
早朝決まった時間に決まった道を散歩してるが、確か昨年の11月の終わり頃だったと思う。南東の空に金星を確認してた。金星はその明るさ、太陽との位置関係ですぐ確定できる星。それだけだと別段どうってことないんだが、12月に入ってその金星の左下から同も惑星らしい星が近づいてきてる。ニュースでこれが木星だと知った。その後木星がどんどん高度を上げて来て、1月の10日前後だったかな(間違ってるかも)最接近した。木星食(木製が金星の裏に隠れる)は無かったようだが、天体ショーではあった。それ以降木星は金星より右へ右へ、だんだん遠ざかってる。
そんな現象がでてるところに、月に1回のペースでまさに「月」が接近してくる。1月2日だったと記憶するが、三日月の右横に金星が位置してた。この時木星はまだ金星の左側だったと思う。
2月1日の朝も月が接近してたはずだが、例の雪の朝で確認できなかった。今朝の月は金星よりだいぶ高度を下げて細い三日月でした。
これで3か月ほどこの現象を見続けてきたが、ついつい「まだ惑星なんて概念が無い時代」のことに思いが至る。だれかが「あれっあの星は他と違う動きしてるぞ」と思ったんだろうね。それから「どうしてだ」と科学心が芽生え、何をどう調べたか解らないけど、法則性に気付き、研究を重ね、計算式を使い、「太陽の周りを回ってると考えないと辻褄が合わん」と発見したんだね。凄いね、人間って。
惑星の位置計算なんて考え始めて、即座に止めちゃう話。宇宙は全てが動いてる(膨張方向でとか言うけど)。銀河も太陽系も移動してる。そんな中で何かに対して「公転」してる物がいる。公転の直径は速度は・・・・・。僕にはもう遠く及ばない世界。もう「ロマンの世界」で片付けるのが賢明だ。
寒いというのに5時過ぎに散歩に出る動機はこのロマンに触れることもあるようだ。
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5 コメント

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なるほど! (バスのでん)
2019-02-02 18:07:00
そうなんだ!自然現象は理屈なしに楽しんでます!特に僕は旧暦!そう!お月様中心に物事を考える。西行さんは2月16日の満月の桜が満開の日に亡くなりました。新暦では全然おもしろくないね!が、これは岳さんには興味ないね!!!
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興味無いことないですよ ()
2019-02-02 21:16:46
でんさん ちょっと興味ありますよ。雑学レベルですけど。
旧暦は月ベース、新暦は太陽ベースってことですか。単純な疑問、月は28日周期で回ってますね。これに12か月をかけると336日で30日ほど(約1か月)日数が足りなくなる。陰暦ではどんな調整してるんでしょうか? こんな考え方自体がまちがってるのかな。
2/16が満月ということだから月初めは新月が原則ですね。さらに疑問は2月の「サクラ満開」とは?
どっちも日本の文化、雑学程度ですが理解しておいて損はないでしょう。ちょっと調べましょうかね。
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その通り! (バスのでん)
2019-02-03 07:45:39
さすが岳さん!
お月様と太陽では1年で11日程少なくなります。そこで陰暦は3年1回くらいで閏月を入れて調整します。
西行の亡くなった日は、新暦では3月30日と言われています。
岳さんが興味を持っていただけるのは、今後の期待大です。
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基本はあってるようだな ()
2019-02-03 09:03:46
でんさん 基本間違ってないようですね。そうですか3年に1回、1か月ずらすんですか。とっても大胆。このおおらかさが通じた世の中だったんですね。
地球レベルでは「太陽」を中心に考えた文化が圧倒的。月に着目した日本文化は独特。個性ですね。
そうか、明るい(昼)文化と暗い(夜)文化の差はここから生まれたのかもな。
でもグローバルの時代、どうしても陰暦は不利ですね。
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願わくは 桜の下にて 我死なん 弥生3月 満月の頃 (読み人知らず)
2019-02-03 09:46:10
失礼と思いましたが、西行先生の短歌の現代語訳をさせていただきました。西行の書き込みは興味深く、楽しみにしています。
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