KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

事故調の日本語での交信提言、違和感を感じました。

2006年01月28日 08時13分06秒 | 時事・ニュース
時事通信- 2006年1月27日11時1分更新

日本語での交信提言=羽田空港の管制ミスで事故調

 羽田空港で昨年4月、補修工事で閉鎖中だった滑走路に日本航空機を着陸させた管制ミスについて、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は27日、原因を報告書にまとめるとともに、「管制交信での日本語の使用」など6項目の提言をした。  

事故調は、閉鎖滑走路への着陸を指示されたパイロットが、再三確認を求めた経緯に注目。管制官には聞き間違えを防ぐための確認と誤解されており、「英語で簡潔に表現することに苦労を感じた場合は、日本語の使用も可能であることを思い起こすべきだ」とした。  さらに、管制官同士の会話は電話などを使わない場合は記録されず、管制室内の音声を残す「ボイスレコーダー(音声記録装置)」のような仕組みが必要と提言した。 


「日本語の使用も可能であることを思い起こすべきだ」というここの部分ですが、少し違和感を感じました。

緊急時に日本語を使うということは、もっとも大変なときに使うというとですよね。
確かにそのほうが伝わるでしょうが、外国人のパイロットの場合に緊急時の対応策が伝えられません。

「国内線は日本人のみ」ということであれば、日本語で話してほしいものです。

「日本語の使用も可能であることを思い起こすべきだ」と提言するならば、「日本で運行する国内線の航空機管制はすべて日本語で行う」とするべきです。

そうすれば、この手の「伝わらない」という事故がなくなります。

現状の運用(英語の管制)であれば、「航空機を運航するものや管制作業を行う者は、あらゆる場面において、正確に英語で意思伝達ができるようにするべき」というような提言をするのが正しい姿ではないかと思います。

それにより、外国人パイロットを国内線に任用することができ、国内線の航空料金の価格が安くなると可能性があります。

JALのホノルル便に毎年のりますが、日本人が機長だったことが最近はありません。

日本のローカルルールが国内線の外国人パイロット参入を妨害しているのでしょう。


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