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再びの巨木巡礼 36 山王神社のヤマモモ

吉田町神戸の山王神社
鳥居の左手に最も太いヤマモモが見える



10月2日、台風一過の好天に、女房と第8回の「再びの巨木巡礼」に出掛けた。まずは吉田町神戸、東名の吉田インター入口の、県道を隔てた斜向いの平地にある「山王神社」。そこに幹回り5.0メートルのヤマモモの木があると、「静岡県の巨木」のデーターにあった。ヤマモモの木で、それ程の巨木は珍しいので、ぜひ見たいと思った。


境内で最も太いヤマモモ

なるほど、神社の杜にはクスノキなど、巨木にもう一息の木々がたくさん立ち並んでいた。中に、ヤマモモの木も何本かあった。しかし、杜を隅々まで探したが、幹回り5.0メートルのヤマモモは見つからなかった。中で、最も太いヤマモモは鳥居の左手、境内東の隅に一本あった。幹回りは何とか3メートルを越えているとは思うが、樹高は6メートルほどしかない。どこかに幹回り5メートルのヤマモモがないかと、もう一度、境内を探してみた。


この2本、ヤマモモに違いないけれども、2本束ねて測っても、5メートルには足らないようだ。



こういう木なら胸高で測れば5メートルにはなりそうだが、これがヤマモモの木なのかどうか、確認できなかった。モチノキのようにも見える。

結果、山王神社のヤマモモは、最初の写真で、幹回り3メートル、樹高6メートル。山王神社の由緒によれば、正徳元年(1711)、江戸の日枝神社より勧請というから、樹齢は300年と考えられる。
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