おらのジャズ師匠リルコさんから紹介されたジャズ好きの店主がやってるおいしいカレー屋さん、五〇堂。
会社から車で3分の場所(南8西10)なのに、内地の人に教えてもらうとは・・・
ランチで訪れた店内にはパウエルのピアノが流れており、レトロな小型スピーカーは良く見ればALTEC。
スープカレー(納豆、オクラ)を食したが美味かった。スパイスも絶妙だが素材そのものがいい感じ。
「一夜限りのジャズ喫茶」というチラシを発見。
月に1回大音量でジャズを聞かせてくれるらしい。行く事に。
6/29はヨーロッパ特集。
澤野レーベルとかの洗練された(?)ピアノ系かなという予測は裏切られ、
ジョージ・ラッセル編曲のヤン・ガルバレク(フライングダッチマンレーベル、ECMとは全く違う・・)や
エバン・パーカー、デレク・ベイリー参加のCBSレーベル作品(タイトル忘れた・・二人ともお行儀のいい演奏)とか
ひねりの効いたレコードばかり。
店主ばかりでなく、客もかつての札幌の超有名ジャズ喫茶の店主とかただならぬ感じ。
ALTECのスピーカー(コロナ、25cm2ウェイ)はラッパがプリプリ鳴り、コーン型ツィーターだけど高音もきれきれ。
おらも604にせずに、この辺にしておけば良かったのかな・・・
色々聞いてきたつもりだけど、
”聞いたことがあるもの以外は聴いたことが無い”という当たり前のことに気付きました。
楽しみなお店が増えました。また行かねば!
ジャズ喫茶そのものは相変わらず絶滅危惧業ですが、
かつての愛好家(団塊世代?)が小さな芽を吹かしているような気がします。
団塊世代が老いるまでの十数年、
それが最後の仇花なるのでしょうか?
(悲観的?)