KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

ハワイのインタネット回線の確保について。SIMフリーと現地スマホの購入。

2014年08月03日 09時16分38秒 | ハワイ

今回の記事は、以前に書いていた旅行日記風の文体でいきます。

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ハワイでインターネットに接続するのは当たり前になった。

夫婦でハワイに行くようになった当初は、携帯電話を持っていく人も少ない状況で、もちろんスマホなどはなく、インターネットを見るためにはパソコンが必要だった。

ホテルのインターネットの接続サービスもほとんどなく、電話回線でつないでいた。

参考:現地での接続

自分で読み返しても懐かしい。
あの頃は、接続するだけでも難しいことだったが、いまではハワイでインターネットに接続することは、難しいことではなくなった。

スマホを持っていれば、海外でも接続ができ、インターネットを見ることがでる時代になったのだ。

ただ、料金がとても高い。

僕はドコモのiPhoneをもっているのでドコモのサイトを参考にすると、、24時間で1,580円/1日で、しかも速度制限がある。


30MBを超えた場合の速度制限について
利用開始から24時間以内にご利用のデータ量が30MBを超えた場合、通信速度が送受信時最大16kbpsになります。
なお、30MB超過後であっても利用の再開操作(利用開始操作)を行うことで、継続して速度制限前の通信速度でご利用になれますが、この場合、再開時から24時間の定額料が新たにかかります。


たった30MBで1,580円もかかるのだ。
10日の滞在なら15,800円もかかる。5日でも約8,000円だ。

仕事でつかうならともかく、この金額はべらぼうに高い。

30MBを使い切ると、その後の速度制限の16kbpsとなり、ほとんどなにも見れないのではないかという速度となる。
現地の会社にローミングの代金を払うのはわかるが、これは高すぎではないか。

このことについては、以前にも記事を書いていた。:ハワイでの通信環境をどうするか。その2ネットワーク(インターネット)編


その結果、上記の記事にもあるが、SIMフリーのルーターを購入することにした。(参考記事:SimフリーのWIFIルーターを注文しました。

これにこのReady SIMをセットする。




このREADY SIMは海外の会社だが、日本への発送ができる。
ただし、送料がかかる。

米国内なら送料無料となり、ハワイのホテルに送付することも可能だ。

配送の日数を確認して、ちょうどいい時期に注文した。
ホテル側にも「メールで郵便を受け取って置いてください」と連絡しておいた。(日本語の対応もOKのホテルなので、日本語で送信)

ホテルでSIMを受け取り、SIMフリーのルーターにセット。
このReady SIMは、設定がとてもカンタンで、ルーターにセットして設定を一部変更するだけでつながる。

SIMの値段は500MBで15ドル。
500MBもあればたぶん大丈夫だと思うが、念のため2枚購入して30ドルの出費となった。

参考:500MBの利用の目安

さっそく利用する。。
SIMを入れて設定を1部変更した。

接続できた!

しかし、なんと!ルーターでは2Gの表示だ。
2G!(2ギガではありません。)
通信速度は2Gは between 40 kbps and 200 kbps.とT-mobilのサイトでは書いてある。(このSIMはT-mobilの回線を利用)

実感では、40 kbps程度。
非常に遅い。

最近のサイトは、高速回線を前提に作られているので、表示しない。
Facebookもダメ。

でも、せっかくなので、これでしばらく頑張ることにした。


AWR-100TW ホワイト 3G シムフリー WiFi ルーター SIM Free



ホテルの部屋が高層階ということもあり、電波が弱い。
速度も遅いし電波も弱いことで、ネットワーク環境としては悪い状況になっている。

この遅さに辟易して、追加の施策を検討することにした。

「ハワイでこのSIMに対応するルーター」を検索したところ、70ドルくらいでWALMARTで売っているという情報を見つた。

WALMARTに行き探しましたが、ルーターはない。
情報源はアメリカ本土なので、僻地であるハワイは品数が少ないのだろうか。

ホテルに「戻りなんとかならないか」と考える。

そこで思ったのは、T-mobileの回線を利用しているスマホならこのREADY SIMが使えるのではないかということだ。(MVNO(仮想移動体通信事業者))

