コロナで何処にも遊びに行けないのはつまらなくなってきた。
何処にいたってリスクの程度はそんなに変わらないし、罹ったとしても
質の悪い風邪程度だし、もういいじゃん!という気持ちになりかけるが、
自分のせいで他人様に迷惑をかけるわけにもねえ・・
マッコイも亡くなってしまった。
ジャズマンの訃報に馴れっこですが、今回はちょっと・・・
高校1年の時、S先輩の自宅で自作スピーカー(オールパイオニア製の30cm3ウェイ、マルチ駆動の
本格システム)から大音量で本作を浴びせられた。
この衝撃のおかげで、おらのジャズとオーディオの世界の扉が開いたのです。
(初めからおらは”いぇ~い”のジャズではなかったのですね。)
冒頭、小豆洗いのような音のパーカッションにアフリカの笛、そこに象の雄叫びのようなラッパの音、そこから強靭なタッチで疾走するマッコイ。
フォークソングを中心に育ったガキの耳に強烈で、未知のものだったけど、
おらの”何だこれは?”の旅はここから始まったのですね。
コルトレーンを聴くにしても、マッコイ、エルビンがいないとダメだし・・
亡くなってわかる、おらにとって大切なピアニストだったことを・・