KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

アマゾンインフレ

2007年07月14日 04時47分39秒 | サービスコンサルタント
本の値段が上がっています。
これは確実にインフレーションと言ってよいと思います。

その名前を、アマゾンインフレと命名しました。

なにかというと、アマゾンの配送料金が無料になる1,500円以上に値段を設定するため、以前の本の値段なら1,000円がいいところ、よくても1,200円程度といった内容の本が1,500円ぴったりくらいの値段設定をしているのです。

送料無料の値段にいかない場合に他の本を探すようにしていますが、1冊で1,500円を超えれば必要ありません。

しかし、値段相応の実力がない本がはびこれば、読者が気づいてくるはずです。

本を読むヘビーユーザーは、この程度のことでは気にせずに本を買っていくでしょう。本を読むことに価値を見出しているからです。

問題は「毎月の書籍代金が1,000円程度」というもっとも多い層(これが驚きなのですが・・)が、このアマゾンインフレに気づいてアマゾンで本を買わなくなる(書店で確認して購入)、もしくは購入する本の価値を感じなくなり、図書館に移動することでしょう。


大げさですが、このアマゾンインフレは今後の書籍販売業界に大きなインパクトを与えると思います。

出版社の方は、「この本が1,500円に値するかどうか」を、真剣に考えてください。

コメント
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