KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

雑誌にお金を払う価値はあるのかな?

2010年02月04日 21時29分21秒 | 読んだ本についての感想
おとといにDIMEを購入し、今日はトレンディを買いました。
日経 TRENDY ( トレンディ ) 2010年 03月号 [雑誌]

日経BP社

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双方とも購入したときに思ったのが、「薄い!」ということです。
以前は2倍くらいの量があったと思います。
記事が減ったのか広告が減ったのかわかりませんが、情報誌に求められるのは、まずは情報量で、次に情報の質です。

その情報の量が減ってしまうと、魅力が半減してしまうと思います。

インターネットの情報の質は雑誌と比較しても変わらなくなっています。
情報量も多いです。

雑誌の携帯性においてもiPadが発売されてしまえば、優位性はなくなります。
出版社は雑誌のデジタル化を模索しているようですが、デジタル化する意義はないような気がします。
雑誌の内容をWEB化するだけでは意味がないのです。
パソコンで見るのであれば、いままでの無料のインターネットサイトで良いからです。

紙の雑誌をデジタル化して課金をしようとしても、難しいのではないでしょうか。
家電やクルマなどの情報誌は特に難しいと思います。
ユーザー側で情報を入手しやすく、その情報を理解しやすいからです。

一方で、経済誌などであれば課金へのハードルは低いと思います。
この分野は、依然、作り手と受け手に知識の差があるからです。


携帯性という雑誌のメリットが、iPadという「雑誌の最大の敵」が誕生してしまいました。
ちょっと重いけど動作軽快――触れて分かった「iPad」のすごさ

この「iPad」を持ってしまえば、移動時間を有意義に情報収集をするという目的で雑誌を買う必要がなくなります。
iPhoneの欠点だった画面の小ささを克服したからです。
いままでは画面が小さくて雑誌に優位性がありましたが、この「iPad」でその優位性はなくなりました。

そして、今日、冒頭に書いたようにトレンディの情報量を知り、もう、この雑誌に550円を払う価値はないかもしれないと思ったのです。

また、雑誌を購入する層である30歳代から50歳代は、「iPad」のような機械が好きで購入する層でもあるからです。
電車などの移動中に読むものが雑誌から「iPad」に変わるのです。
iPhoneでは画面が小さくて老眼で読む気にならなかった人が、この「iPad」なら楽に読めます。

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エビスビールの500ミリリットル缶が300円くらいです。
エビスビール2本より安くて情報がたくさん掲載されているのは安いと思います。
それは、インターネットがない時代のことでした。

インターネットがある現在、「情報雑誌にお金を払う価値」はあるのでしょうか



コメント
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