図書館で見つけた作品。
誰が選んでいるかは知らないが、富樫作品とは嬉しいですね。
富樫雅彦、けっこう好きなんです。
下肢を使えなくなったドラマーが、(勝手な想像だけど)困難と苦闘し、新たな表現技法を
習得した挙句、精神的にも何か幽玄な世界に到達し、作品は普通のジャズと一線を画していると思っております。
アルバート・マンゲルスドルフ(trombone),加古隆(p),J-F・ジェニー・クラーク(b)
当時(1979年)は”フリー”ジャズセッションとしてリリースされたけど、今だととても”まっとう”なセッションとして聞けます。
才気あふれ過ぎてジャズからもあふれてしまった加古(ジャズファンとしては勿体無い気がします。)も片鱗を見せてくれます。
富樫作品もけっこう”お宝”になってきましたね。