にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

マッコイ・タイナー「サハラ」

2020年03月13日 | ジャズ、音楽

コロナで何処にも遊びに行けないのはつまらなくなってきた。
何処にいたってリスクの程度はそんなに変わらないし、罹ったとしても
質の悪い風邪程度だし、もういいじゃん!という気持ちになりかけるが、
自分のせいで他人様に迷惑をかけるわけにもねえ・・

マッコイも亡くなってしまった。
ジャズマンの訃報に馴れっこですが、今回はちょっと・・・

高校1年の時、S先輩の自宅で自作スピーカー(オールパイオニア製の30cm3ウェイ、マルチ駆動の
本格システム)から大音量で本作を浴びせられた。
この衝撃のおかげで、おらのジャズとオーディオの世界の扉が開いたのです。
(初めからおらは”いぇ~い”のジャズではなかったのですね。)

冒頭、小豆洗いのような音のパーカッションにアフリカの笛、そこに象の雄叫びのようなラッパの音、そこから強靭なタッチで疾走するマッコイ。
フォークソングを中心に育ったガキの耳に強烈で、未知のものだったけど、
おらの”何だこれは?”の旅はここから始まったのですね。

コルトレーンを聴くにしても、マッコイ、エルビンがいないとダメだし・・
亡くなってわかる、おらにとって大切なピアニストだったことを・・

コメント
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