デジタルネイティブという言葉があります。
上記のリンク先のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、以下の説明がありました。
Marc Prenskyが2001年に出版された著書"Digital Natives, Digital Immigrants"内で定義した呼称であり、生まれながらにITに親しんでいる世代をデジタルネイティブ (Digital Natives) 、IT普及以前に生まれてITを身につけようとしている世代をデジタルイミグラント (Digital Immigrants) と呼んだ。
僕はデジタルイミグラント (Digital Immigrants) に分類されます。
同年代やそこそこお若い方と比較しても(自称)デジタルに詳しい部類のオヤジですし、そもそもデジタル前のアナログも知っている世代なので、アナログネイティブで、そして出生後に発達したデジタルを努力して身に着けたバイリンガルと言えます。
バイリンガルです。(笑)
あるとき、娘の話を聞いていると、デジタルネイティブ世代と言っても、スマホでLINEとスノー(写真アプリです)くらいしかしない人(少々極端かもですが、そんな感じです)が多く存在するようなのです。
そして、パソコンが使えないらしいです。
「パソコン、むり!」と。
「これからはスマホでパソコンは昔のワープロという運命だよ」という人もいますが、ちょっと違うように思っています。
「スマホがあれば仕事はどこでもできる」という著名な方がいるのですが、それをうのみにしてはいけないのです。
「そういう方は、自分の仕事の範疇がスマホでできて、その周辺のそれ以外といえる業務は外注している」からです。
その方のの著書があっても本人が入力して書くのではなく、書くのはライターです。
ゴーストライターという代理の著者ではなく、ライターと打ち合わせをして話したことを本にできるくらいの状態に、ライターがするということです。(伊代ちゃんもそうだった?)
最近では、「デジタル!」ということで、政府も強化に乗り出しています。
民間の業務では、RPAと言われるプロセスの自動化にかかわるところまでできるようになるかというと、先ほどの例もあり、そこまで行くとは思いにくい状況です。
やはり自分で努力なのでしょうね。
時代が変わっても、その波に乗るには個人の意識と努力が必要なのだということを、実感したできごとでした。