「使えなかったらT-mobileの契約をしてしまえばいい」と思い、購入の決断をした。

WALMARTのサイトでは、NOKIAのWindows Phoneが79.99ドルとあり、これを購入することに決めた。
Androidの端末の方がアプリが多いのでよいが、無名な会社の端末は持ちたくない。

在庫をサイトでチェックして、アラモアナのWALMARTに行く。(クラゲに刺されてムスメのプールを妻にお願いして買い物に・・・)

なんとそこでは99.99ドルとのプライスだった。

ダメもとで、係に「WALMARTのサイトでは79.99だったけど、ここではそうならないの?」と英語で聞くが、店員は愛想無く「店舗とWEBでは値段が違う。ここまでの配送費とかがかかるから」と言う。
WEBだと配送無料なんだけど・・・と思ったが、これ以上のネットにつながらない(遅い)状況を打開するため、泣く泣く購入した。

でも、なんか納得いかないので、カスタマーサービスでもう一度聞くことにした。

「WALMARTのサイトでは79.99だったけどここでは99.99ドル。それは間違えでは無いですか?」と英語で訊いた。

「WEBと店では値段が違います。他の店でも値段が違うことがあります」と言う。

同じ回答だ。

でも、他の店も違うなら、「WALMARTの他の店も見てもいいかな?」と思い、その場で返品することにした。

取り急ぎ、WALMARTではないけれどBestBuyに行くことにした。
アラモアナから近いから。

COSTCOやニコスピア38に近いところだ。

お店に行くと、やはり99.99の表示が。
しかし、その近くにSALE!として79.99と書かれていたのを見つけた。

来て良かった!と、購入する。

ホテルに戻り、READY SIMを入れて再起動させると、4Gで接続ができた。

しかし、しばらくするとつながらなくなる。
原因はわからない。

結局、お金のムダ遣いか。

ここでREADY SIMをあきらめて、T-Mobileで契約しよう。
ホテルの回線を利用しようかと思ったが、外出中にもつかえればテザリングでNexus7でナビが利用できる。

カハラモールにT-Mobileがあるのは知っていたので、買い物がてら行く事にした。

ただ問題なのは僕の英語である。
「僕の英語レベルでT-Mobileで契約することができるのか」ということが心配である。

ここで有力な武器として高校時代をアメリカで過ごした妻の出番だ。

「通訳をしてくれない?」と僕がいうと、「そんなデジタルグッズの契約サポートの通訳なんてできない。言ってる意味がわからないし」というのだ。

・・・おいおい。

いやなものはいやなのだろう。
「仕方ない、挑戦しよう」と決意を固めた。

ドキドキしながらT-Mobileに入る。

「本日はどのような御用でしょうか」と係がいう。
「uncontractedのスマホをBestBuyで買ったのだけどうまくつながらないので、サポートをお願いしたい」と説明した。

「いま5名の方が待っていますので、30分くらいかかりますがよろしいでしょうか」とのことだ。

「買い物をして30分後に戻ります」と言い店を出る。

ぷらぷらとカハラモールを歩いて時間をつぶして、もう一度お店に行く。

「再度の来店ありがとうございます。係はこちらになります」と対応してくれる人を紹介された。


笑顔で説明する。

「滞在期間が短いのであれば1日3ドルのプランがいいです。200MBの通信と電話&テキストが使い放題です。」というのでそれにした。

「テザリングはできますか?」と訊くと、「このプランは対応していない」という。妻も使うので、テザリングがないと困る。

「それでは1ヶ月の利用期間のプランがあります。ひと月の利用期間、4G通信は1Gでその後は2Gか3Gの通信になるものです。」という。

価格は50ドル。(SIM代10ドルプラスされます)

ちょっと高いけどこれにすることにした。

手続きに時間がかかったが、なんとか開通し、テザリングのテストも実施して店を出た。

(つづく)
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